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4 「一緒にダージャ領に行ってくれないかな」

サブタイトルは、39話 リリィの王子様。の中で第二王子が言った台詞より。

箱の話。


 三日間ほど考えた。でも、結論は出ないまま……このまま先延ばしにしていても何も解決しないだろうと、アレンは意を決してリリィを訪ねた。

 彼女は、立っていられると首が疲れるから中に入って椅子に座れと言った。固辞したら「じゃあ帰って」と笑顔で言われたので、素直に入室して勧められた椅子に座った。


「……別に謝ってくれなくていいわよ。もう終わったことだし。それで最近今にも倒れそうな顔してたのね。……お腹が空いてもう限界なのかと思ってたわ」

 

 なんだ、心配して損したというように、リリィはため息をついた。確かにお腹は空いていたが、それで思い詰めていた訳ではない。


「……でも、なんかごめんなさい。私のせいでエミリーさんにフられたのよね。ちょっと仕返ししてやろうかなって思ったのは確かなんだけど、まさかこんなに早く……うん。ごめんなさい。これでお互いさまってことで、アレンお兄さまも、もう気にしないで。お願いします」


 リリィは落ち着きなく視線を泳がせながら、アレンに説明してくれた。エミリーをこの伯爵家に滞在させるように提案したのは彼女らしい。それで普段の自分の姿を見たエミリーがどういう反応をするのか見てやろうと思ったのだそうだ。ついでに面白そうだから太らせてみたとも言っていた。


 彼女のせいでアレンとエミリーは別れた訳ではないのだが、どうもリリィはそう思い込んでしまっている。……そして優しい彼女は、それを気に病んでいるのだ。

 エミリーもリリィのせいではないと何度も説明したようだ。しかし……リリィは全く見当違いの罪悪感にとらわれていた。


「いたずらにしては、悪趣味だったわ。反省してますごめんなさい」


「……違うんですけどね」


 アレンは、落ち込んでいるリリィを見て、無力感に苛まれた。


 我が儘で自分勝手だと思っていたリリィは……素直で優しくて怖がりな少女だった。


 リリィはアレンが痩せられるように、ここ一週間、常に監視の目を光らせていた。一緒にいれば彼女のことが色々見えてくる。

 考え事をしながら歩く癖がある。だから時々躓く。昼夜逆転生活が長かったせいで、午後になると眠たくなってしまうのだそうだ。よく欠伸をしている。それを見られたことが恥ずかしくて、ぶっきらぼうな言葉遣いになる。そして後から言い過ぎたと落ち込む。

 強がっているけれど、実はとても繊細で心が弱い……


 考え事をしたり欠伸をしたりしながらふらふらと歩く姿は危なっかしい。会話をしていれば彼女は自分の考えに没頭するようなこともないから、兄たちの代わりにアレンが近くにいて見守るようになった。

 無邪気な笑顔を向けられる度に、胸が鋭く痛むようになったのはいつからだろう。


 きちんと向き合おうとしなかった。

 顔も見分ける気がなかった。

 幼い彼女の恋心を踏み躙った。


 ――素敵な失恋をありがとうございました。


 もうずっと、その言葉が頭から離れない。





「大丈夫ですか? お嬢さま。馬車に酔いましたか?」


 馬車はリルド侯爵の街屋敷タウンハウスに向かっている。ルークは同行できないので。アレンとダニエルとメイジーが同じ馬車に乗っていた。


 メイジーが心配そうに隣に座るリリィに声をかける。リリィの顔色はかなり悪い。


「違うの。外に出るのは本当に久しぶりだから、緊張しているだけ。メイジー手を握っていてくれる?」


「手、つめたいっ。本当に本当に大丈夫ですかお嬢さま。戻りましょうか?」


 リリィの手を握った途端に焦った顔をしたメイジーを安心させるためか、リリィは無理矢理笑顔を浮かべた。


「大丈夫。これくらいのことでいちいち怯えていたら、いつまで経っても王宮になんて行けない。がんばる」


 自分に言い聞かせるように、がんばるともう一度繰り返す。


「……お嬢さま」


 メイジーが目を閉じてちいさくため息をついた。向かい側に座るアレンは、震えるリリィを見ているのが辛くて、窓の外に目をやることしかできない。……早く目的地に着けばいい。彼女の心が恐怖に埋め尽くされてしまう前に。


「リリィさま、はい、どうぞ」


 ダニエルがカバンから絵本を取り出した。表紙には……可愛らしい花の模様のような文字と、ちいさなアヒルの絵。


「キリアルトさんから預かってきました。リリィさまが大丈夫じゃなかったら渡すようにと。……その本どんなお話なんですか?」


 ちいさな子供に語り掛けるような、ゆっくりとした口調だ。ダニエルは騎士にしては線が細く、顔立ちも中性的だ。声も少し高い。そして、年の離れた妹がいる。伯爵家に出入りすることを考慮して選ばれたのだと今はわかる。

