第110話、校長(まずい!このままでは彼がいなくなってしまう!!)
大変長くお待たせしてしまい申し訳ありません!
書きあがったので投稿します!
今回は少し短めです!
どうか、これからもよろしくお願いします!
「ちょっ─!?」
「校長に今の俺の気持ちが分かりますか!!」
校長の両肩をガシッと掴み、鼻同士が触れそうな距離で話し合う。
「はっきり言いますけど!今とんでもないことになってるんですよ!」
恥ずかしい性事情の大々的な誤報。
一生一度の有るか無いかの出来事に、精神は崩壊寸前だった。
「俺と鈴子がイチャイチャアンアンした噂が流れてるんです!もう手遅れ大炎上で引きこもりたいですよ!」
炎上だ。
大炎上だ。
一度燃え上がった情報は、燃え尽きるまで鎮火しない。
説明したとしても、火に油を注いだ結果しか浮かばなかった。
今この時、自分は取り返しのつかない状況に立っているのだ。
「もう此処に俺の居場所はありません!退学届けを直ぐに書きますから、すぐに受理して下さい」
「……すまんが、受理には二年と十ヶ月ぐらい必要なのだよ」
「おいっ!」
校長の『卒業式まで残れ』発言にツッコミを入れた。
「戦闘学にも事情があるんだ!もう君を戦闘学から逃す訳には行かないんだよ!」
「どうしてですか!?」
「君が色々と活躍したからだよ!」
校長は語った。
それは数週間前の合同任務の事だ。
「合同任務で君は大々的に名が売れた。君が作った結果は世界を揺るがしたんだよ。だから、いきなり姿を消すなんて許されないんだ」
「ッ!?益々アウトじゃないですか!俺の失敗談が世界的に揺れたんですか!」
「……君の過小評価癖は治らないのかね?」
ごめんなさい!大変お待たせしました!
諸事情がうまく良い方向に進んだので、更新が再開できました!
3ヶ月ほどは更新を止めると自分で覚悟していましたが、再開できて本当に良かったです!
そして久しぶりに書き始めたのですが、かなり鈍くなっていて、今話は文字量が少なくなってしまいました。すいません!
元の文字量になるまでに少し時間がかかると思いますが、どうかよろしくお願いします。
なるべく連続更新できるように頑張ります!