私の母になるはずが!?
コスプレイヤーと呼ばれるがこの姿の私は、本物なのだよ。某アニメの総帥を真似たではなくむしろ私が○○○なのだよ。
過去の私は母となる彼女の寝顔を見ることから始まる。
おはよう、キミに抱かれて眠りについた昨日を思い出すと失った母を思い出す、と彼女に伝えると彼女は微笑み私を強く抱き締める。
母がほしかった。この思いを抱えてから私は某アニメの総帥に深く感情移入した。彼と私は似ているのだ。キミは私に似ている、近い存在だからこそ共感できるものがありどうしてもキミになりたかった。
だからこそ私は、復讐を誓った。彼女の願いを聞きもせずに牙を研いだ。澄みきった心は濁り黒い炎が暴れだす。
『戦場で流した涙を、彼女との再会で取り戻そう』
『私の瞳には孤独という化物を飼っていた。この化物は母となる存在を求めていたのだ。母は私を可愛がってくれた、自身の命を捧げるほどに。だからこそ、私の全てを受け入れてくれる母なる存在を求めていたのだ』
『『自由を選ぶということは、誰かの死を選ぶということ。だからとて、自分に嘘は吐くな。自由を選んだということは、必ず、生き延びたいという理由があったからだ。だからこそ、後ろを振り向かずに、生きたいと、胸に刻み、まっすぐに歩いていきなさい』なんて滑稽な話があった。それで誰かが死んだと言う話ではないのかね?』
『歴史を語る人ほど歴史を繰り返す。確かに、囚われているのかもしれないな。だが、この仮面の奥の瞳は彼女が写っているのだ、美しくも儚く、輝きを隠さずにいるのだ』
『欲望やエゴ、物質主義に支配された世界に抗えなかった大人たちに、振り回されたに過ぎんよ、私は』
『その時点で扱い方に気づかなかった道化の人生に、なんの価値を見いだせばいいのか分からないな。それでも走り抜いたあの日々は、まさしく道化にふさわしい歩みだったのだよ?』
『貢献? したともさ? したところでこの価値に過ぎんよ。結局どう足掻こうが道化そのものなんだよ、私と言う存在はな?』