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3 2年A組

今日から、2年A組の生徒だ。学校は広い道路を曲がった所に校門がある。きれいに手入れされた木が植えられえた、小山を中心にして円を画くように歩道がある。その奥に、複雑に細工された、両開きの扉がついた門が構えていた。横には、塚原高校と重々しい字が書かれてる。

 私は、落ち着いて、びくびくしないように、教えられている二階の教室に入った。早めに家を出たから、まだ、人は少ない。

 だれかが、後ろの席で手招きしている。おそるおそる目を向けた。戸惑っている私に、

「こっちだ。何してるんだ。チビ」 罵声が飛んできた。みんなが振り向いて私を見た。チビと言われても、そんなに小さくはないのにと思いながら、机の間のカバンを避け、彼の手が置かれている机にたどり着いた。

 その時、解った。彼だ。「君なの…」顔が真っ赤になったと思う。

「ふん、昨日、来るかと待っていたんだ。寝坊したのかーー、お越しにいけたら、どんな寝ぞうしているか見られたのに残念だな」 顔はますます赤くなる。ほっぺが熱い。

 すごい男の子だ。少し優しくしてくれればいいのにと想いながら、「おはようがざいます」

小さな声しか出ない。

「まあいいさ、教科書を出して、ここから始まる」 彼はページを、教えてくれた。そのぺージには、〔江坂進一〕と 書いてある。いきなりこうかよ。進一は、私に尻餅つかされたお返しをするつもりなんだ。

「わかった」 小声で答えると、自分の名前を書いた。〔塚原祥子〕と 横目でそっと見た。彼は、クスッと笑うと私の姿をじろじろ見たが、何も言わない。彼はひとりでにやけて、何かを楽しんでいた。

 進一の指導で、その後の授業は、あれ出せ、これ出せと、親切なのか、いじめなのか解らないままに進み、午前の最後のベルがなり始めた。と同時に手を引っ張られて、教室から飛び出した。

「しょう、ちゃんと歩けよ」

「そんなに引っ張らなくともいいだろ」

「鈍は、置いて行ってもいいんだぜ」 何が何やら解らないうちに、行列に並ばされた。私は、膝に手を置き、前かがみで息を整えた。

「ほら、どのパンにする。みんなが順番を待っているんだ。これ三つ」 サンドイッチとジュースを買うと、また来たローかを引っ張られた。

「もう、いい加減にしろよ。なんだよいったい」 私は腹を立てた。

「これがいつもの昼食のパターンだ覚えておけ、遅いと抜きだ」 教室にもどると、イスに掛けるなり言われた。 まだ、おかしいーー。

 私の机は無残だ。片ずけなしに飛び出したからだ。彼はなれたもののようだ。きれいに何も出ていない。

 進一は、サンドイッチの一切れにかぶりつき手に持つジュースを飲みながら、残りの一切れを私に押し付けて、「食え」。私が迷っていると、自分の口をあけ、手を近ずけて、食べるまねをする。拒否すれば、自分で食べさせに来そうだ。怖いから、仕方なく受け取り食べた。

 そして、おもむろにカバンから、お弁当を出した。進一の顔は見ものだ。

「お前なー、持ってきたなら、そう言えよ」 変な男、自分勝手に人を扱いながら…。

「よくいうよ、訳もわからずに、引っ張り出したくせに」その後からずーと、私は、御弁当を半分、パンを一切れ食べる習慣がついた。

 断りは許されない。必ずパンを食べさせられた。まわりの子達が不思議そうに見ている。ある子がそっと教えてくれた。今までは、人の御弁当を食べたことはない。

 彼は、荷物になるからお弁当は持ってこないそうだ。なんて怠け者だ。私のお弁当は平気で半分食べる。ママさんの手作りなのに、私が持ってきたから、私のお弁当だと、へんな言い方をして、進一はきれいに食べてしまう。ママさんには「おいしいです」と 二人分を込めて伝えた。

 後ろめたい気持ちはある。せめてもの慰めは、クラスが離れている勝彦からの非難の目で見られないでいられる。いつかは、ママさんに話そうと思う。


 私の学生生活は、順調に過ぎている。そう思うことにしている。兎に角、うるさい兄貴が一人付きまとい、あれこれ指図する。反対しようものなら、お目玉か、睨まれる。

 私が文句を言えば、教室のだれかが笑い、我慢せよと言う。これが順調と言えるか疑問だ。けれど、だれも進一に注意してくれない。

 ところが、順調でない人が出てきた。進一が、パンを買いに出ている間に、とんでもない約束をさせられた。今日の帰り、裏門で待っているから、一人でくるように言われた。それからは、なにかが少し変わってきた。私は呼び出されることはしていない。友達もわずかしかいない。誰の邪魔もしていない。

