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神と魔王と人類と  作者: 高橋太郎
第一章 転入
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その25

「はいはい。あっちゃんの云う通りで御座い」

 暁生の冷徹な一言で、リオンはそのまま引き下がった。

「さて、話が逸れない内に何をしようとしたかを話したまえ、アールマティさん」

 何事もなかったかの様に暁生はアールマティに話しを促した。

「ああ、うん。転校生が噂のレクサール君だと知ってアンヌさんを喜ばそうとサプライズパーティーを企画したんだ。ヴェパールさんに話をしたら、普段の挙動から筒抜けになりそうだから、二人には話さない方向で今日の歓迎会まで箝口令を敷いてね?」

「ちょっと待って下さいな?」

 サン・シールは思わず周りを見る。「すると、皆様は彼が転校してくるのを知っていた、と?」

 周りにいた戦乙女達は全員目をサン・シールから逸らした。

 そのまま、サン・シールは凄い勢いで暁生の方を見るが、何とも言えない雰囲気の中、流石の暁生も目線を逸らした。

「何故、目を、逸らしますの?」

「……いたたまれなくなって、な」

 怨嗟に塗れた声に対して、暁生は目頭に手を当てながら静かに答えた。

「なんで、同情、されますの!」

 周りの態度に激昂し、サン・シールは(たけ)った。

「……流石の俺でもそれは言いにくい、かな……」

 目線を地面に逸らし、リオンはぼそりと呟いた。

「リオン・ヴァシュタールまでッ!」

 怒り狂うサン・シールに、

「大丈夫、大丈夫。あたしも仲間だから」

 と、アンヌは和やかに言った。

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