表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/31

16話:新しい介護施設建設用地の確保へ

 ちょうど、この頃、2009年、以前、修善寺の老人介護施設で、東京の経済力に恵まれない老人を60人、引き受けたことが知れわたると、東京23区で老人介護費のため多額の費用を支出を余儀なくされている自治体でも修善寺の老人介護施設に、介護老人を引き受けてほしいという連絡が入るようになった。これには、さすがに、急な話であり、予算もないので、三井賢治も田川さんも困ってしまった。


 すると希望する東京23区の議員さんが三井賢治も田川さんの所へやってきて、無利子で1億円の融資をするという自治体まで現れた。この話を聞いて、検討してみると返事せざるを得なくなった。しかし田川さんが、東京の中にある介護福祉士を持つ大学に介護福祉士の供給を頼みたい、それが可能ならば、引き受けてもよいという、交換条件を付けて、東京23区の区議会議員に連絡した。


できるだけの協力は惜しまないという返事が、区議会議員から連絡があり、それを待つことにした。2週間後、東京の3つの区から最低62人の入居要請があり無利子融資は最大2億円と連絡が入った。それを聞いて、以前、老人施設を建てた時に協力してくれた不動産屋と建築屋の社長に相談しにいった。すると4週間で地元の知り合いを通じて情報を調べると答えてくれた。


 その後、不動産屋が、農業をやめ耕作放棄地は4つできたが、一番の良い土地は以前、畑をしていたが300坪で現状渡しで900万円だと話していると聞いた。その土地の持ち主の里村茂雄さんと奥さんは、近くの老人介護施設にいるから詳しい交渉をして欲しいと言われた。その 交渉を不動産屋と黒田さんに行ってもらうことを決めた。黒田さんも里村さんは、以前から顔見知りだから話してみると言った。


2009年12月初旬、田川さんと黒田さんが里村茂雄さん夫妻が入所している老人施設を訪ねてた。そして黒田さんが、東京で老人施設をつくる土地がないので、この近くに老人介護士施設を作ってほしいと東京の議員さんたちに頼まれていると話し始めた。そこで里村さんが昔、耕作していた畑をその老人施設をつくために使わせて欲しいので、売ってもらいたいと語った。いくらで買うのか聞くと現状渡しで900万円と言った。


 そのままの工作放棄地で良いのかとでと聞くので構いませんと言うと、それに対して他人様の役に立つなら了解と言った。ついては、書類一式化してもらいたちと言い、役所で、名義変更して、里村さんの貯金通帳を預かり、900万円を入金して、その通帳を返すと伝えると、ご苦労様ですと言ってくれた。その後、その部屋のロッカーから大きな封筒に入った書類を持ってきた。


 名義変更に必要な書類が完備されてるかどうか田川さんと黒田さんが確認して大丈夫ですと言い通帳も貸してと黒田さんが言うと手渡してくれた。もう一つ、ハンコも貸して欲しいと言った。黒田さんが、里村さんの肩を軽く触って、絶対に悪いようにしないから信用してくれと笑顔で言うとわかりました宜しくお願いしますと言って直接、黒田さんに手渡した。その後、不動産屋さんと3人で法務局と役場、銀行を回り1日がかりで名義変更を終了した


 。翌日、田川さんと黒田さんが、里村さんの部屋を訪ね名義変更が終了したと言い貯金通帳を見せ900万円、入金してあると確認をとると里村さんが、ありがとうと言い、握手した。そして黒田さんが、これで東京で苦しい生活で困っている老人100人以上が安心して人生を最後を迎えられるというと里村さんも黒田さんも目頭を熱くした。その後、黒田さんと田川さんが、里村さんに、この度は、本当に助かりました。お陰様で東京の人たちにも良い報告ができますと言い部屋を後にした。


 やがて2009年が終わり2010年を迎えた。今年は、新たに東京の老人専用の介護料人施設建設を始めることになった。東京の各区からの借入金は、今後も入居を認めるという条件付きで、無利子で2億円借りた。不動産業者が地元の土建業者にブルドーザーとロードローラーで300坪の畑と、その周辺の土地を含めて正確には400坪を超える土地だったが、詳しい事は里村さんに説明しなかった。


 周辺と樹木伐採と土地の整備費用を500万円で整地してもらった。土地と言うものは、樹木や畑の姿だと、比較的小さく見えるが、整地してみると大きく見えるものだと、田川さんと三井賢治は、驚いた。整地には、大勢の人数に出てもらい2週間で終了した。そこに、建坪175坪で1、2階に16室ずつ、合計エアコン完備の32室と入所者専用の広いリビングがあり各部屋6坪24平米で、1,2人用として使える。


 設備としてはエレベーターと1,2階に、それぞれ4人は入れる大型浴室と全自動洗濯機4台、ミニキッチンと流し台、エレベータ完備。その施設に、東京都内から夫婦が中心で60人が入居することが決定した。2月にささやかな地鎮祭をして木造総二階の介護老人施設の工事は開始された。工期は8ケ月で2010年10月末に完成予定とされた。そして、空地は、駐車場として月5千円、または、1日300円、3時間100円で公共駐車場として貸し出すことにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