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18 「がんばって会いにおいで」 その14

 応接間には、奇妙な緊張感が漂っていた。 

 六人掛けの細長いテーブルが用意されている。上座には、女主人であるイザベラが座っている。その背後にルークを含め六人の使用人が控えていた。家令のジョージとジャック、そして侯爵家から借りた男性使用人が三人。


 キースに案内されて応接間に五人の人物が入って来る。ジョージ以外の使用人たちがさっと動いて椅子を引く。お客一人ひとりに給仕がつくということだろう。

 イザベラの右手側にヒューゴが座り、その隣に見知らぬ男性、さらにその隣には美しく着飾った貴族の令嬢が不本意そうに座った。主賓はヒューゴだから席は間違っていないとして、彼等は一体何者なのだろうか。来賓の紹介もなく挨拶もない。


(……誰?)


 トマスは一番遠い位置でイザベラと向き合って座っている。

 リリィの真正面に正体不明の貴族男性。左斜め前がヒューゴで、右斜め前が若い令嬢だ。

 そして、隣はヒューゴの部下と思しき若い青年。左隣には……何故か正装したカラム・アイザックが座っている。もう意味がわからない。


 右斜め前に座っている令嬢は淡い茶色の髪に緑色の瞳をしたとても綺麗な女性だった。リリィより少し年は上だ。どういう訳か先程から鋭い目でリリィを睨みつけてくる。


(何だろう。私……彼女に何かした?)


 何か恨まれているようだ。でも引きこもりのリリィは心当たりがない。あるとしたら、社交界でリリアと何かあったという可能性か。でも、リリアは……あまりそういう話をしたがらないからわからない。


「では、始めましょうか。今日はここでの会話はすべて大陸共通語で行っていただきます」


 突然大陸共通語で話始めたイザベラを、ヒューゴと令嬢が驚愕した顔で見つめる。イザベラは優雅に微笑んだ。


「閣下からのご命令です」


 一旦言葉を止めて、イザベラは二人を挑発するように青い目を細める。


「ここに集まっていただいているのは、いずれこの国の中枢を動かす方々です。何の問題もございませんでしょう?」


 その一言でヒューゴと令嬢は押し黙った。

 家令のジョージがゆっくりと主賓であるヒューゴのグラスにワインを注ぐ。ルークがワインの産地の説明を始める。大陸共通語ではない別の言語だった。帝国の標準語だ。本気でやるのかとリリィは愕然とした。ヒューゴの眉間に皺が寄り、リリィを睨みつけていた令嬢がぽかんとした顔をした。

 リリィはルークの言葉に意識を集中する。


(突然の招待に……応じて下さったことに感謝して、特別なワインを用意……って、早い、早いわよ)


 リリィの目の前に座る男性が立ち上がらんばかりに興奮した様子で顔を輝かせる。ルークが告げた名前は、海の向こうの国で作られる、幻とまで言われるスパークリングワインだ。門外不出の最高級品。名前だけならワインに全く興味のないリリィでも知っている。……ロバートが持って来たのだろうか。


(正規で手に入る品ではないわね。まさか盗んだとか……)


 ロバートならやりかねないのが恐ろしい。


 全員のグラスにワインが注がれる。乾杯という声。金色のスパークリングワインを一口。味は正直よくわからない。ただ、とても華やかな香りだなとは思う。正面に座る男性が大層感激したような顔をしているのできっと美味しいのだろう。もう一口だけ飲んで、それでやめておく。ここで酔っぱらう訳にはいかないのだ。


 氷のような目をしたルークが本日のメニューの説明をする。嫌がらせのように言語を変えてきた。……余計な情報を遮断するためにリリィは目を閉じる。

 ルークが選んだ言語は、山を越えた隣国の言葉だが、発音が難しい。聞きとるのも難しい。わざわざこれを選ぶのか。しかも容赦なく早口だ。あれは相当機嫌が悪い。

 ロバートは本当に余計なことをしてくれた。今頃食堂でエミリーたちとのんびり食事をしているのかと思うと腹が立つ。……リリアは立ち直っただろうか。心配だがリリィも正直それどころではない。気を抜くと聞き取れない。


 ジャックがリリィの目の前に冷菜を置く。


(ハムのゼリー寄せはオレンジ色のソースをつけて食べろ。もうひとつの燻製肉には何もつけるな。で、右上の赤いソースは付け合わせの野菜用……)


 リリィは落ち着いてナイフとフォークを持つ。

 食事のマナーはここ一ヶ月間、執事のルークに徹底的に叩き込まれた。せっかくの食事が美味しくなくなるからやめてくれと懇願したくなるくらいの厳しさだった。リリアですら時折注意されていたのだから、相当高い水準を求めてきていたのだろう。その彼がこの場にリリィを出して良いと判断したのだから自信を持っていい筈だ。……多分。


