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宵に捧ぐ螺旋  作者:
1/4

プロローグ

かつてこの世界には4つの民族が存在していた。


一に猛き勇敢なる山岳民族、ガレ・マ・シル(誇り高い獣人)


二に長き寿命と高い魔力を秘めし空の民族 フィシス・ピール(崇高なる妖精)


三に海に行きる道を選んだ孤高の民族 ノア(宵の星竜)


四に大地に根付く事を余儀なくされた弱き民族 リリド(愚者なる人)


互いに手を取り合っていた四つの民族


しかしノア達が世界を壊し始めたことにより、その均衡は脆くも崩れ去る。

理由は伝えられることはなかったが

世界を手にしようとした

ノア同士の争いが世界に飛び火した

などなど憶測はされた。

しかし、正しい答えは闇の中だ。


ただ、一つだけ言えるのは


ノア以外の他の民族達が世界を救うため、非情な決断をしたこと


《ノアの殲滅》と言う選択


そうして後に語られる大規模な戦い


『血涙戦争』が勃発した。


幾多の犠牲者を出し、ついにノアは滅亡させられた。

それからは酷い様相を呈した。

協力しあったはずの民族が決裂し、覇権を争った

愚かな野心が心にいつの間にか巣くってしまったのだ。


そうして悲劇と血の連鎖は止まることなく世界を塗り潰していった。

世界は幾つもの国に別れ、滅ぼし合い、また建国し、殺しあった


       作者不詳 『神話なき世界第一節』より





ゲルヴァハドル王国


歴史的に古いとされるこの国は難攻不落とされ、一度も戦いに負けたことない国として有名である。

だが、現国王たるネルノート二世は死の床につき、事実上王太子であるノエル・ジェストーニ・ド・ゲルヴァハドルがその国政に就いていた。

そしてこの王国には大陸中にその名を知られた五人の大将軍がいた。


一人目に、通称『王国最強の盾』

大将軍の長を勤め、先代、現国王に仕え、王国並びに王家の守護神とも呼ばれる ラズ・カーター・シュレーダー


二人目に、通称『流水の虎』

大柄で気さく、感情に走りやすいがその弓矢の腕は誰にも負けることはない ローレン・ノース・グランス


三人目に、通称『微笑の弾き手』

大将軍中一番長くその座に着く不敵なる笑みの持ち主、フィシス・ピールの血を濃く継ぐ魔女 シエル・フィ・エステル


四人目に、通称『謀略の獣』

凶獣人の血を色濃く受け継ぎ、狂暴かつ残忍な戦闘狂でも有名貴族至上主義者でもあるヤンジ・ジル・ブレッド


五人目に、通称『凍土の狼』

最年少でその座に着き、その実力はエステル大将軍に継ぐ。冷静沈着で冷徹な人物と言われるアレス・ヴォルティオ・ゼーレ


彼等の存在がまた王国を一層攻略しにくいものとしていた。

彼等を恐れ、余程の愚か者ではない限り戦争を仕掛ける者はなく

王国は平和を長く甘受している


だから知らない、闇が伸ばしたその手の行き着く先を

再投稿しました。


一応出来た分だけは更新し、後はちまちまと更新する予定です。


一回削除しちゃったんですが、やはり自分が生み出した最初の作品であるので

世に出して上げたいと思った次第です。

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