表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/112

父との交流

お披露目会まであと2日となった。

「はぁ、もうすぐお披露目会か。緊張するなー」


「はっ、はっ、はっ、」

「ん、?なんだ?」

声のする方へ向かうとそこでは父が剣の素振りをしていた。

俺はその剣筋に見惚れていた。


「はっ、ん? どうしたミロク?」

「えっ!嫌、なんでもないよ。ただ素振りを見てたんだ」

急に声をかけられ驚いてしまった。

「そうか、やってみるか?」

「えっ? いいの?」

「もちろん、自分の息子が剣をしてくれるのは親として誇りだぞ。」そう言って父は俺を手で呼んだ。

それに従い父のそばまで行った。


あぁ、父さんってこんなにデカかったのか。

そういえばあまり父さんと話してないな。


「よしっ、まずは自分でやってみなさい」

言われた通り自分なりにやってみた。さっきの父の真似をして見よう見まねで。

「違う、肩に力が入りすぎてるもっと力を抜いていい。そして腕は伸ばしきらない、伸ばしきるとその後の動きが遅れるからな」


などいろいろなアドバイスをもらい1時間以上素振りをしていた。


「はぁ、はぁ、はぁ」

「よしっ、今日はここまでにしよう。それにしても本当に初めてか?覚えが早くて驚いたぞ」

「初めてだよ、素振りって結構疲れるね」

「あぁ、素振りは基本であり鍛えるにはうってつけだからな、息子がここまで剣ができて俺は嬉しいぞ」

「またやりたいって言ったら付き合ってくれる?」

「はっはっはっ、当たり前だ。息子に剣を教えるのは俺の夢だったからな、これでも俺は王国最強とまで言われてたんだぞ」

笑われてしまった、そうかこの世界でも優しい父はいるんだな。

「王国最強!すごいねお父さん、あっ、ごめんなさいお父様」

「いいんだぞお父さんで。なんと呼ばれても俺はお前の父親だからな」

そう言って俺に向けて笑ってくれた。

この日から俺は家族を、お父さん、お母さん、お姉ちゃん、お兄ちゃんと呼ぶようになった。

そらからみんなとの距離が近づいた気がしてとても嬉しかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