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神と魔王と人類と  作者: 高橋太郎
第二章 案内
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その24

「何かの意図があってのことかい?」

 リオンが創り出した地図を見て、高等部だけが郊外に建てられている様子をレクサールは知る。

「中等部以下は大学と隣接した立地になっている。何があってもフォローできる様にね。逆に高等部は対抗戦が盛んな時期だから完全に隔離してある。小高い丘の上にあるのも、対抗戦時防衛側になった時の配慮だな。籠城するならば、それなりに有利な状況に持ち込みたいからな。まあ、平時に不便だから痛し痒しと云ったところだが」

 何とも言えない表情を浮かべながら、リオンは語った。

「対抗戦対策、ね。……道理で駅から遠いわけだ。街からも微妙に離れているのはその所為か」

 レクサールは大いに納得した。

 この世界より、剣聖紅葉竜皇の庇護が失われて以来、世界は外からの敵意ある侵入者の脅威に襲われていた。それを愁いた時の魔王が三界に呼びかけ、紆余曲折あったが世界を守る意思のある全ての生命体が手を取り合って竜皇に頼らず世界を守ることを誓い合った。

 故に、それを円滑に実行する為にもお互いの相互理解を深める特殊な教育施設を創り出すことが急務となり、最も中立な場所と言う事で現世に創られることとなった。

 当初の案では、テストケースとして三界協力し合って一つの学校を作る手はずであったが、長年啀み合ってきた神族と魔族の折り合いがつかず、結局各々が好きに創ることとなった。

 しかし、それでは当初の計画が頓挫してしまう。

 そこで、各学校同士を相争わせ、お互いに何ができるのかを実地で学ばせることとなった。

 全国大会を始めとして、学校同士の対抗戦を盛んに行わせる等、積極的に各学校同士が競い合う場を作った。

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