 御弁当を食べるときも、午後の授業を受けるときも、時々彼女を見ては、何の話があるのか落ち着かない。彼女もちらっと私を見る。

「どうしたんだ」と 進一に小声で聞かれたときも、「なんでもない」と 答えてみたが、態度に出るのかなと焦る。進一に聞けば、何かわかるかな?一緒に行くと言われたら困る。

話さないことにした。 のろのろとしか思えない時間も、すべて終わった。急いで机のものをカバンに詰めた。「先に行くよ」と 声を掛けて歩き出した。

「待てよ、、何でそんなに急ぐんだ」 肩を抑えられた。顔を見て、少し悲しくなった。話て一緒に行けたらいいのにと思いつつ、一人で行かなければいけないんだと諦めた。

「すぐに済むからまってろよ」進一は、窓の点検に行く。

 自然に何をやるか、どうするか、誰がやるかと、すぐに判断して、身体を動かす。自慢するでもなく、全体を見回して、みんながうまく切り抜けられるように、気を使う。そんな進一の顔が、私を見ている。

「ごめん、今日は急ぐんだ。また明日な」信じられないと言う顔の進一を残して、小走りにローカへ出た。

 階段を駆け下り、あまり人のいない所を通り裏口に出て、駐車場になっている横を、裏門へと急いだ。色とりどりの車や自転車が置かれている。

「ここよ。赤い車の所」 彼女の声に呼び止められた。彼女のほかに、二人が一緒だ。

「私は優子、和子に友子」と 紹介してくれた。

「あなたの名前は知ってる」と 言いながら、「ビックリしたーー。驚かすつもりはないの。少し話がしたいだけ」 私は、彼女たちを見つめていた。

 彼女は美しい。背は、私と同じくらい。とてもスマートだ。白い顔に、長い髪を二つに結び、耳の横に垂らしている。

 優子さんが、何を話したいのか解らないから、黙っているより仕方ない。

「立っていないで座らない」 和子が言う。二人は、優子さんより日に焼けている。部活は外だろう。二人は隅の花壇のブロックに腰を下ろした。私は、彼女たちと向きあいのブロックに腰を下ろした。

「あのねーー」彼女は言いにくそうに、話し始めた。

「あなたが、進一と仲良くしているのは、誰でも知ってるの」なんとなく辛そうな顔に見えた。それは違う。君には仲良しに見えても、私はいつもお手上げなんだ。他の二人は頷いた。

また、彼女は話し始めた。

「でもね、見てると辛いの。とても仲良しだったの」またも二人は頷いた。私は認めるよ。彼女と進一なら釣り合いが取れている。確かにいい友達だ。かっこよくも見える。

「進一は、特別な人なのーー。頭がずばぬけていいの。容姿も見たとおり長身で、均整が取れているし、運動は抜群で、どんなスポーツも一番でこなすーー。文句がない人なの」 私は聞いていた。そのとうりだと思う。

 私をいじめるのを別にしたらのことだけどー。進一は男らしく、きりっとして背は高い、鼻は申し分なくかっこいい。その下の口は、白い歯をのぞくかせると、最高の笑顔になる。何か話しかけるかと、口元から目が離せない笑い方は、口の横を少し上げる。ほんとに魅力的な男の子だ。

 だけど、何で私に思い起こさせるように話すのか解らない。進一の側にいないほうがいいみたいに聞こえるのは、なぜなのか…。

「僕が、彼の側に居るのが、優子さんの気にさわるわけなんだ…?」私は、解らないまま聞いてみた。彼女は、「それもあるけど、違うの」 言いにくそうに、自分の手を見つめていた。白くて、ほっそりした、長い手をしている。

「僕にはわからないけど、どうしてほしいのかな」と聞いてみた。誰も無言だ。

「僕は、進一の側で授業を受け、昼は、御弁当を半分個にして食べる。一緒に遊びまわり、みんなと帰る。それが、学校に居るときの日課だよ。これのどこが不愉快なんだ。僕には理解できないよ」 私が進一を独り占めしているわけではない。大勢で遊び、話をしている。四人とも、黙ったままだ。

 私は、膝を抱えて前の車を睨んでいたが、頭を振っていたらしい。彼女は私を見て、友達を見た。また、私を見て決心したようだ。

「あなたは悪くないのーー、でも、あなた自身が悪いの。ごめん。面倒な言い方ね」彼女はため息をついて、私を見つめた。私自身が悪いといわれても、何もしていない。私のほうがいじめられている。やっと、本題に入るみたい。

