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さすがに武器を持ってお店に突っ込めば退学にしてくれるよね!ねえ!!  作者: こまこま
第10章、オーストラリア編(ゲームイベント編)
135/221

第135話、メリル「日本のアニメに登場するマフィアはカッコいいデス!」

1週間もお待たせしてしまい申し訳ありません!

書きあがりましたので投稿します!

今回はかなり短めです!

よろしくお願いします!

「詩織〜〜どこデスか〜〜」


金色の長髪を揺らす一人の『マフィア』、のコスプレをしたメリルは、詩織とはぐれて彷徨さまよっていた。


周囲から好意色の視線で見られながらも、迷った足つきで散策する。


ペアを組むのなら、何を置いても詩織と組みたい。

メリルはその気持ちを一心にしていた。


「詩織〜〜詩織〜〜」


彼女が姿を消したのは、広樹達を見失った直後だった。

白髪の幼女に引っ張られ、人混みに消えた広樹達。

それを詩織は間髪入れずに追いかけ、メリルだけが出遅れた。


「ソーリーソーリーアイムソーリー」


やる気のない声音で誘いを断りながら、参加者で溢れる会場を淡々と歩き回る。だが詩織は見つからず、そして誘いを断り続けるのも精神的に苦しかった。


そろそろ限界だと、メリルはポケットから端末を取り出す。


「もうしょうがないデスよね」


独り言を呟きながら、しぶしぶと詩織の番号を開き、画面上に映し出す。


「もし邪魔な時に電話してしまったら嫌われそうデスが……」


小さな懸念を感じながら、メリルは呼び出しボタンに指をかける……その時、


「あの〜」


「ソーリー…んっ?日本語?」


突然の日本語に、メリルは断り文句を中断した。


「ええ日本語です。ヒッソリと日本語が聞こえてきたので、誘いやすいかなと思って……」


背後から聞こえる男性の敬語に、番号の画面を開いた状態でメリルはゆっくり振り返る。


「良ければ、一緒に組みませんか?」


「…………Wowワオ


メリル、本日二度目のWow。

一度目は詩織が黒い怪物モンスターとして現れた時。

そして二度目は……



「あ、俺の名前は荻野広樹と言います。気安く広樹と呼んでくれれば──」

読んでくれてありがとうございます!


メリルには悪いですが、詩織よりも先に広樹と再会させてみました!

詩織フラグと鈴子フラグがメリルを襲うかもしれない展開に!楽しみにしてもらえると嬉しいです!

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