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ワケあり回復術士  作者: 涼鈴
序章:奉仕
7/13

第七話 ヒーラーです。だけど戦闘も頑張ります

 アイラさんにこれ以上心配をかけたくはなかったが、嘘をつくのもそれはそれで不義理だと思ったので、アリスター君の家族のことは伏せて、魔法を使い過ぎて倒れる寸前の状態に陥ってしまったことを話す。嘘も方便とは言うが、ここまで心配をかけて嘘をつくのは何となく嫌だった。



「あまり無茶はなさらないでくださいね? 私にとってフェイさんはもう大事な人なのですから」



 ま、眩しい。笑顔が眩しすぎる。


 俺からすれば単純にひょひょいと回復魔法をかけてあげただけ……まあ魔獣を追い払った時はちょっと怖かったけど、そんな簡単なことぐらいしかしていない。


 しかし、彼女の側から見れば、俺のことを命の恩人と言えなくもない感じの存在として見てくれているかもしれない。少なくともある程度力をもった人物とは認識してもらっているだろう。


 単純な好意100%ではなく、打算マシマシな可能性のほうが高いかもしれないが、この世界で孤立無援の俺からすれば申し訳なるぐらい嬉しい。



「結果として気苦労を強いる形になってしまいましたね。申し訳ありません…………罪滅ぼし、というと大げさな表現かもしれませんが、何か私に出来ることがあればなんでもおっしゃってくださいね」


「な、何でもですか!?」


「え、ええ……私が出来ることであれば、ですけど」



 先程の天使の様な笑顔はどこへやら、何かに興奮したかのような俗物的な表情を浮かべている。これはこれで可愛いので美少女パワーが凄い。



「今日は何かご予定はありますか!?」


「ありませんが……」


「それでは今からランチを食べに行きましょう!」


「私は大丈夫ですけど、アイラさんのほうは何か用事があったりとか……」



 アイラさんは商家の一人娘であり、お父さんであるケルビムさんを支えるために毎日色々やっているらしく、多忙な人だったはず。



「今日はフェイさんを探すために全ての予定を取り消しましたので、もう何も予定はありません! つまり、今日は暇で暇で仕方がないのです。暇すぎてどうになってしまうかもしれません。責任、取ってくださいね?」



 そう言った彼女は強かさと愛らしさを感じられる笑顔で微笑んでいた。


 *



 アイラさんとのデートを終えてから数週間。


 彼女を含め,グラルカン家の方たちと友好を深めつつ,低ランク冒険者よろしく、街中の雑務等をこなし、頑張ってランク上げを頑張っていた。


 可能なら飛び級で一気に稼げるようになりたいが、現実はそんなに甘くないので地道にやっていくしかない。アリスター君の例のように、ゴブリンを易々と討伐できるようになって次の色のランクに上がることが出来るらしいので、実力的には申し分はないはずだけど、色々とやっていきながらこの世界に慣れていくのも悪くないだろう。


 そんな感じで依頼を頑張りつつ、たまにアイラさんと顔を合わせて食事をしたり。豪奢すぎる宿にもそろそろ慣れてきたり。アリスター君のお母さんの容態を確認したり、穏やかな日々を過ごしていた。


 ある日、今日も今日とて依頼を受けようか、と冒険者組合へ赴くと俄かに騒がしかった。


 話を聞いてみると、西の森――俺が目覚めた場所だ――で未知のモンスターが現われたらしい。


 街道に魔物が出て来る、という先に発生した問題の原因を探るために調査隊を派遣した結果、狼型の魔物が発見された。そいつは記録にないモンスターであり、おまけにハチャメチャに強い。割と腕に覚えのある人物も多数派遣されていたが、そのほとんどが帰ってくることはなかった。


 そのモンスターに統率されているのか、追われているのか。どちらかの理由で街道に下位のモンスターが出て来るようになってしまった。アイラさん達の馬車が襲われたのも、これが原因なのかもしれない。


 勿論こんな状態で西の街道が使えるはずもなく、現在は封鎖され、討伐隊が組まれることになっている。冒険者にも募集がかけられているが、当然の様に高ランクの者しか受けることは出来ない。つまりは俺には無関係な話ってわけだ。


 いくら強いとはいえ、既に存在が知られ、対策が取れる状況であれば、そう遠くない内に討伐されることだろう。


 俺の出る幕はないだろうし、気ままにランク上げに勤しむことにしよう。



 *



 モンスターが発見されてから、一月が経った。


 各地から精鋭が呼び込まれ、討伐に向けて様々な手法が取られていた。統に関しては最低限の援助しかなかったらしいが。


 しかし、状況としては芳しくない、どころかだいぶ悪い。未知のモンスターは非常に強力であり、痛手を負わせることすら出来ていない上に、有効打を見つけることも出来ていない。加えて下位の魔物は日を追うごとに活性化し、そちらも気を抜ける状況ではないようだ。


