表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/48

朝の風景と幼馴染と登校

ふあ~よく寝た。


昨日あんなことがあったけど人間って意外と失恋を忘れられるモノなんだなぁ。


正直、学園でばったり陽子と会っても大丈夫だと思う。


おっと早く着替えないと。



リビングに行くと咲希ちゃんが朝ごはんを作っていた。


「おはよう。」


「おはようございます、翔吾兄さん。朝ごはん、あと少しで出来るので少し待っててもらえますか?」


「うん、いいよ。」


待ってる間は暇なので朝のニュースを観ることにした。


ニュースを観ているとドタドタと音が聞こえてきた。杏奈ちゃんだな。


「おはよー!」


「やっぱり。」


「何がやっぱりなの?」


「ううん、何でもないよ。杏奈ちゃんおはよう。」


「翔吾にぃおはよー!」


杏奈ちゃんはそう言って僕に抱きつきそのまま僕の膝の上に座った。


「ふわーぁ。おはよー…………おえ。」


今度は具合が悪そうな真理ねえさんが来た。


「おはよう真理姉さん。」


「真理ねぇおはよー!」


「真理ねえさんどしたの?なんか具合悪そうだけど。」


「昨日寝酒を呑もうとしたらうっかりいっぱい呑んじゃって…………。」


何をやってるんだ、全く。


「うーん、気持ち悪い!翔吾、膝枕して!」


「ダメ!翔吾にぃのお膝は今、わたしが使ってるの!」


「翔吾の膝枕なら二日酔いもすぐ治りそうな気が…………」


カンッ!!!!!!!


僕達は恐る恐る振り返ると謎のオーラを出している咲希ちゃんが見えた。


「ねえ、真理姉さん。ちょっと朝ごはんの用意の手伝いをしてほしいのですが。」


「え、いやでもあたし二日酔い………」


シュカッ!!!!!


「何かおっしゃいました?」


「朝ごはんの用意手伝いまーすって言ったの!」


「咲希ねぇ怖い………。」






朝ごはんを食べた僕達は学園へ行く準備をした。


「いいなー咲希と杏奈は翔吾と登校が出来て。あたしも翔吾と登校したいなぁ。」


「はいはい真理姉さん。早く出社しないと遅刻しますよ。」


「やっば、じゃ行ってきまーす。」


「「「行ってらっしゃーい。」」」


「それじゃ僕達も行こうか。」


「うん!行こ!」


「はい、いきましょう。」


そして僕達が玄関を出ると1人の女の子が待っていた。


「ちょっとあんた達!遅いわよ!」


僕の幼馴染の氷室明日菜(ひむろあすな)だ。


「待たせてごめんね。」


「罰として今日は手を繋いで一緒に登校しなさい!」


「うん、良いよ。」


「やたっ!」


「「ダメ!」」


「えー!なんでよ!」


「ズルいですよ!私だって翔吾兄さんと手を繋ぎたいです!」


「わたしもわたしも!」


「あんた達は昨日一緒に寿司を食べたでしょ!」


「何で明日菜がそれを知ってるの?」


「昨日真理さんに教えてもらったのよ。あんたがあのクソ女と別れたこともね。」


真理ねえさん、なんでそんなこと言ったんだ?

作者は女心をあまり理解してないので変なところがあったらいつでも指摘してください。


こっちの小説も気が向いたら見てください。


https://ncode.syosetu.com/n9734ht/



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