第2回会議開幕
「これから七ヶ国国際会議第2回会議を行います。内容は今朝宿泊先へ送った通りです。まず最初に魔国とエルドール王国、セリナ教国、ゲルン帝国の魔王討伐同盟、そして友好条約についての話し合いです。まずこの同盟に賛成のものは手をあげてください」
スッとガディウスとビクフスが手を挙げた。
「エルドール王国とゲルン帝国は賛成のようですね、セリナ教国は反対という事でよろしいでしょうか?」
「私も昨日1日考えた結果同盟には賛成しよう。だがあの異端者の事が解決してからだ、奴は今どこにいる?」
「ふむ、イシュカさんミロクさんは何処に?」
「彼は今誰か客が来ると言って席を外している。もうじき戻ってくるはずだ」
「そうですか。では彼が戻ってきてから教国については話しましょうか。それでは先に例の竜の大群について話しましょう。何か知っている人は居ますか?」
そこでは誰も手をあげなかった。
「誰も知りませんか。教皇にお聞きしたいのですがその竜から人への被害は確認されていますか?」
「竜からの被害については私の耳には入ってきていない」
「そうですか」
キャー!うわぁー!
「何やら外が騒がしいですね、何かあったんでしょうか?皆様は安全なようにしていてください」
「失礼します!」
「ちょうど良かった、何があったんです?」
「それが一匹の巨大な竜がこちらに向かっていて、もう目視できる範囲にまで来ています」
「何ですって、冒険者の方は?」
「それがミロク様が大丈夫だからと討伐に行こうとする方々を止めていて」
「やはりあいつは異端者だ!人間の敵だ!」
「ふむ、おや?声が収まってきましたね。見てきてください」
「はい」
「皆様方少しお待ちを」
トントントン
「足音?」
ガチャ
「遅れてしまってすみません」
「いえ、大丈夫ですよ、それでそちらの方は?」
「彼は「私が自分で挨拶しよう」分かりました」
「私の名前はマルコム。竜人の長にして竜神の父だ」
『……は?』