 空いた手で本を受け取ったリリィが、嬉しそうに小さく笑う。


「アヒルがね、クマになる話」


「ああ……例の。この本だったのですね。本当はどんなお話なんですか?」


 メイジーもリリィの気を紛らわせようとやさしく語り掛ける。


「それがね、わからないのよ。ロバートからお土産にもらった外国の絵本なんだけど、ルークも知らない言語らしいの。だから本当にアヒルがクマになる話かもしれないわ」


「そうなんですか。へえ……キリアルトさんにもできないことってあるんですね。なんか安心しました。ちゃんと人間だったんだ……あの人」


 ダニエルがほっとした顔をする。その言い方が面白かったのだろう。リリィはふふっと声に出して笑う。頬に少しずつ血の気が戻ってきていた。


「ロバートさまは読めるんですかね?」


 メイジーが本の表紙を見つめながら、疑わしそうな声でそう口にした。リリィも表紙に目を落とし、ん? というように首を傾げる。


「……読めるならその場で読んでくれた筈よね」


「……どうでしょうねぇ。もうひとつ目的ができましたね。楽しみですね」


「あまり期待しないでおく。……ルークはやっぱりすごいなぁ」


「そうですね。お嬢さまがたの事を、よくわかっていらっしゃいますね」


 ふふふっと幸せそうに可愛らしく笑って、メイジーから手を離し、リリィは絵本をぎゅっと抱きしめる。そこにはルークに対する絶対的な信頼があった。

 メイジーとダニエルが目を合わせて頷いた。もう大丈夫だと言うように。アレンも窓の外に目を向けたままほっと息をつく。


「心配かけてごめんなさい。……アレンお兄さまも」


 はっとして、リリィと向き合う。


「眉間にすっごい皺。綺麗な顔が台無し」


 そう言って彼女は自分の眉の間を、指でとんとんと叩いてみせた。


「……無理はしないでください。ゆっくり外に慣れて行けばいいんですから」


 ちゃんと笑えただろうか。あまり自信がない。「……これは確かにキツイな」ダニエルがアレンにだけ聞こえる声でポツリと言った。





「どうしてこうなった……?」


 リリィが差し出した蝶の模様の小箱を受け取って、何やら確認していたロバートは、途方に暮れた目をしていた。


「お嬢さま。めちゃくちゃ回したろ」


「……うん」


 リリィは素直に頷いた。だよなぁと、ロバートは頭を掻いている。


「ああ『運命の小箱』だね。ロバートにもらったのか」


 ロバートの隣のソファーに座っていたリルド侯爵が、小箱を見ながら目を細める。


「『運命の小箱』っていうのね、これ。おじいさまは開けたことがあるの?」


「あるよ。中身に関しては秘密だ。王女さまに怒られてしまう」


 老侯爵は幸せそうに微笑む。どうやらリル王女との思い出のようだ。


「王女さまがロバートからもらったのは、剣の模様の箱だったよ。開け方は……もう忘れてしまったな。とても喜んでいらっしゃった」


 その言葉を耳にして、ロバートの口許にも珍しく素直な笑みが浮かぶ。


「ねえロバート、それの中身知ってる?」


「知らん。知りようがない。これ、この状態で売られてるんだよ。あっちではそれなりに人気の土産物でさ。結構値が張るけどよく売れてる。中身は宝石だってのは確かなんだが、すごく高価な石の場合もあるし、そうでもない石の場合もあるな。重要なのは色なんだと。目の色とか髪の色とか好きな色とか……こじつければ何とでもなるから、占いと同じで胡散臭いといってしまえばそれまでだ。どの小箱を客に売るかは十二種類の模様の中から魔女が選ぶんだ。俺はこっちをリリィさま、あっちをリリアさまに渡せって言われただけ。……しっかし、あのばーさんやっぱり占いの腕は確かだな。ちゃんとリリアさまの箱には水色の宝石入ってたんだろ? 俺がわかってるだけでも四連勝だな」


 つまり、宝石が入っていることは確かなのか。そして四連勝ということは……ロバートはきっとリリィとリリアを含めて五人以上にこの箱を渡しているのだ。


「どうして、ロバートとルークは開け方知ってるの?」


「購入時に魔女が教えてくれる。ルークが開け方を知ってたのは、子供の頃に魔女の店に行ったことがあるからだ。その時ルークのために魔女が選んだのは花の箱だった。……だから、今回リリアさまにって花の箱渡された時には、さすがにちょっとぞくっとしたな」


