表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

全ての始まり、全ての終わり

初投稿です。ここ数年なんとなく考えていたものを形にしたくて、こちらに投稿することにしました。

書きたいものを書いています。自分が面白いと思っているものを皆さんが面白いと思えるように頑張ります。

これからダラダラと長く続く予定の物語が1話(全ての始まり、全ての終わり)に繋がります。多分。

「あ、ああ、あああ……。」


体から力が抜けていく。ぐらぐらと揺らぐ視界の中でただしっかりと両の目が捉えているのは、足元で背中から血を流して倒れ込む親友。そうさせているのは深く突き刺さった剣。


助からないことは誰の目に見ても明白だった。

私が刺した。


混濁する思考。頭を支えることさえままならなくなって項垂れる。ふらつく体をなんとか立たせ、たまらず両手で顔を覆った。


とめどなく溢れて止まる気配のない感情。

頬を伝い、己の罪を嫌でも自覚させられる生温い液体は指の隙間から。掌を伝って。顔を濡らしていた。


ここは戦場。分厚い雲が大粒の雨をまるでバケツをひっくり返したような勢いで降らせている。私の周りでは今も多くの人が、仲間達が、死んでいく。絶えず、血を流している。


「リュカ様ァ!!」


そう叫んで親友に駆け寄る彼の部下。それを斬った私の相棒は、夜闇に溶け込むような色の髪を靡かせ、真紅の双眸を私に向けた。


「絶対に守ってやるからな」


その声は力強く、ただ静かで、私を憐れんでいるかのようだった。


「私、私……」


お前の願いは、なんだ。


頭に声が響く。

私の、願いは。


「戻して。5年前に……全てのきっかけになった、あの日に」


これは私が親友を殺してからの物語だ。

私生活が色々と大変な時期に入ります。

投稿頻度が落ちてしまったらすみません。


でも書くのは楽しいし好きなのでできる限り週一くらいは更新していきたいです。最初の何話かは毎日投稿する予定です。


拙い文章ですみません。とても短いですが最後まで読んでくださった方がいらっしゃるなら、感謝してもしきれません。ありがとうございます。

上手く文章が書けるように頑張ります。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