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第23話 熱と、影と

翌日、研究室。


ミオは、VerChatの中で爆発的に話題になっていた。


動画投稿、レビュー、解析スレ──

一晩のうちに、関連タグが国内トレンド1位になった。


「“ミオ”で検索すると、100万人単位でビューが回ってる!」

小池が目を輝かせる。


「これが……ナマメカシイの力だ!」

ミハウが拳を握る。


「APIアクセスが限界近い、再設計すんぞー!」

西村も声を上げていた。


賑やかで、明るくて、すごく前向きな空気。


だけど。


天野だけが、椅子に座ったまま、キーボードの上で手を止めていた。


画面には、何も書かれていないコードウィンドウと、

ふとした瞬間に目を細める“ミオのログ”が、同時に開いていた。


レイチェルの言葉が、静かに響いていた。


> 「このまま進むと、あなたが傷つくことになる──」


──それは、予言じゃない。

問いだった。


そして、天野はまだ答えを出せていなかった。


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