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第15話 vsエリアル

執筆せずに寝ちゃったよ……そして、遅れたよ。

申し訳ない。

今回から戦闘に入って行くけど、うまく書けていません。ご了承ください。

 あれからどれくらいの時間が経ったのだろう。俺のはもう、時間を気にする余裕などなくなっていて分からない。だが、日は落ちてきているし、午後なのは確かだろう。


 ガキィイン


 そんなことを考えながら、俺は再び目の前の男と剣を交える。もう幾数回交えた剣だ。飽きて来たと言って止められるのなら今すぐやめたい。

 しかし、相手が許さないだろう。相手から申し込まれた決闘。ここで引き下がることは出来ない。


 はぁ、大剣の攻撃力が高すぎるんだよなぁ。


 俺は振り下ろされる大剣に合わせ、短剣で受け流すだけ。まともに受けたら俺が吹き飛ばされてしまう。今だって地面が割れているのだ。こんなもの、人が受けたら速攻で死んでいる。無理だよ無理。


 けど、あれを攻略しないとって言うか、大剣の先にエリアルがいるからどうにかしなければならない。

 って、分かっていてもどうにかなるものじゃないだろ……アレ。


 俺はエリアルによって振り回される漆黒の大剣を見ながら、そう心の中で悪態をついた。現在、既にあの大剣によって地面にはいくつものクレーターや切れ目が入っている。その上で俺は立ちまわり、戦っているのだ。


「どうしたどうした! それでは、俺を倒せないぞ!」


「ぐっ、分かってるよ!」


 エリアルが俺の避けた先に攻撃をしてきた。そのせいで対応が遅れ、大剣が頬をかすめた。薄皮が斬れた程度だろうが、それでも血は結構出ているし痛い。だが、アドレナリンが出ているのか、我慢は容易かった。


 俺だって今の状況は分かっている。このままで勝てないのは、その通りだ。何か、何か打開する手はないのか。


 そう考えようとした時だ。体の動きが鈍り、一瞬だが思考に耽ってしまった。その隙をエリアルは見逃さず、大剣で薙ぎ払うようにして俺を斬りつけた。

 大剣による攻撃を防ごうと俺は剣を構えたが時すでに遅し。大剣は既に俺の体に当たり、見事に胸を掻っ捌いていた。


「うぐ、ぐはぁ」


 噴水のように噴き出した血を見て、この傷は深いと察した。痛みも尋常ではなく、意識が刈り取られそうになる。血は絶え間なく流れており、放っておいては出血多量で死んでしまうだろう。

 けれど、ここで倒れてしまってもエリアルに止めを刺されてしまう。どちらにしろ、死。


 だったら……と、俺は立ちあがった。無防備な姿を攻撃されるよりは、まだ立っていた方がマシだ。


「ほう、その傷で立つか。結構深く入ったように感じたが?」


「あ、あぁ。とっても深い。けど、倒れる訳にはいかないんでね」


「勇ましいな。けど、それは無駄な足掻きだ。勇気とは、呼べんなぁ!」


 エリアルはそう言いながら大剣を振り下ろした。俺の頭の上から真っ直ぐ下に堕ちるようにだ。避けなければ俺は真っ二つになってしまうだろう。

 しかし、避けたくても傷が痛くて体が動かず、その場に膝を付いてしまった。仕方なくイージスを出すが、こんなもの時間稼ぎにしかならない。


 俺がイージスを出すと、一回目の攻撃は見事に弾いた。だが、二回目三回目と回数を重ねるごとに、ひび割れ、耐えられなくなっていく。


「中々頑丈ではないか。透明で見えぬが、この感触は盾か? あの時も見せたこの特殊な力。面白いが、もう見飽きたわ!」


 エリアルが大剣を振り上げる形で攻撃してきた。それは、盾であるイージスだけを切り裂き破壊する。まるで、そこにイージスがあると見えているかのような正確な攻撃だった。俺を傷つけず、イージスだけを斬ったのだ。

 その時、俺はチャンスだと思った。大きく大剣を振り上げたエリアルの胴体は隙だらけだと。

 判断してからは早かった。即効でエリアルの懐に入り、鎧の隙間である関節部分に向かって思いっきり剣を振るった。


「隙だらけだぞ!」


「何ッ」


 あと1㎜で剣が届く、という所で俺の剣先は鎧ではない何かにぶつかり攻撃は阻まれてしまった。それは、エリアルが大剣で防いだ訳でも、第三者が来たわけでもない。

 俺の攻撃を防いだのは……黒い何かだった。


 黒い何か。影か、闇と呼称した方がいいくらいにどす黒い。俺の攻撃を阻んだそれは、よく見ると振り上げられている大剣から伸びている。

 俺が驚いていると、エリアルがニヤケ面でこう言った。


「俺にここまでさせるとはな……しかし、これを使うのだ。俺に敗けはなくなった」


 言い終わると同時に、漆黒の大剣はただの鉛色の大剣へと変わった。見た目が変わったのだ。黒かった部分がズルズルと移動し、剣の先端へと集まっていく。そして、細く長く鋭くなっていったと思ったら、黒い部分が大剣のリーチを伸ばす形で変形していた。


「本体は切れ味が落ちるが、まぁ、お前を殺す程度には十分だ」


 一瞬でもこいつをやれると思ったのは間違いだった。コイツの底が見えない。

 それに、こういうボス的な立ち位置の奴にはよくある話だ。


 第二形態……第二ラウンドの始まりだ。

次回もエリアル戦

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