プロローグ
処女作です。
ぜひ読んでくれると嬉しいです。
1000年前ある世界で一柱の神が死んだ。
「俺はやってない!俺は魔王を生み出してはいない!信じてくれ、俺は魔王を倒すための助言をしに降りてきたんだ!」
そう俺は創造神と聖神に言われて魔王を倒すための助言をしに下界へ降りてきた。善と悪のバランスが魔王が現れた事によって崩れかけていたからだ。
全ての世界は善と悪のバランスが崩れると崩壊してしまう。そのため創造神は俺という邪神を生み出した。
創造神は邪神が増えると困るといた事で一人でバランスを取れるほどの力を与えた、そしてその力は創造神をも超えていた。
しかし邪神は汚れた心を持っておらず人のために、神のために動く清い心を持っていた。だから俺以外の神、つまり善神達にも認められた。俺はみんなに認められた事が嬉しかった。だから今回の件も喜んで受けたその結果がこれだ。
「邪神の言う事など信じられるか!貴様のことは今ここで殺してやる!」
「やめてくれ!話を聞いてくれ!頼む、俺の言っていることは本当なんだ!」
「そんなこと有るわけがない!創造神様が貴様の様な邪神に味方するわけがないだろ。これ以上嘘を吐くようなら今ここで死ね。」
「本当だ。頼む信じてくれ。」
「ふん!まだ言うかならば死ね」
神父のような服を着た男が俺に向かって剣を振り下ろした。
「ゔぁぁぁー」
俺は人間に信じてもらえなかった事が悲しかった。
そんなことを感じながら俺は意識を失った