いまは、これまで(猫編)
私、
私なんていないのよ
どこにもいない
ほんとにいないの
私なんていないの。
思うのよ。
ほんとの私は、どこにいるのかって。
ルールが変わっちゃって
本当のありがとうをいっているのは
素直なヤツばかりになればなぁ。
私、思うのよ。
私、
教室で、なにも思わなかった。
だれのことなのか、
わからなくなったこともあった。
誰よりも申し訳なく
止まらずに、
歩きつづけた。
本棚が倒れそうな夜もあった。
シングルマザーで大丈夫なら、
私、
その空の下なら、
生きていけるかな?
だんごむしが、こわかった。
いいんだから、って、
皆んなに言われたかった。
レッツゴーって、
誘われたかった。
あいらぶ、ゆーって
キスされたかった。
夜も孤独じゃ、なくなりたかった。
私、
私なんていないのよ
どこにもいない
ほんとにいないの
私なんていないの。
思っても、駄目でしょ?
ルールが変わらなくて
その道を歩いてゆく泣いちゃった私は、
どこへ向かって、歩いてゆくのか?
その背中を追うことが、
恋愛の悲しみなのか?
私、
わからなくなってしまって、
なにも、いらないって、いうよ。
ほんとの姿がみえないの。
バイクに乗って、
どこまでゆけるか知らないから、
どこまでだって、いける気になるよ。
乗っけてって。
乗っけてって、よ?
じゃないと、泣いちゃうかも?
いつもより、
早めに、泣いちゃっても、知らないからね?
耐えられない悲しみの、
予防注射をして、
がんばろうって?
いいえ、
ムリにがんばらない。
(クス、クス、注射って?)
バカばかりいってないで、
コンビニでお買い物をして、
エレガントな猫にまとわりつかれたい。
もしそれが黒猫なら、いいなぁ?
夜中は、危ないし、
もう、帰るけど、
もう一つだけ、
最後までいわせてよ?
黒猫のお家って、どこかに、あるの?
ねぇ、わかってる?
ねぇ、知ってる?
私、愛。
私、愛なのに。
変?
あ、まちがえた、恋?
(クス、クス、…………そうなの?)
(ねえ、あなたに、惚れちゃいそうさ)
(い〜い?へー、いいんだ?)
(まとわりついても)
(知らないよ)
あ、思わせぶりですが、べつに詩集やめちゃう訳でもないので、あしからず。
たた、しばらくお休みいただきます。
しばらくっても、1週間か、2週間か、ちょっとのあいだだとおもいますよ。
とかいって、やめちゃってたら、ごめんなさい。
ちょっといろいろ整理が必要かなぁとおもってまして。
(あ、ヤベ)
(おれーおれー。)
あとがきまでちゃんとお読みくださりありがとうございます。
でわ、また、いつか、お会いしましょう。
(バイバイ、まったねー。)