 そろそろ見て見ぬふりをして、安全圏でのうのうと暮らすことは出来なくなってきているかもしれない。


 自惚れているわけではなく、客観的な事実として、俺の戦闘能力はこの世界の平均は優に越えていると思われる。アイラさんを助けた時のことや、ゴブリンの楽勝具合を鑑みれば、大きく外れた評価ではない。多分。


 そして未知のモンスター、と呼ばれているが、俺のやっていたゲームの中にいたモンスターである可能性はゼロではない。


 故に俺が討伐隊に参加すれば、少なからず良い状況に進められるのは間違いないだろう。仮に俺ですら知らないモンスターであったとしても、ごり押せる可能性もある。


 勿論、出来ることなら自ら危険に飛び込む様な真似はしたくない。そこのスタンスは最初から変わらず、ある程度の安全マージンは取っておきたい人間だ。


 けれど幸か不幸か、この世界に来てからの生活は、そんな独り善がりな生き方を許せる様なものではなくなっている。冒険者組合の人とか、街の人たち。特にグラルカン家の人たちには申し訳ないぐらいお世話になっている。


 そんな人たちの日常が脅かされる可能性が僅かでもあるのなら。例えそれが険しい道だったとしても、飛び込む以外の選択肢は俺にはなかった。



 *



 悲しいかな、勇んで冒険者組合や現地に飛び込んだところで、低ランクを理由に追い返されるのは火を見るよりも明らかだ。やろうと思えば無理矢理突っ込むことは不可能ではないだろうが、要らぬ騒ぎを起こすのは本意ではない。


 だからと言って諦めるつもりもない。あるものは何でも使え。そんなことを誰かが行っていた気がする。


 ということで俺が使える数少ない人脈でグラルカン家にやってきた。あるものの引き出しが少なすぎる。


 色々な対応に追われ、暇な時間なんてほとんどないであろうに、こうして面会する時間を作ってくれたケルビムさんには頭が上がらない。



「お待たせして申し訳ありません。それで、此度の要件は何でしょうか?」


「いえ、とんでもありません。不躾ではありますが、お時間もあまりない様子ですので率直に申し上げます。どうか、私を()の討伐隊に加えていただきたいのです」


「それは…………」


「ただの癒し手には無謀と思われるかもしれませんが、私には戦闘の心得も幾許かございます。きっと現在の状況を打破出来る端緒にはなれるでしょう」


「貴女様の強さはルガルドから聞き及び、存じております。ですが、あの魔物は強さの次元が違います。あの森は今や魔境とも呼ぶべき死地。そんなところに、娘と部下の命の恩人たる貴女を送り出すことなんて出来るはずもありません」



 確かに自分も彼と同じ立場であれば、いくら万策が尽きていようと送り出すことはしないだろう。ましてや、尋常ならざる事態であり、勝算なんか見えて来ない様な戦いだ。


 だが、これ以上の犠牲を生まない為にも、俺は引くことは出来ない。



「ケルビム様の心配も理解出来ます。ですが、私としてもグラルカン家の人達やこの街の人々が危険に晒されているこの状況を看過することは容認出来ません」


「しかし――」


「ですので、条件を設定しませんか?」


「条件ですか?」


「然程ややこしい話ではありません。例えば……ルガルド様と同行し、想定以上の被害を受けたり、一定時間内に決着が着かない場合は撤退を約束する……と言ったものです」



 自分で言っておいて、中々の詭弁だ。ゲーム的な観点で言えば、前戦った様なモブの様なモンスターであるならばまだしも、今回の首魁であるボスクラスのモンスターは一度対峙すれば勝つか負けるか、でしか決着は着かないだろう。逃げるなんて選択肢は選ぶ事さえ出来ない。


 仮にゲームの時と変わって逃げられる様なものであってしても、恐らく誰かを犠牲にしなければ確実に逃げられない。そんな気がする。


 そして犠牲が生まれる時点で俺は逃走するという択を採りたくはない。


 ケルビムさんはだいぶ険しい表情を浮かべた後、大きな溜息をついた。



「……正直に言いますと、現状をどう言い繕っても事態の悪化を防いでいるだけ、としか言い様がありません。ですので貴女の助力は大変喜ばしい話ではあります。しかし、今回の件はあまりにも異常だ。本来動くはずの統は静観を決め込み、魔物の動きも類を見ないもの。ですので、貴女が討伐隊に加える条件を二つ設けさせていただきたい」


