お披露目会
ついにこの日がやってきた。
そうお披露目会だ、今俺はとても緊張している。
「そんなに固くならなくてもいいぞ、もっと気楽に行け」
「あっ、お父さんでも皆さんの前で挨拶するんでしょ流石に緊張するよ」
「はっはっ、お前は大人びていたからそんなこと感じないかと思っていたが意外と感じるんだな」
「僕だって人だから緊張ぐらいしますよ」
「それもそうか。さて後1時間もないから早く準備するんだぞ」
「はい」
そこから1時間着替えたり、メイクしたりしていた。
そしてついにお披露目会が始まった。
「皆今日は私の息子のお披露目会にこれだけの人が集まってくれたことにまずは礼を言おう、さてでは主役の登場だ。ミロク入って来い」
そう言われて俺は扉から中に入った。
そこには100人以上の人がいてさらに緊張してしまいそうだったがお父さんのことを見るとこちらをみて微笑んでくれそれで緊張は吹き飛んだ。
やはり親は偉大だ。
「この子が私の次男のミロクだ。
ほら、挨拶を」
「ただいまご紹介にあずかりました、
アレックス・フォン・カザドールが次男ミロクです。この度は私のために集まっていただき大変ありがたく思います。これからは皆さんの助けになれるよう努力いたしますのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」
「………」
「あれ?」
「うむ、3歳らしからぬ挨拶だったが私からも、
ミロクの事をよろしく頼むではこれからは食事や話を楽しんでくれ」
たしかに3歳であの挨拶はないか。
失敗したなー。
「いい挨拶だったぞミロク」
「ありがとうございますお父様」
「これはこれはアレックス殿お久しぶりです」
「ん? おぉ!エドじゃないか!
ミロクこの人は俺の領の東に領を構えている
エドワードだ」
「エドワードさんはじめまして」
「あぁ、ミロク君は覚えていないか。私は君に会ったことがあるんだよ」
「そうなんですか、すみません覚えていなくて」
「いやいやそんな一歳の頃の事を覚えていろなどそんな酷な事は言わないよ。おっと後ろがつかえているねではそろそろ失礼するよ」
そう言ってエドワードさんは僕たちから離れていった。
今度はふくよかな体型の男の人が歩いてきた。
「お久しぶりですアレックス様」
「久しぶりだなレイモンド
ミロクこちらはオーズ商会の会長のレイモンドさんだ」
「レイモンド様はじめまして。ミロクと申します」
「初めましてミロク殿これからうちの商会をご贔屓に」
「わかりました。これからよろしくお願いします」
「ではそろそろ失礼する」
そう言ってレイモンドさんはどこかに行ってしまった。
その後も50人以上の人と挨拶を交わした。
流石に疲れた。
「お父様少し離れてもいいですか」
「うむ、すぐに戻るのだぞ」
「はい!」




