表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神と魔王と人類と  作者: 高橋太郎
第三章 歓迎
82/723

その11

「……? 何か探しているのかい?」

 あからさまに何かを探しているリオンにレクサールは尋ねる。「何か問題でも?」

「いや、俺が君をここまで案内するのは決まっていたことだから良いとして、ここでの事を説明する役は一体誰が引き受けているのだろうかと思って、な。はて、闇飛君が確認しに来たのだから、その程度の段取りは既に付いていそうなモノなのだが……?」

 困った顔を浮かべて、リオンは首を捻った。

「君の係ではない、と?」

「基本的に世話役ではあるんだがね? 俺も四六時中付いていられるわけではないから、寮での相談事を出来る相手を一人は用意しておこうという手筈にしていたんだが……?」

 リオンは困惑しながらも、レクサールに状況を説明した。

「先輩、お待ちしておりました」

 そんな中、二人が玄関先で雑談しているのを見かけて、一人の神族らしい長身の男が近寄ってきた。

「ああ、噂をすれば影、ってヤツかな」

 それを見てリオンはレクサールに紹介する。「こちらが噂のヴァン・クーロン君だ。見ての通り神族、それも主神に連なる一門の次期当主候補最右翼、だそうだ」

「またまた、先輩。冗談がきついなあ。俺様がそんな堅苦しいモノになれるわけ無い事知っている癖に」

 リオンとは違った強烈な個性と魅力を振りまきながら、クーロンは口調とは裏腹に謙遜して見せた。

 実際のところは違うのかも知れないが、今のところレクサールにはそういう風に見受けられたのだ。

「まあ、こんな奴だ。俺とは違った意味で厄介極まりないから気を付けて付き合うように。まあ、女絡みじゃなければ、良いヤツだからそこまで色眼鏡で見る事は無い、と思う……」

 幾分自信なさそうにリオンは言う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