「あなたはかわいいの。男の子にしてわね。それに優しすぎるのよ。美形でもあるの。それが困るのよ」彼女が一休みした間に、私は考えた。

 背は156、山の中を駆け回り、川で魚と泳いだ私だから、太ってはいない。そうか、みんなが見ているのは、私ではない。私の偽者なんだ。それでこまっているのか。私にも、どうしていいかわからない。

「あのね、友達でいるのはかまわないの。だけど進一に、男の子だけを好きにさせたくないの、わかるでしょう」 男の友達はいるだろうに、何で僕をいけないと思うのか戸惑った。

「それはぼくではなく、進一の問題だろう」と言いながら睨みつけた。

「今までは、あなたのような男の子を好きになった事はないの。進一は理想的な男性なのよ」

「ああ、そうかよ。理想的なんだ。君のような女の子を好きになればな」 なんだかむかついてきた。

「進一は、僕を好きではないよ。怖がらせていじめるのが好きなだけさ。いつも引っ張りまわして、困らせて喜んでるよ。それが理想的な子のやることかよーー安心していいよ。進一からは、離れるように気をつけるから」 彼女は安堵したようだ。もう一度、自分のほうを向かせたいのだろうな。

「ねえ、そろそろ帰らない」 一人の子が言い出したので、あらためて辺りを見て、かなり遅くなっていることに気がついた。四人は裏口から、そっと抜け出した。


 次の日曜日は、最悪だった。朝の食事を早く済ませて、カバンを持ち家を飛び出した。パパさんもママさんもびっくりしている。勝彦は、「一緒に行くからまってろ」と二階に駆け上がって行った。僕は無言で、ただ急いだ。町の東に見えるホテルを目差して歩いた。

 生徒たちにも、知り合いの人にも、誰にも会いたくない。私は、上着を脱いで、裏返しにすると、カバンを包んだ。シャツにズボンでは学生とわかるかもしれないが、朝の早い時間帯だから、あまり見つかることはない。町の中の車も少ない。会社に行くのか何人かが歩いているだけ。私は、早足で歩いて息が切れたが、ホテルに着いた。宿泊の人もゆっくりしているのか辺りは静かだ。ドアを押したら開いた。

 古い建物のようだが、落ち着きのあるホールの中を、フロント目差して歩いた。男の人が一人いた。不思議そうな顔で、こちらを見つめている。変な荷物を持ち、学生のような男の子が近寄るのを見ていた。

「ベランダのある、小さな部屋をお願い」 呼吸が乱れていたから声が不自然だったのだろう。男の人は、警戒し始めた。

「できるだけ、上の階にしてね」 私は言いながら、服に包んだカバンを出して、中から財布を取り出し、カードを抜き出して、男の人に渡した。男の人は、手を出しかねていた。

「お願いだよ。急いで」 私は頼みこんだ。自分で自分のしていることが不思議に思えてきた。でも、困ったときには、今のような行動をするように教えられていた。

男の人はカードを見て、私を見た。一瞬の間、考えてから、機械にカードをかけた。男の人は画面を見て、私を見た。理解しかねているようだ。また画面を見てうなずいた。それから、

「あの柱の陰でお待ち下さい」と 言い残して、後ろのドアを開けて、誰かを呼んでいた。しばらくすると、呼ばれえた人と交代して、私の前に来た。

「どうぞ、ご案内します」言いながら、エレベーターに向って歩いていく。私も後をついて歩き、乗り込んだ。一階、二階上に上がる。男の人は、「私は中田善男、今日から、あなたについて一切のご用を受けます」 私はまごついた。

「僕は、塚本祥子ー知り合いは全員〔しょう〕と 呼んでいます」 理由はわからないが、伝えておいたほうが言いように思えた。

「解りました。中田と呼んでください」私は頷いた。気がついたときは、部屋にいた。もっと、自分のことを話しておく必要があると思いついた。

「あのー、ここに行くように教えられているだけー、一週間いたいです」「解っています。私が取り計らいます」この人は、何もかも知っているのかもしれない。危険な人ではないのかも…。

「食事は部屋でしますか」「はい、三度ともね」私はつずけた。「服がないから一週間分と本を何冊かお願いします」 中田さんは、何もかも心得ているみたい。にっこりすると、「用事はいつでもどうぞ」と 言い残して部屋を出て行った。

 私は、部屋を見回した。壁は、きわめて薄い緑色、ベットは木枠で、布団は少し濃い目の緑色、カーテンも浴室にある小物も、すべて淡い変化にとんだ緑色、森を思い出す。置物、飾り物、どれをとっても、荒さはなく、優しさが思われる。

