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花野町八丁目の拝み屋  作者: 白千ロク
第一幕 あやかし参臥
1/5

【 まえがき 】


■あやかしに愛されて止まない異能/特殊能力持ちの主人公が拝み屋を切り盛りするお話です


■あやかし関わる現代風ファンタジー(?)ものなります


2015.10.10


---追記|2022.06.28/火---


■章タイトルの読み方

第一幕 あやかし参臥(さんが)

→意味:あやかしが参ったり寝たり


---追記おわり---


 

『いいかい、今日からこの子は――』


 (かいな)に抱かれながら伸ばされた小さな手を眺める四つの金の瞳は、驚きからすぐに細められた。ふんふん手のひらの匂いを嗅ぐなか、頭上から紡がれる男の声に二匹の【狐】は笑みを浮かべる。『あい、解った』と――。


 その子供が成長するにつれ、この町では大きな変化が起きていた。


 【あやかし】――【妖狐】が、この町の長となったのだ。そうして【あやかし】にとっても人間にとっても住みやすい町作りが進められ、役所では【あやかし】を扱う〈あやかし課〉なるものも誕生する。


 ひょんなことから噂を聞きつけた【あやかし】たちが町に訪れはじめ、この町では【あやかし】の存在が一般となった。


 荒々(あらあら)市という一見物騒な市名を持つ市を構成する町のひとつたる花野町(はなのまち)は、今日も【あやかし】とともにある――。




 

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