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異世界に転生したらものの5分で最強セージにエンカウントした俺のその後の話  作者: すずき 虎々


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44.塔運営始めました!

数ある作品の中から、私の作品を見つけてくださり、ありがとうございます。

読んでいただける方に楽しんでもらえるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

 マイマスターシェラは、俺達のピンチに颯爽と現れ、一瞬で神獣を討伐すると、まぁまぁ長めのお説教をして、再び消えてしまった。


 師匠によれば、次の神獣襲来まで、それほど呑気に構えている訳にもいかないようで、数年内に現れる見込みとのことだったが、今回現れた神獣は、過去最弱クラスとのことで、あのレベルであれば、対神獣用の特別な装備や魔法など無くても、力技でなんとかなるらしい……。


 しかし、次に現れるのが、同じような弱さの神獣である保証はなく、また、今回の様にあの場所から移動しないとも限らないので、迅速に見つけて、迅速に撃破せよとのご指示を賜ったわけだが、普通に考えて無理じゃね?


 そもそもの話、神獣ってなんやねんってとこから始まる訳で、師匠が言うには魔物と基本一緒ということだが、あんなもん魔物と一緒な訳ないだろ!


 ということで、今の俺には、アレをどうにかできる見込みもなければ、見当もつかないので、それこそ、師匠の言う通り鍛える必要があるが、逆に俺達というか、俺が今行って死ぬかもしれないような場所など、一つしか思い浮かばない。


 しかし、そこに至れば確実に死ぬ……。


 でも、死んでしまっては神獣からこの星を守るどころの騒ぎではなく、再び神様に生き返らせてもらいでもしないかぎり、多分きっと魂クリーニングされるだろう……。


 そこで考えたのが、あの、中央大陸のダンジョンは、あの強度の魔物が、あれだけの量で、状態的に広いフロアに犇めいているのが問題なのであって、数が適正であって、フロアも適度な面積で、丁度良く仕切ってありさえすれば、おそらく踏破も難しくないのではないかと思われ、尚且つ、魔物個体の強さがかなりのものなので、経験値的にも旨いはず。


 ということで、あの中央大陸のダンジョンを、リメイクしようと思います。


 しかも、元来、俺は地下に潜っていくというスタイルがあまり好きではないので、いっそのこと、塔タイプに作り替えたいと思います!


 え?そんなことが出来るのかって? 出来ます。出来ちゃうんです!


 この世界には、迷宮核という物がありまして、なんと、その迷宮核があれば、迷宮を作り出すことが出来ちゃったり、困った時に封印することも出来ちゃったり、作ったダンジョンをリメイクすることも可能だったりするのです!


 ということで、早速中央大陸にやってまいりました。

 このダンジョンのリメイクは、ダンジョンの入り口にある結界紋の中心にある窪みに、新たなダンジョンコアとなる迷宮核を置いて、大凡のイメージを抱きながら、“リメイク”と言うだけ。

 あとは概ね1週間程度待つと、ダンジョンがイメージしたものに変わっているという優れもの。


 凄いですねぇ、素晴らしいですねぇ。

 念じるとか、イメージするとかで、なんでも出来ちゃう異世界ファンタジー最高ですね。(まぁ、クリエイトと言うだけで、血管から船の台座まで作れる俺の魔法も大概ですけどね……。)


 あとは1週間後に来れば、雲を突き抜け、天に至るかのような立派な塔が聳え立っている事でしょう。


 んで、塔の設計については……。


 全てのフロアで、本気で殺しにくる魔物を配置するのだけれども、物量で圧倒するような以前のタイプのダンジョンでは、例えばクリア出来るようになったにしても、数の暴力に対して、雑な対処で間に合わせる技術を練り上げても意味がない。

 圧倒的な個の力に対抗するには、やはり一つ一つの技や魔法に力が無ければ、そもそも実力で拮抗するのは難しいだろうから、全部屋にボスがいるくらいの気持ちで作り上げなくてはならない。


 ただし、ずっと緊張しっぱなしでは、精神的にも、体力的にも、魔力的にも持たない。

 なので、途中には一息つけるフロアも用意する。

 たとえば、第十層は安全地帯フロアとしてのカフェフロアを設けようと思う。

 魔物は配置しない。

 代わりに、魔力で抽出されたコーヒーや、

 魔素を中和するハーブティー、回復効果のあるスイーツが並ぶ。

 店員は、俺がクリエイトした“自動制御機能付きホムンクルス”たち。

 接客は丁寧、味は保証付き。

 プルやシャクヤクさん辺りが「ここに住みたい」と言い出す可能性が高い。

 しかし、俺はこのフロアがこういうフロアだと知っているから問題ないし、俺のパーティーメンバーについても同様だが、知らない人が来て、ここでホムンクルスを敵と勘違いして暴れられても困るので、安全地帯フロアについては、フロア入口にでも告知事項の掲示をしなくてはならないだろう。

 なんなら、各地のギルドにこの塔のパンフレットと置いてもらっても良いかもしれない。

 それでは先に進むとしよう。

 二十層では、雲海フロアを設ける予定。

 塔の外壁が透明化され、雲の上に浮かぶような景色が広がる。

 風は穏やかで、空気は澄んでいて、

 遠くには雷雲が走り、下界の風景が一望できる。

 ここでも、魔物との戦闘は一切なし。

 ただ、空を見下ろし、雲を眺め、優雅な気持ちになって、殺伐モードから気持ちを切り替えて、この世界、まだ守る価値があるな……と思えるような場所にしたい。

 50階・70階・90階には、宿泊施設を設けようと思う。

 え?そんなことまで出来るのかって?

 出来ます。迷宮核、万能です。


 しかし、あまりにも快適すぎると、冒険者たちが「ここに住みたい」と言い出して、修行を目的とした塔にも関わらず、観光地的な勘違いをする輩が現れないとも限らない。


 が、そこは安心していただきたい。

 この塔、そうだね、20階層までは、まぁ、頑張れば来れなくもないくらいの難易度に設定する予定だが、それ以上の階層は、全階層鬼畜モードにする予定だ。


 当然と言えば当然だが、俺が強くなるための塔なので、普通の人が気軽に来れて、楽々クリア出来たのでは、なんの修行にもならないのだ。


 そうだ!さっきのアイデア、世界中の各ギルドにビラを作って配ってもらおう。

 20階より上は、死にたくなければ行かないようにと書いておけば、行くにしてもそれなりの準備と覚悟で挑むだろう。


 そうだ、各安全地帯はセーブポイント的な役割も果たしてもらおう。行ったことのある安地フロアは、後日転移魔法陣で行ける仕様にしよう。


 あぁ、そうだ、いちいち階段で上るのも面倒だし、ここも転移魔法陣で上り下りするタイプにしよう。

 となってくると、欲しくなるのがトラップ魔法陣だよな……。


 あぁ、やべぇ、止まらない……。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

感謝の言葉しかありません。

よければ次のお話も読んでいただけるとありがたいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

このお話が面白いと思っていただけたなら、評価やコメントなどいただけるとありがたいです。

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