[僕]の視点
僕は仕事が終わり、晩ごはんを買いにコンビニへ行った。
[あれ? こんなコンビニあったっけ? まあ、行ってみるか]と言って僕はコンビニに入った
[いらっしゃいませー]と声が聞こえた。僕はその声を聞き流し弁当を買ってレジに行くと魔王らしき人がいた。僕は店員がコスプレをしていると思った。そこで[面白いコスプレをされるんですね]と言ってみた。[コスプレじゃない! よくみてみろ!]と言ったので顔をよく見てみた。よく見ると確かにコスプレはしてなさそうだった。僕は声が出なかった。
[ハッハッハー! コレで本当だと分かっただろ。さてこの俺を侮辱した罰を受けてもらおうか! さて何にしようか?]
[あのーコスプレじゃなかったら特殊メイクとかですか? よく手が込んでますね。でもコンビニでなんでそんな格好をしようと思ったのですか? やっぱりTwitterでバズること狙ってやったんですか?]
[いや、俺は本物の魔王なんですけど…]
[いや、もうバレたんですから設定を引きずらなくてもいいですって。このコスプレって自分でする事を考えたんですか? それとも店長とかに命令されたんですか?]
[いや、命令されるも何も本物の魔王だって!]
[まだその設定引きずるんですか? もういいですよ。お会計お願いできますか?]
[あっ、かしこまりました。お会計は530円になります]
[はい、じゃあこれちょうどね。レシートはいらないから。これからも頑張ってね! そのコスプレが嫌になったらやめてもいいんだからね!]
[いやこれはコスプレじゃなくて…]
[ハイハイ。また見に来ますね]
このコンビニ凄いな。僕はまた来てみよと思った。
見てくれてありがとうございました。酷い小説だと思いますが応援してくれると幸いです。