「内容にもよりますが、異存ありません」


「一つ目は先日助けていただいたルガルドを供として連れて行くこと。先日は不甲斐ない姿を見せてしまったかもしれませんが、護衛として適任なのは間違いありません。

 二つ目はそのルガルドが撤退すべし、と判断した場合はその指示に従うこと。討伐隊は森の浅層でフォルフ等の魔物を食い止めることが精一杯であり、件の目標の情報がほとんどありません。ですので、無理せず、僅かでも情報が得られればそれで十分です」



 一つ目はともかく、二つ目に関しては先の懸念通り、守れるかどうかは分からない。勿論ルガルドさんを死なせるつもりはないので、俺は逃げずに足掻けるだけ足掻くつもりだ。



「問題ありません。その条件を飲みましょう」


「……何度も言う様ですが、無理をせず、情報を勝ち取る程度の気概でお願いします」


 若干の後ろめたさを覚えつつ、討伐隊への参加を認めてもらうことになった。



 *



 次の日、西区の最も端にある大門。私がこの街に入ってきた場所で待ち合わせになっている。しかし来たはいいものの、この前来た時とは様相が異なっていた。


 以前は商人の馬車や乗り合いの馬車など活気が溢れる情景だったが、現在は冒険者と思われる人や街の医者らしき人達が忙しなく動き回っていた。


 ここは今や大都市の入口ではなく、魔物討伐の最前線、その拠点となっていた。


 あまりウロウロするのも申し訳ないと思いつつ、目当ての人物を探していると、間もなくあちらの方から出向いてくれていた。



「お待ちしておりましたフェイ殿」


「お久しぶりです。ルガルドさん」



 条件にもあったお目付け役のルガルドさんだ。


 この一月と数週間、アイラさんと会うことは何度かあったが、ルガルドさんとはっきりと顔を合わせたことはほとんどなかった。


 なので割とこの人の人となりは理解出来ていなかったりする。



「今回は私の我儘に付き合わせる形となってしまい、申し訳ありません。少しでも事態が好転へと向かえる様に微力を尽くさせていただきます」


「気にする必要はありません。自分も同じ思いですし、逆に自分が貴女に迷惑をかけてしまうかもしれません」



 彼はだいぶ謙遜しているが、仮に奇襲等を食らって至近距離に魔物がいる状況になってしまった場合、自分なんて慌てふためき役立たずの魔法使いに成り下がるので、恐らく俺が迷惑をかけることの方が多いだろう。



「ご謙遜を。まずは今回の予定について話させていただいても大丈夫でしょうか?」


「勿論構いません。あちらのテントに移りましょうか」



 関係者以外立ち入り禁止みたいな雰囲気がプンプンと漂うテントに案内され、今回の作戦とも呼べない作戦について話していく。


 今回貰った情報によれば、初日に出会った狼型の魔獣――フォルフと呼ばれているらしい――が群れ単位で動いており、首魁のいる森の深層にはほとんど辿り着けていないらしい。


 私からすればそこまで強くない……と言いたいところだが、範囲攻撃の魔法に関してはまだ低威力のものしか扱えない為、油断することは出来ない。


 前みたいに逃げるんじゃないの? と考えられるかもしれないが、自分の悪い方の予測が当たっていると、そう簡単にはいかないかもしれない。


 何もかもが手探りの状態で、何もかもがあやふやではあるが、最悪の状況を想定するのは間違っていないはずだ。


 とはいえ格下であることには変わりないと思うので、ルガルドさんに注意を引いてもらいつつ、俺の魔法で殲滅する、というシンプルな方法で進んでいく。


 撤退時期の見極めは素人の俺がしたところで何の助けにもならないので、これは条件の通りルガルドさんに一任する。


 何か魔法撃つことしか出来ない能無しっぷりが浮き彫りになってて悲しくなってきた。まあ強力な魔法が撃てるだけでも力にはなれるはずだ。そう思いたい。



 *



 門を出ると少し開けた場所があり、少し歩くと森がある訳だが、そんな森の浅いところも既に魔物の巣窟となっており、自分が思っているよりも切迫した状況が窺える。


 舐めてかかっていた訳ではないが、耳で聞くよりも実際に目で見るのとでは雲泥の差だ。


 あちこちに対魔獣用の罠が張り巡らされており、魔獣も馬鹿ではないのか、警戒して都市から付かず離れずの距離を保っている。


 現状はその中でも痺れを切らして突っ込んできた魔物を叩くという作業が行われており、何とか被害を抑えているようだった。


 そんなところに俺が行くのは少し、というかだいぶ怖いが、今更引けるわけもなし。


 基本的に進め方は私に任せてもらえるらしく、引き際の判断だけやってもらうことになった。真面な戦闘経験なんかないのに大丈夫なのか心配でしかない。しかし、ルガルドさん的にも俺が何が出来て何が出来ないのかが分からないので、まずは思う存分暴れてこいみたいなお言葉を貰った。


