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違和感  作者: 京介
13/14

2012年5月11日(金)

 ビデオカメラの映像をチェックすると、男が映っていた。

 男はやっぱり部屋に侵入していたのだ。

 今、リアルタイムで映像を確認しながらこれを書いている。

 映像の中で男は部屋の中をうろつきまわっている。

 こいつがうろついた部屋で生活していたと思うと、不快でならない。

 男はひとしきりうろついた後、ゆっくりとした動作でクローゼットに入って行った。

 まったくもって腹立たしい。

 吐き気がする。

 警察にこいつを突き出した後は、さっさと引越ししてしまおう。

 映像にはしばらく動きはなかった。

 部屋の扉が開いた。

 自分が部屋に入ってきた。

 自分が帰ってきてしまった!

 これは4時間ほど前の自分だ。

 なんということだ。

 男がクローゼットの中から出て来る前に、あろうことか自分が帰ってきてしまった。

 パソコンの前からクローゼットまで、1メートルも離れていない。

 まだ男はクローゼットの中にいる、間違いない。

 そう分かってしまうと中から音がしてくる気がする。

 怖い。

 きっと包丁を盗んだものあの男に違いない。

 男に感づかれないように、これから警察に行くことにする。

 このビデオがあれば証拠としては十分だろう。

 あくまで自然に、自分が男の存在に気付いていることを知られてはならない。

 クローゼットの扉が少し開いてい


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