天外魔境。

張主が、エリスの身体を、適当に触ると、柔らかい張主の手が、筋骨隆々な、エリスの身体に、少しも動じなかった。そう云う関係で、昔から、仲が良いのだった。

　張主が、「今日は、神法剣を取りに行くのだったわよね。貴方観たいな美青年なのかしら、大嘘だけれど」

　エリスは、どうでも良いよ、何時も何時もそんな大嘘ばかり吐いて。

　エリスが、大神殿に辿り着くと、神法剣が、飛んで行って、皆が、観る内、消えたので、エリスが、追い掛けるのを張主が、付いて行った。

　精霊悪とは、巷を騒がす、様は、他人殺しで、人外だが、それが、現れると、エリス、は、はあぁ、はあぁと、両手で、両膝を包んだ。

　何時もの精霊悪とは、違うので、これは、四大精霊悪の一人で、アニマと云うのだが、エリスは、そんな事は、識らず。張主は、「この精霊悪、は、何だか、何時もと違うけれど、そうだ、神法剣で、倒せるんじゃ、わ、私が」

「駄目だ張主、僕が戦う」と、云うと、火球が飛んで来たのを、神法剣ナースハで、弾き返すと、アニマは、それを避けた。

　二十分後程度に、張主が、人質に取られたので、と云う所で、幼馴染の美身が、来たのをアニマが、火球を放つ準備に入るので、ナースハの意思なのか、エリスの、霊気なのか、エリスは、自死したが、何故か、

死なず。

蘇った、エリスは、ナースハの衝撃波で、アニマだけを倒すのだった。

　旅に出る事に為った、三人は。お弁当を食べ乍ら、やら、大好きなエリスの言葉を待つ美身やら、列車旅やら、だったのだが。

　四大精霊悪の一人、ナーガが、道を塞いで居るらしく、美身が、隠し持っていた神法槍ナーラワニで、

何故か、その山中の道を塞いだ、岩石から出て来た、姿を現した、ナーガを倒したので、エリス、も、良く分から無い様だった。

　三体目の四大精霊悪を倒すのに、美身が、私は、未来から来た張主で、張主の生まれ変わりで、未来地球では、斗兎と云う普通の女の子なんです、と云うので。

　美身が、エリス達が手に入れ居れて居た、神宝玉の力を開放して、三体目の四大精霊悪を張主が倒した。

　最後の四大精霊悪、と、話を付けると、三人は、未来地球に、飛ばして貰って、未来地球を救ったので

有った。