 トマスはもう何もかも完全に諦め、穏やかな笑みを口元に浮かべて座っている。完全に他人事で、リリィの奮闘をのんびり気楽に見物するつもりだ。キースが何やらトマスに耳打している。絶対に食べ方を教えてもらっている。イザベラの前に皿を置く時に、ルークも小さな声で何か言っている様子だった……ずるい。


 イザベラがヒューゴににこやかに話しかけている。ということは、リリィはカラムに話しかければいい。彼と運河で別れたのは最早随分昔のことのようにも思えるが、実際には数時間前の出来事だ。


「カラムさん何故ここに」


「随分早い再会でしたね。そのドレスとても良くお似合いですよ」


 暗い緑色の目を細めてカラムがそんな事を言う。はぐらかされた。どうやら答えを教えてくれるつもりはないようだ。本日二回目だし、ソフィーの兄ということもあって、人馴れしていないリリィでもカラムは話しかけやすい。リリィに有利なように席を決めたというのはこういうことか。一方の令嬢は席に大層不満をお持ちのようだ。


「それにしても……すごいな。よく手に入ったな」


 金色のスパークリングワインを見つめてカラムは目を細めている。

 リリィのグラスは早々に下げられた。今目の前に置いてあるのは果汁を炭酸水で割ったものだ。


「……で。これ、何の集まりですか?」


「殿下がものすごく怒ってしまって。……お嬢さまがもう二度と運河を流れるような事がないようにと」


 リリィは首を傾げる。アーサーが怒ると何故カラムがここに来るのかさっぱりわからない。


「アーサーさま、お嬢さまのことが可愛いくて仕方がないんでしょうね」


 カラムが機嫌よさげにそんな事を言う。


(……小動物的な何かとしてですけどね)


 リリィは心の中で補足した時、右斜め前方から刺すような視線を感じた。怒りと……妬み?


「そのまま顔を上げないでやり過ごして下さい」


 カラムがリリィにだけ聞こえるような声で囁いた。そして、リリィがフォークに刺したジャガイモに赤いソースをつけているのを見て、にやりと笑った。 


「聞き取りましたか。キリアルトは容赦なく早口でしたが」 


「いっぱいいっぱいですね」


「正確に聞き取れたのは私とお嬢さまともう一人だけですよ。ヒューゴさまは外国語があまり得意ではないですからね。まぁ、あの方は通訳を使えば良いんでしょうけど。うちの通訳優秀ですから」


 ちらっとカラムがルークを目で指す。そんな仕事もしているのか……忙しい訳だ。

 野菜を口に運ぶ。赤いソースからだろうか。少し癖のある香りが口の中に広がる。


「あちらの方は、ちょっと困ったことになっていますね」


 視線の先を追うと、彼女は赤いソースを燻製肉につけている。リリィの目の前に座る男性が慌てて共通語で説明するが、理解できないようだ。苦笑して彼は付け合わせの野菜に赤いソースをつけてみせていた。令嬢は一気に不機嫌そうな顔付きになり、顔を背ける。

 どうやら目の前の男性と令嬢は初対面のようだ。男性の方が身分が下ということだろうか。


(だとしても……いくら何でも失礼すぎるでしょう)


 一体何なんですの、この不愉快な食事会は。母国語で彼女がトマスに詰問する。相当イライラしているらしく声が尖っている。

 リリィの右隣の青年との会話中に突然割り込まれたトマスは一瞬言葉を失っていたが、すぐににこやかに、大陸共通語で一言「閣下のご命令ですので」と返した。令嬢の眉間に深い皺が寄り、もういいと言いたげに正面に向き直ると、黙って料理を口に運び始めた。


 その様子を唖然と見ていたリリィに向かって、目の前の男性が小さく肩を竦めてみせる。

 『赤いソースに燻製肉をつけて食べてみてください……美味しくないですよね?』と、帝国の標準語で尋ねられたので、リリィは少しだけ肉を切って赤いソースをつけてみる。本当だ……確かに美味しくない。軽く首を傾げて考える。『……香りが合わないのかもしれないですね? 付け合わせの野菜につけて食べたら、とても美味しかったんですけど』と答えると。『ああ成程。発音もちゃんとできていらっしゃいますね』と彼は頷いた。

 試されたのか……と、リリィは小さく息をつく。帝国標準語ならなんとか対応できる。機械化が進んでいる帝国では、本や雑誌が安価に出版されている。昔からお土産だと言って絵本や娯楽小説をロバートが大量に持ってきてくれていたので、それを読むためだけに言葉を覚えたのだ。


「お見事です」


 カラムが褒めてくれる。


「喋る方はまだまだですよ。……あの方は?」


 暗い金色の髪と茶色の瞳という、所謂純血の貴族の色を持った男性だ。四十代くらいだろうか。高圧的な雰囲気はないので怖くはない。


「それもいずれ」


 空になった皿が下げられた後、次の料理が運ばれてくる。次は温かい前菜だ。パイで包んだ白身魚。焼いた魚介類と野菜。皿に模様を描く三種類のソース。どのソースを何の食材につけて食べるのか、また違う言語でルークが説明している。そんなことせずとも予め料理の下にソースを敷いておけば済む話だろうに。


(何なの。嫌がらせなの?)