 まあまず思いつくのは、敵が複数体いるわけだし、範囲攻撃を撃つべきなのだろうが、万全を期すのなら少し準備をしなくちゃならない。



「《契約召喚:大天使》」



 私の身長の二倍ぐらいはあるであろうは白色の能面の羽が生えた――見る人によってはモンスターと見紛う――大天使が召喚されると、俺に祝福を施して消え去った。


 この魔法の効果は主に二つ。一時的に、俺自身を含む味方全体の受けるダメージを減少させると共に、「攻撃した時に回復する」という効果をもたらす。あともう一つ効果もあるが、今は関係ない。



「《契約召喚:権天使》」



 そしてもう一個。俺の後方に、先程と同じぐらいの大きさで全身鎧の騎士(足無し)に羽が生えた天使が召喚される。効果としては味方の一人だけ、受けるダメージを一定時間減少させ、体力の一割程度のバリアを張ってくれるというシンプルに強い効果だ。


 ゲームの時は大天使と同じくバフを与えてくれたら消えるのだが、この世界だと何故か残ってくれている。効果が変わってなければ問題はないのだが、絶妙な圧迫感がある。


 準備は整ったのでいざ行かん!


 一つ言い忘れていたが、聖女が持っている即発動可能な範囲攻撃魔法は「自身を中心とした円形範囲」を攻撃するものだ。つまりは安全な場所から敵を纏めて殲滅することが出来ない。


 なので俺はヒーラーらしからぬ動作で助走をつけ、跳躍し、敵の群れの真ん中に一飛び。


 何やら冒険者の人たちからのどよめきが聞こえてくるが、気にしたら負けだ。今は魔法を発動させることだけを考えよう。


 着地と同時に杖を掲げ、魔法を発動させる。



「《エレメンタルサークル》」



 俺の周囲に小さな光球が浮び、間もなく爆発する。


 効果は抜群であり、俺の周りにいた魔獣はグロテスクな見た目になってしまっていた。とは言え敵を倒せて一先ず安心! ……とはいかなかった。


 思ったより敵の数が多かったのか、まだ生き残りもいるようで戦闘は終わっていないようだった。


 そして案の定モンスターの状態は最悪寄りのものだった。


 というのも、この前倒した群れは、私のことを視認するなり逃げおおせていたが、今目の前にいる魔獣は逃げるどころか敵意マシマシだ。


 ゲームの時も、ダンジョンやフィールド上クエストのモンスターはいくらレベル差があろうと突っ込ん来る仕様だったので、今回の異常事態もそれに類する状況ということなのだろう。


 すぐさま追加の魔法を発動しようとしたら、いつの間にか右からフォルフが迫ってきていた。



「やば――――」



 身体能力が劇的にアップしているとは言え、その体を使っている俺の反射神経はクソ雑魚のままなので反応しようがない。この世界で初めて受ける暴力に体が竦んでいると、いつまで経っても何の衝撃も受けることがない。


 よくよく見てみると、俺の後ろに待機していた権天使が大きな腕で庇ってくれていた。おっちょこいちょいな俺のカバーをしてくれるなんてなんて頼もしいんだろうか。圧迫感があるとか言ってごめん。今じゃ安心感しかないです。


 これ以上無駄にお世話にならないように《エレメンタルサークル》で残りを一掃する。


 間一髪な点もあったが、滑り出しとしてはいい感じなんじゃないだろうか。


 権天使さえいれば百人力で楽勝な気もするが、残念ながらそうもいかない。権天使と俺との間に繋がったパス的なもので体力的なものがごっそり削れていることが分かるので、何回も攻撃を受けちゃうと強制退去させられてしまう。


 とは言え魔力を分け与えれば回復出来るみたいなので一時的には凌げそうだ。あまり魔力を与えすぎると結局体力を魔力で肩代わりしているだけになってしまうのである程度慎重になった方がいいだろうが。


 ルガルドさんは後から来て「お見事です」とさも当然の様に言ってくるので過大評価されてるんじゃないかとちょっとばかし怖い。


 一応謙遜の言葉を伝えると、それすらも評価されている様な表情だったのでもっと怖くなってしまった。


 聖女っぽく振る舞う為に、表面上は涼しい表情を浮かべてはいるが、内心は汗ダクダクである。


 もう成り行きに身を任せる様に、ルガルドさんを伴って森の奥へと進んでいく。

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