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友人と俺と幽霊と
ホモ
誰かが来たようなので、私は消えますねとしょうゆは言い、消えた。
「あ、ちなみに携帯のカメラモードでみると、実体化してない時でも見えますよ!では!」
俺は説明を聞きつつ、玄関を開けた。
「よう!」
軽い口調で挨拶してきたのは、俺の唯一の友人で幽霊フェチである、加藤雅人だ。
「加藤……何しにきた?」
今この空間にこいつを入れたらだめだ。
なんたって幽霊フェチだから……。
「いや暇だからなぁ。にしてもお前のアパート訳有りって感じすぐわかったぜ。写メでも撮るか……ッ!?」
写メを撮ろうとした携帯の画面に幽霊が映っていて、驚きと、嬉しさを隠せない加藤。
「おい!今幽霊いたぞ!?」
笑いながら加藤は俺に問いかけてくる。
……あんの馬鹿しょうゆ。
見つかるようなヘマしやがって。
いや、わざと見つかったのか?
「そうか?別にいないけどな見間違えじゃないか?