 ルークはゆっくり話すつもりは全くない。確かに、どんな言語にも対応してみせると言い放ったのはリリィだが、ここまでやるか。


(一体何カ国語使うつもりなのよ)


 すでに共通語、帝国標準語、隣国の言語がふたつで四ヵ国語。リリィは顔に笑顔を貼りつかせながらもげんなりする。これ以上はもう対応できない。何となくそろそろあれを使って来そうだと予想がついている。海の向こうの……キリアルト家の母国の言葉。あれは『およめさんになる』と言っていたリリアの方が得意だ。

 料理に合わせたワインがグラスに注がれる。カラムと目の前の男性貴族が目を輝かせている。希少なワインを惜しみなく出しているようだ。


「美味しいですね。シェフは外国の方ですか?」


「はい。でも私は詳しい事は……おじいさまの所にいた人です」


「ここまでのワインと料理を用意できる没落した伯爵家って、面白いですよね」


 カラムが喉の奥で笑う。誤解しないでいただきたいのだが、いつもこんな豪華な料理が出る訳ではない。全部エミリーのご両親のおかげだ。彼らは定期的に娘のためにと食料を届けてくれている。この夕食会で食料貯蔵庫は一気に隙間が空いたことだろう。この後数週間は質素な食事が続くに違いない。


「野菜は裏の畑でとれたものですけどね」


 その言葉にカラムはますます笑って、「そりゃあ新鮮で美味しい訳ですよね」と言った。


 右斜め前の令嬢は先程から一言も発していない。料理の食べ方はトマスの様子を盗み見て真似ているだけだ。余程この場にいるのが苦痛なのか、完全な無表情で、食事のマナーも手を抜き始めている。ナイフが皿に当たり甲高い音を立てる。その途端、おまえのせいだと言うように、怒気のこもった視線をリリィに向けてきた。せっかくの綺麗な顔が台無しだ。しかも、完全な八つ当たりだ。

 嫌になる気持ちもわかる。だが、だからといってこの場の雰囲気を悪くして良いという話ではないだろうに。

 

 一ヶ月前までのリリィは、彼女と同じ態度を取っていたけれど。


 気を抜くと過去の忘れたい記憶がよみがえる。心の中でアレンに詫びて、気持ちを切り替える。トマスの言う通り、余計な事を考えていては失敗する。


 ヒューゴはさすがに場慣れしている。食べ方がわからなければ、給仕やイザベラに共通語で尋ねていた。外国語はあまり得意ではないとカラムは評していたが、共通語での会話はきちんとできている様子だ。時折ちらりとリリィの様子を確認している。食事中にマナー違反を指摘してくることはないだろうから、評価を申し渡されるのは、この夕食会が終わった後だろう。


 次はスープ。そして、五つ目の言語。やはりきた。今までの四つは同じ古い言語から派生しているようで共通性がある。しかし、海の向こうの国のこの言葉は……全然違う。顔が引きつりそうになるのを必死で堪える。


 ……ダメだ、疲れて集中力が落ちているせいもあって、半分以上聞き取れない。ここにリリアがいればさりげなく助けてくれるだろうに。

 ……リリアはもう落ち着いただろうか。『およめさんにしてください』と一生懸命にルークに告げていた妹は大変可愛らしかったが、彼女にとっては、思い出す度に恥ずかしさで暴れ出したくなるような記憶となったに違いない。……可哀想に。


 そういえば、似たようなことを自分もアーサーに言った。初対面で結婚を迫った。


 ――リリアに負けないくらいの完璧な令嬢になって御覧に入れます。


 言い放った言葉の責任は取る。これを乗り切ればあの人に少し近付ける。


(……後悔はしてない。がんばる!)


