表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神と魔王と人類と  作者: 高橋太郎
第二章 案内
68/723

その27

「ああ。あっちゃんや俺が入学した事で、一門の同年代が多く入学し、運が良いのか悪いのかは知らないけど、アールマティ女史やサン・シールちゃんを始めとした結構優秀な人材が集まってね。姉さん達の時代程じゃないが、好成績を残し始めたのさ」

 リオンは誇らしげに笑う。「ま、姉さん達みたいに対抗戦に全てを賭ける事はしないがね」

「お姉さん達の代だけが異常だった、と?」

 レクサールの問いに、

「それ以降もそこそこは戦力だけは揃っていたんだけどね。まあ、結局高等部レベルだと、質と数を揃えられる名門校や、その世代で抜きん出た才能を有する逸材を囲い込めないと中々上には行けなくてね。卒業した二つ上の先輩の代から全世界でも指折りの逸材と生徒の質が上がってきてね。良い勝負ができる様になったところで、俺達の代だからね。ここが正念場ってところさ」

 と、リオンは答えた。

「全国大会でリオン以外に入賞した生徒は居るのかい?」

 そこまで言うならば全国に名を轟かす逸材がいるのだろうと当たりを付けたレクサールはリオンに尋ねる。

「準々決勝敗退を入賞と云われるのはアレだなあ」

 リオンは複雑そうな表情を浮かべた。

「表彰台には上がれないが、入賞は入賞だろう? 準々決勝敗退は一律五位扱いだし」

 レクサールは事実を突きつけた。

「まあ、そうなるんだけどねえ……」

 歯切れの悪い口調でそう言って溜息を付いてから、「俺以外だと男子個人戦であっちゃんが三位入賞、準決勝の相手が優勝した方だったから、実質上の決勝戦とまで云われた試合内容だったな。女子の部門だと一年で有りながら、アールマティ女史が優勝したね。多分、現状一番有名なのは彼女だろう」と、リオンはレクサールに教える。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