表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マモッテヤッテル。  作者: みつ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/23

3

僕と弟の話を、もう少しだけ。



僕は、高校では、まず何より勉学に集中していた。

両親も、そうであることを望んでいたが、何より僕が更なる進学を真摯に望んでいたため、それが実を結び、僕は自分が希望する大学に受かり、それらは、間違いなく今の僕の財産となっていた。



一方、弟は、部活で真剣に取り組んでいた、とある競技は高校を卒業すると完全に、やらなくなり、高卒で社会人になった。

ある会社に入社して今日まで勤続していた。

弟は、いつなんどきも、僕には、ハツラツとしているように見えた。


そこに対して

僕の方はというと、大学を卒業した後に何度も会社を変わったり転職をしたりしていた。



フラットに事実だけを繰り返し述べると、

僕は、希望の大学に入れ、卒業するも単一の組織に留まり、仕事をすることが出来ず、

それでも現在は、とにかく働いていて、

弟の方は、高校を卒業して、民間の会社に入社し、そこに、ずっと勤めており、

僕が弟を見る度に思うことは、

(弟は、いつもイキイキとしているなぁ……)で、

あった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