 今はイザベラがカラムと話しているので、左隣の相手と話す。リリィの隣に座っているのは、真面目そうだが穏やかな雰囲気の青年だ。初対面の人物と何を話して良いのか分からなかったのだが、ルークが最近読んだ本について聞いてみろと言っていたのでその通りにしてみた。やはり小説が好きな人だったようで、細く長く会話は続いている。


「リリィさま、すごいですね。全部完璧に聞き取っていらっしゃいますよね。本当に何でもできる方なんですね!」


 完璧になど聞き取っていない。でもそれを表に出す訳にはいかないから、取り繕っていいるだけだ。隣に座る青年は、社交界で『完璧な令嬢』と称されるリリィと、目の前にいるリリィが同一人物だと信じ込んでいる。ということは、案外自分はうまくやれているのかもしれない。ここ一ヶ月間の特訓の成果は出ている。自信を持っていいのだ。

 ヒューゴは恐らくルークの話す言語をほとんど理解できていない。しかし、まるでそんな事を感じさせずに堂々と振る舞っている。表面的には、心から食事を楽しんでいる様子だ。さすがだなと感心する。


 次の皿が運ばれてくる。皿に模様を描く四色のソース。串に刺さった魚介と野菜。本当に何の罠だろう。しかも串はいつ抜くのだろうか。ルークが一瞬リリィを見た気がした。くるぞ、とリリィは覚悟する。やはり一番リリィが苦手な言語を使ってくる。疲労のせいか、右耳から左耳にそのまま音として抜けてゆく。結局いつ串を抜くのかわからない。


(だから早いのよ)


 リリィはもう開き直った。目配せしてルークを呼ぶ。間違えるよりはマシだ。

 ルークが使っているのと同じ言語で、もう一度ゆっくり言ってとお願いする。姿勢が前かがみになってきています、と、しれっと注意される。そんなことは聞いていない。思わず睨みつそうになるが、それをやったら絶対にヒューゴに見咎められる。さりげなく姿勢を直して笑顔でもう一度尋ねる。ゆっくり言ってもらっても、やはりわからないものはわからない。もう泣きたい。諦めて共通語で聞き返そうとしたら、気付いたトマスが見本を見せてくれた。左手で押さえてフォークを使って串から抜く。海老は一口大に切って緑のソースにつける。


 次々と料理が運ばれてくる。品数が多い。

 リリィは笑顔を浮かべて隣の青年との会話に戻る。隣がこの人で良かった。彼の紹介してくれる本はどれもとても面白そうだ。


「その本は、最近新しく出版されたものなのですか? とても面白そうですね」


「ああ、すみません。調子に乗って私ばっかり喋ってしまっていますね」


「話の続きがとても気になります。説明がお上手ですね」


 そう返すと青年がそれは嬉しそうに笑ってくれる。まるで自分が普通の貴族令嬢になったような気分だ。意外とちゃんとできているのではないだろうか。……どうだろう。


 ……そうか、リリィはふと手を止めて口元にちいさな笑みを浮かべる。


 あの婚約騒動の後から、伯爵家には一気に人が増えた。エミリーと、今はバラバラになってしまっているけれど、彼女がキリアから連れて来たジェシカとエラとナトン。アレンと、彼の面倒をみるために滞在しているダニエル。私邸から手伝いに来ているポールとコナーとジャック。

 屋敷の外を守ってくれている護衛騎士達。そして、時折娘の様子を見に来るエミリーの両親。

 この夕食会で給仕をしてくれている、リルド侯爵家の使用人たちともすでに顔見知りだ。

 この一ヶ月でリリィは沢山の人に会った。さりげなく準備は整えられていたのか。

 温室の窓は開かれて、新しい空気が入って来ていた。


(ルークは私に有利な条件を揃えたんだから、やれるはず)


 今の所大きなミスはしていない。このまま乗り切りる!


 ルークは共通語を合わせて五つの言語を使ってくる。リリィが対応できたのは四つだが、カラムと正面の男性は五つすべて聞き取っているようだ。心の底から尊敬する。五つの言語が入り混じり、脳内はもうぐちゃぐちゃだ。疲労感に苛まれ、ワインの香りだけで悪酔いしそうになる。


 一体何本のワインが開けられたのか。いくら使ったんだこの夕食会に。後で帳簿を見せてもらおう。現実逃避気味にそんな事を思う。


 右斜め前の令嬢は誰とも会話しようとせず、もうずっと忌々しそうにリリィを睨みつけている。特にカラムと話すのが気にいらない様子だ。

 試しに「どうかされましたか? お口に合いませんか」とゆっくりめに尋ねてみたら、さらに目が釣り上がった。怒りで唇を震わせている。話しかけると余計に態度が悪化するとわかった。そっとしておいてあげた方が彼女のためにも良さそうだ。

 

 ようやくちいさなケーキが乗った皿が目の前に置かれた時、リリィはジャックを見上げて安堵のあまり泣きそうになった。猛烈な眠気に襲われるが、必死にやり過ごす。


(……今すぐ寝たい)


 体力も知力も限界だった。でも『今日』はまだ終わらない。ヒューゴの判定を聞くまでは。

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