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10話:内田さんの遺産と老人施設長の依頼の話

 内田さんから、いただいた遺産と遺品をお金に変えると1500万円となり、三井の資産が27000万円となり土地と家の5千万円と車300万円を購入し、差し引き22000万円となった。季節は夏から明けへと向かい、10,11、12月と足早に過ぎ2005年を迎えた。正月、昨年世話になった内田さんの家に新年のあいさつをしに行った時、

内田さんが、私も後2年で80歳になる。


 そこで、8年前に、沼津、三島地区で、大きな施設を地元の土地持ちの方に、安く土地を借りて、建物は、地元の工務店で建ててもらい、役所の寄付、地元ライオンズクラブ、ロータリークラブ、商工会議所の寄付で、内田さんが5千万円出して、その老人施設の名は「富士の園」で、その施設長になっていると打ち明けた。2年かけて老人施設の代表になってほしいと言われた。


 私の世話になってる、田川先輩が旅行から帰ってきてから、2人で考えて、お答えしたいので、もう少し待っていただけますかと言うと、いつごろまでと聞かれ、今年5月連休明けというと了解しましたと言い、吉報を待ってますよと言った。その後、春は、熱海の早咲きの桜と梅を見て、温泉に入って、過ごして、4月を迎えた。そして4月7日、田川先輩と東出芳子さんが修善寺に帰ってきた。


 4月9日、田川先輩と東出芳子さんが2人で三井の家に、多くのお土産を持ってやってきた。その時、黒田さんが78歳と高齢なので、老人施設「富士の園」の施設長を後退してくれないかという話をされたと話した。黒田さんていうと、自治会長したりしてる、世話役の黒田さんかと聞くので、その通りと伝えた。

「うーんと言い、少し考えて、いくら老人施設と言っても従業員の給料を払わなければいけないし簡単ではないぞと言った」。


 すぐ、黒田さんの都合を聞いて、面会しようと言ったので、電話機聞いて、伝えますと言うと、じゃーこれでと言って、田川先輩と東出芳子さんは、帰っていった。すぐに三井は、黒田さんに聞くと、4月14日から16日なら空いてるというので、田川先輩に電話すると4月15日14時に行くことになり、その旨を黒田さんに伝え、了解と答えてくれ、14日に3人で面談することになった。


 約束の日時に、田川先輩と三井で黒田さんの家を訪ねると、リビングに通された。黒田さんが、君が田川さんかと言い、東京から療養に来て、こちらに住みついて、家庭教師でを生業にしていたという噂はよく耳にしたと言った。インテリであり、非常に頼もしい限りだと黒田さんが話した。それを聞いて、田川先輩が、そんなに持ち上げられると、話しにくいなと笑いながら、話し始めた。


 黒田さんが高齢で、次の人に、修善寺の順天堂大学付属病院の近くの大きな2つの老人施設の施設長を続けるのがきついと言うのは、もっともな話だと思うし、今まで、この地区のために貢献してきたこともよく聞いています。しかし、老人施設と言っても、従業員の生活もかかっているし、はいそうですかと、簡単に引き受けるわけにはいかない。そこで、まず第一に、自由にやらしてもらえるのですかと聞いた。


 自由にとはと、黒田さんが聞くと、老人施設の運営方法ですと言うと、それは施設庁になれば、責任が、あるわけだから、人に迷惑が掛からなければ、自由に運営していただいて結構です。しかし、入居者が第一、施設のスタッフが第二の順番で、最後が施設長ですと言うと、それはそうです。私が一番気になるのは、老人施設を任せられて、赤字で、立ち行かなくなったから、やめますとはいかない事ですと言った。


 その通りですと黒田さんがいい、だから、人に好かれて、親切で、心優しい、三井賢治君のような若者が、うってつけだと思ったと話した。性格が良くても、賢く経営できる知識、忍耐力、交渉力が必要だと言うと、黒田さんが、確かにと言い、私も一時的に赤字になれば、その金額を商工会議所、ライオンズクラブ、ロータリークラブ、教会、地元の金融機関、銀行に寄付をお願いに上がったことも何回もあったと話した。


 それでは、経営方法については、自由にやらせてくれると、考えてよろしいのですねと、確認をとると、もちろん宜しいと、黒田さんが言った。わかりました、五月の連休後の5月9日までに、考えてきます。その時に、自分の考えを聞いてもらい、了解してもらえれば、田川と三井の2人で、2つの老人施設の運営をやらせていただきますと答えた。それは、ありがたい、知恵と教養のある田川さんが協力してくれれば鬼に金棒だと黒田さんは喜んだ。


 田川が、以前、家庭教師をしていた人間で、経理、法律を勉強してきた教え子に電話をかけて横浜国立大学、経営学部を卒業した2005年石動健太と明治学院大学経済学部を卒業した平野宗助と面談した。2人とも老人施設の今後の重要性を理解して、若いうちにマネジメントの最前線で働きたいと考えてることが分かった。そのため田川が横浜まで行って面談して、現在の会社を退職して、老人施設のマネージャーをしたいと言ってくれた。

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