「……なんで最初から開け方教えてくれなかったのよ」


 リリィが怒った顔をしているが、小箱の蓋を回しているロバートは気にも留めない。


「すぐに開けられたら面白くないだろう? それに、この箱、……本当に開かないんだよ。開けるのにふさわしい時が来た時に開く。開く時は何にも考えずに適当に回してるだけで開くんだよ不思議なもんでさ。だから、今こうなってるのは、リリィさまの未来がこんがらがっているからと言うこともできる。…………無理。時が来たら開く」


 ロバートは降参というようにため息をついて、リリィに小箱を返した。


「別にこんがらがってなんかないわよ?」


 蝶の小箱を受け取りながら、何を言っているんだという顔でリリィは首を傾げる。


「そっかぁ……自覚なしかぁ。あっちも相当だったが、こっちも相当だな」


 ロバートはやれやれというように首を横に振った。


「ねえねえ、ルークの箱の中身はなんだったの?」


「……知らん」


 そっけなくロバートは言った途端にリリィはがっかりした顔になる。ふふっとリルド侯爵が小さく笑った。


「あ! おじいさま知ってるのね」


 リリィがぱっと顔を輝かせると、


「さてさて、どうだろうね?」


 リルド侯爵はどうやら教える気はないようだ。ロバートも顔を横に向けてこっそり笑っているから、きっと本当は知っている。


「じゃあ、本人に聞いてみる。……で、ロバート、この本なんだけど……」


 そう言ってリリィは今度は脇に置いておいた絵本を差し出す。ロバートは半笑いになった。


「……あ、それも無理。読めん」


「もうっ。私すごくがんばってここまで来たのに!」


 リリィが子供のように頬を膨らませた。


「よくがんばったねリリィ。ここまで会いにきてくれてとても嬉しいよ」


 老侯爵は、にこにこして孫娘を見つめている……





「……座りなさい。随分困ったことになっているようだね」


 リリィはせっかく来たから街屋敷を探検すると言って、メイジーとダニエルを引き連れて部屋を出て行った。アレンは二人掛けのソファーに腰を下ろす。先程までリリィが座っていた位置にきちんと揃えて置かれているのは、絵本と蝶の模様の小箱。


「そんなにわかりやすいですか」


 小箱に目が惹きつけられる。運命を決めると言った不思議なお土産。あの中には何色の宝石が入っている? それが今とても気になるのは何故なのか。


「……結構酷い顔をしているぞ。色男が台無しだな。罪悪感で吐きそうってところか」


 侯爵の隣に座っているロバートが、ソファーの肘置きに頬杖を突きながらそう言った。


「……最近全然世界が違って見えるんです。リリィさまに最初に会った時、閣下は、あの子は素直すぎるからとおっしゃった。ルークにも何度も言われていました。『あなたは本当の姿をみようとすらしていない』と。今はその意味がわかります」


 老侯爵は目を伏せて、小さく息をついた。


「リリィは……幼い頃からとても怖がりでね。特に……背が高く高圧的な雰囲気の男性に怯えるんだ……私は大丈夫だったんだが、あちらは全くダメでね。孫に怯えられて……随分落ち込んでいらっしゃった」


 やはりそうなのか、とアレンは思った。ナトンが随分気を使っていたからだ。彼はリリィを見かけるとすぐにしゃがみ込んで、背の高さを誤魔化していた。

 エミリーの護衛をしていた彼は、外見上は朗らかで人当たりも良い。声もそこまで低くなく、言葉遣いもとても丁寧だ。それでも、リリィの前にできるだけ姿を現さないようにしている様子だった。


 ――そして、イザベラとトマスは、第二王子の護衛を決して屋敷の中に入れなかった。確かにあの人は自分の身は自分で守れるのだが……本来ならば考えられないことだ。


「リリアは表に出すから対処のしようもあったんだが、リリィは強がって隠してしまう。だから、リルド領で預かるか、できれば君と一緒にダージャ領に行ってもらいたいと思っていたんだがね……まさか王宮から望まれるとは思っていなかったよ。あちらにも何か考えがあるのだろうけどねぇ……」


「そもそも、殿下がどういうつもりなのかがいまいちわからないんだよな。あの人自身は王位を継ぐつもりが全くないのは知ってる。でも、殿下に心酔してる奴らは勝手に祭り上げようとするからなぁ……。リリィさまの心は重圧に耐えられないかもしれん」