 ベランダに出てみた。「あった。あった」二階の窓から見た森に違いない。木が沢山ある。

「父さん、母さん、すごくうれしい。ありがとう」 これで生きていかれる。私はどうしても、山や木が無くてはだめなんのだ。本当にうれしい。

 このベランダは、私がいる部屋だけのものらしい。上の階も、横の部屋も無い。どこからも見られずに、イスで眠ることもできる。手すりには切り抜かれた模様の金属枠がはめ込まれている。イスに座り、森を見て、山の友達を思い出していた。

 どれほどの時間が過ぎたか解らないが、わずかな鈴の音に気がついた。固まった足をさすりのばすと、立ち上がり部屋にもどった。中田さんが、いくつもの買い物袋と食事を携えて立っていた。

「居眠りしていたのか音がわからなかった」といいながら、急いで近ずいていった。中田さんは、にこにこしながら、「あちらで食事して下さい」と南側のテーブルに食事を運んでくれた。私は、洗面所に走り、手を荒い、イスに戻り食事を始めた。

「すごく、おいしい」言いながら、口にいっぱい入れて食べた。

「いつも、お世話になるのは気が引けるけど」というと、「気にしないで、なんでもどうぞ」といいながら、本を出して、小さなテーブルに積んでいた。私が食べ終わると、かたずけに取り掛かり、「ほかに用事はありませんか」と 聞いてくれた。

 私は、一つ残酷な仕打ちを解決しなくてはならないのに悩んでいた。何度も中田さんの顔を見ていたから、帰られぬらしい。私は、思い切って話してみた。

「あのね、今朝、何も言わないで家を出てきたから、家の人達が心配していると思うの」中田さんは、わたしの事全部理解しているみたい。

「どなたに連絡したいのですか」 中田さんは、ちゃんと心得ていた。

「塚原高校の勝彦君に、一週間留守にするとだけ伝えて下さい」 中田さんは、頭を下げると出て行かれた。


一週間が過ぎた。今は家にいる。夕食を済ませ、居間で寛いでいる。パパさんも、ままさんもいる。勝彦は、私よりはなれたイスに掛けている。テレビは、世界遺産の教会を写している。誰も見ていない。だれかが話し出すのを待っている。私も待ったが、誰も助けてくれなそうにない。生活を変えたのは私だ。説明しなければいけないのも私だ。

「僕は、たずねてくるのを待っていなければいけないのを、すっかり忘れていた。時間が過ぎていたので飛び出したけど、今はすごく反省しています。ごめんなさい。これからも毎月、今度のようなことをしなければいけないんです。」これで説明になるのだろうか。どう話せば解るのか、解るように話すことは、私にはできない。後ろめたく思うけど、避けられないことだから、伝えてみた。

 黙って聞いていたパパさんが、私の顔をジーと見てから言った。

「君一人で対処できるのかね」 どう答えていいのかわからない。やはり疑問なんだ。

「僕にわかっているのは、一人で一週間を過ごすことだけです。辛くはないです。でも、三人に会えないのは辛いです。ほかのことは何でもありません。ほとんど部屋にいます。不自由はありませんでした」私は、少しだけ説明を省いて伝えた。

 山の友達のことも、両親のことも言わない。この家族は、私を心配してくれているから…。

「お金を沢山持っているとは思えないがね」

「はい、そのとうりです」 私は同意しました。

「僕にもわからないのですが、父からカードを貰っています」 カードを出して、パパさんに渡した。

「そのカードを見たホテルの人は、何も言わずに、僕の世話をしてくれました」三人とも私を見ていた。

「君は、一人で山から来たのだね」パパさんは、考えながらいうと、「部屋に行きなさい」 今日はこれで終わりだというように、締めくくった。

私は、「おやすみなさい」と 挨拶を残して階段を上っていった。もちろん、勝彦も付いてきた。ドアに手を掛けていた私に、「進一に説明しろよ」怒ったような顔で、部屋に入っていく。私は、閉められたドアをしばらく見つめていた。勝彦の顔も気になる。進一と仲たがいをしたのか…。

 ベットに入っても眠れない。ホテルのこと、中田さんのことを考えた。私一人を朝から夜寝るまで、面倒を見てくれる。私が重荷とならないように、気を使い、自由に部屋にいられることに心を砕いてくれた。カード一枚で、申し分なく一週間を過ごせたこと、いくら考えてもわからないことばかりだ。途中から考えをやめた。そういえば、「進一君に説明しろよ」とは、何の事。彼には関係ない。休む事は、勝彦から伝えられているだろう。ほかに言うことはない。眠くなった。いつの間にか寝た。隣の壁が二、三回音がしたような……?。進一の顔も見たような……?。夢なの? また寝た。

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