みんなで海水浴その1
僕らは今、海に来ている。しかもプライベートビーチにだ。何故このようなところにいるのかと言うと話は3日前に遡る。
4日前に僕達全員は宿題を終わらせることができ、後の夏休みは遊びまくることが可能になった。そして次の日、僕は重蔵さんとその奥さんの凉子さんに呼び出された。
『話って何ですか?』
『翔吾くんにお礼を言おうと思ってな。』
『お礼?』
『あの茜が夏休みに入ってすぐに宿題を終わらせたんですよ。あの茜が。毎年夏休みの最終日に世話係の者に手伝わせながら宿題を大慌てでやるあの茜が。』
『なのに今年は夏休み入ってすぐに宿題を終わらせた………。ワシらも思わず泣いてしまってのう。』
茜ちゃん、今までそんなにひどかったのか………重蔵さん達が思わず泣くって………。
『というわけでお礼を渡そうと思ってな。翔吾くんに一週間、ワシのプライベートビーチの1つを貸し出そうと思うんじゃ。』
『ええっ!?そ、そんなスゴいもの借りちゃっていいんですか!?』
『いいんじゃよ。恋人達と一緒に楽しみなさい。』
『あ、そうそう。茜も連れていってあげてね。あの子、翔吾くん達と一緒に遊ぶのが楽しみで宿題を頑張ったようだし。』
『それはもちろんですよ。茜ちゃんはいっぱい頑張ってましたからね。茜ちゃんだけ仲間外れにするのは良くないですもん。』
『今日から3日後に一週間貸し出しをするからそのときに合わせて行きなさい。』
『はい。』
というわけで僕達はプライベートビーチにいるのだ。
「プライベートビーチ楽しみだね翔吾にぃ!」
「うん。僕もプライベートビーチなんて初めてだからワクワクするよ。」
「みなさんは水着、どんなのにしました?」
「それを言っちゃあ後の楽しみがなくなるでしょ?」
「それもそうですね。」
「不動グループの会長が所持しているプライベートビーチとそこにあるホテルをタダで借りれるなんてさすが翔吾くんだよねー。」
僕達がいろいろ話していると、とっても大きな車がこちらに向かってきた。
「なんかデカイ車がこっちに向かってきてるわよ。」
「あれはおじいちゃんのリムジンの1つですよ。今回はあれでホテルまで連れてってもらうんです。」
「あ、あれがリムジンかあ………。私も威厳を示すために買おっかな………。」
「社長にはマイカーがあるから必要ないですよ。あ、ほら着きましたよ。」
そしてリムジンがここに着くと中から綺麗な女性が現れた。
「この人が私達の運転手をしてくれる加賀美天子さんです。」
「加賀美天子です。今回は皆様の運転手兼ホテルでの世話役として皆様にお仕えします。」
『よろしくお願いします。』
「それではリムジンにお乗りください。これからホテルにご案内いたします。」
僕達はリムジンの中に乗った。
「うわあ………これがリムジンの中か………。」
「翔吾!これスゴいフカフカよ!あたしの家のソファーがスッゴくショボく感じるくらい!」
「これがリムジンの中か………やっぱりほしいなー。買おっかな。」
「社長買っちゃいます?」
「それ真魚さんが乗りたいだけなんじゃないんですか?さっきは 社長にはマイカーがあるからそれで充分的なこと言ってたのに。」
「おお!先輩!こっちにカットされたフルーツが置いてありますよ!」
「あ!こっちにはジュースとお酒もある!」
「ホテルまで20分かかるのでそちらにあるジュースかお酒でも飲みながらお待ちください。フルーツは既に一口サイズにカットしてあるのでそちらもお食べください。」
「はい。ありがとうございます。」
そしてリムジンはホテルへと出発した。
作者は女心をあまり理解してないので変なところがあったらいつでも指摘してください。