 馬車の中であんなに怯えていた少女が王宮に行こうとしている。幼い自分を追い詰めた、陰口と暴力と……蔑みの目。あれが彼女に向けられるかもしれない。

 心臓がドクドクと嫌な音を立て始める。彼女は王宮の本当の恐ろしさを知らない。あそこには彼女が会うべきではない人物が大勢いる。


「私は、リリィさまを王宮には行かせたくはありません。数年後ならともかく、来年ではまだ無理です。彼女には負担が大きすぎます」


 思っていた以上に強い口調になった。ロバートが目を瞠り、リルド侯爵も驚いた顔をした。


「ならば、君が婚約者としてあの子をダージャ領に連れて行くことになるよ?」


「……ルークのように、彼女のそばにいて守ることなら私にもできます」


「……へぇ、そういう道を選ぶのか。成程ねぇ」


 ロバートが面白そうにそう言って、目を眇めて意味ありげに笑った。


「私が、彼女をダージャ領に連れて行って時間を稼ぎます。リリィさまを手に入れたいのなら、殿下が王宮を出ればいい」


 アレンは決意を込めた目でリルド侯爵に告げる。侯爵は目を閉じてソファーの背もたれに体を預けた。


「……俺はいいと思うぜ? 人々は美しい物語の続きを待ってるんだ。百合の名前を引き継いだ娘には、護衛騎士が必要だろう? ……理由が必要ならばそうしときゃいい。だが、中途半端は許さない」


 ロバートは頬杖をついたまま、何気なくアレンに視線を流した。それだけだったのに、アレンは息ができなくなる。相手は海の上で何度も死線をくぐり抜けた男だ。心臓を鷲掴みにされたようだった。解放された時には冷や汗が噴き出した。


「アレンがそうしたいのなら、わたしは止めないよ。ダージャ領はリリィが人馴れするには良い場所だろう。あそこの人々は穏やかな気質だ。……ただ、殿下は才略に長けた大人だからね。今のままでは勝負にならない。だから……ロバート?」


 リルド侯爵がロバートに目を向ける。一瞬固まってから、目を伏せ気まずそうに笑うと、ロバートは姿勢を正した。


「はいはい。やっぱり見抜かれてましたね。……底を押し上げて、一番大きな青い蝶を押す。そうすると蓋が緩むから、右に回して蓋を止めてる爪を外す。底が上がっていない状態で蓋を回しても空回りするだけなんだよ。……本当はルークも知ってる。あいつが俺に会いに来させたのは、この小箱に鍵をかけさせるためだ。今の段階でうっかり開いて、万が一エメラルドでも出てきてしまったら困るだろう?」


 アレンは小さく息をついた。彼らが本気でついた嘘を見抜くことは難しい。何故ならそれは、ふたりの伯爵令嬢を守るためのものだからだ。


「時が来るまで開かないというのは、本当ですか?」


「……土産物だから本当は手順さえ守れば開くんだよ。でも開かないこともある。中身を知りたくないという気持ちがあると、無意識に開けさせまいとする意志が働くんだろうな。ものすごく細かい位置合わせが必要となるから、例えば指先が震えているだけでも上手くいかない。多分アレンさまが今開けようとしても開けられないぜ。あのばーさん本当にやり手だよな……」


 ロバートは小箱を見ながら苦笑する。黒い箱の中をひらりひらりと舞う美しい蝶たち。


 ――素直なリリィはもう、蓋を回す以外に開ける方法があるなんて気付かない。ロバートの言う通り、アレンも中身を見るのが怖くて開けられない。ルークとロバートは小箱に巧妙に鍵をかけたのだ。


「来年、ガルトダット伯爵家の次女リリアが社交界にデビューする。殿下はそこで判断されるだろうね。……長女リリィとしてデビューした()()()()のリリアは完璧すぎた。ちょっと困ったことになったねぇ」


 ロバートとリルド侯爵が顔を見合わせる。


 リリィが本来の立場である、ガルトダット伯爵家長女として、妹のデビューを見守ることができるのか。

 それとも、リリアいう名のデビュタントとなるのか。

 そこですべては決まるのかもしれない。 





  リリィはまだアレンの婚約者だ。「嫌がらせのつもりだったの」と彼女は反省した顔で言っていた。以前のアレンなら、その言葉をそのままの意味で取っただろう。……嫌がらせの筈がない。彼女はアレンが王宮に戻らなくていいように、彼女ができる最善を尽くしてくれた。

 せっかく与えられた立場だ。彼女のために有効に活用すればいい。

 ロバートの言うように、ちいさな王女さまには彼女を常に守る護衛騎士がいたのだから。


 アレンは自分が弱いと知っている。ずっと守られて、現実から逃げて来た。

 ……でも、自分は騎士なのだから。

 王子様が彼女を迎えに来るその日まで……ちいさなお姫様を守らなければならない。

次は、第二王子の話の続きの予定です。

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