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異世界に転生したらものの5分で最強セージにエンカウントした俺のその後の話  作者: すずき 虎々


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31/61

31.トラウマ級

数ある作品の中から、私の作品を見つけてくださり、ありがとうございます。

読んでいただける方に楽しんでもらえるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

「シャクヤクさん!二人を護って!メリルはシャクヤクさんの回復!」


「わかった!」「はいっ!」


「グラニット・ジェイル!よしっ!あとはプルさん頑張って。」


「ありがとうなのニャ。」


 俺達は今中央大陸にいる。

 目的はレア幻獣の捕獲から、プルの召喚獣契約だ。


 俺達のパーティーに決定的に不足しているもの。

 それは、俺意外の戦闘火力……。


 正直な話、俺が戦闘に参加するのであれば、俺以外のメンバーの必要性が極めて乏しいので、連携して何かをするよりも、俺一人でやった方が圧倒的に効率が良い。

 逆に俺が戦闘に参加しないパターンで考えた場合、耐久力はなんとかなる、シャクヤクさんはバカだバカだと言われているが、こう見えて結界はなかなかの強度の物を出す。

 しかし、火力と言えるものが、拳によるパンチや尻尾による打撃くらいしかないので、範囲火力がとにかく足りていないのと、あとはアレだ、派手さがまるで足りてない……。


 そう、魔女っ娘要素が一ミリも足りてないのだ!


 ということで、急にメンバーを増やすというのも、なかなか難しい問題があるので、魔女っ娘要素は補えないが、火力の高い幻獣を召喚することで、カバーしようという結論に達したのだ。


 ということで、幻獣を捕るなら中央大陸ということで、今ココで幻獣を捕獲しているのである。


 現在、集まった幻獣は、なかなかの顔ぶれで、蚩尤にフェンリル、バルログと、風邪魔法なら蚩尤、氷魔法はフェンリル、火魔法ならバルログと、言われるほどの各属性の代表的な幻獣がそろってしまった。


 ここに出てくるのがシャクヤクさんとはいえ、竜も召喚できますとか、もう伝説級の召喚士と名乗っても、誰も文句は言えないのではないだろうか。


 ということで、今日の目的は達成されたので、あとは山頂でお昼のお弁当を食べて、楽しいピクニック戦力強化キャンプも終了となる。

「こういう見晴らしの良い場所で食べるお弁当は、とってもおいしいですね。」


「飯なんてどこで食べても一緒ではないかえ?」


「そんなことないニャ!みんなで食べるご飯は美味しいのニャ~!!!」


「えぇ、えぇそうですね、美味しいですね。でも、それはたぶん作ったのが俺だからじゃないでしょうかね……。ホント女子力ねぇなお前ら!」


「「「あははははははは、あぁ美味しいぃ。」」」


「ところで、さっきから気になっているんですが、あの火口とは別に、あそこ、ほら、あそこに横穴開いてません?」


「あぁ、たしかになんか開いてるニャ、ダンジョンかニャ???」


「ふむ、確かになんか開いておるな、ダンジョンが、あんなところにあるのかえ?」


「じゃあ、昼ご飯を終えたら、皆で少し覗いてみようか。今の俺達なら、中層くらいまでなら問題なく潜れるだろう、まぁ、なんの準備もしてないけど……。」



 俺達は談笑しながら昼食を終え、プルさんの召喚獣を試したりしながら、それじゃあ火口まで降りて、ダンジョンっぽく見える横穴の探検をしようと、火口がある辺りまで降りることにした。


「よし、それじゃあ少し探検してみようか。準備もしてないし、無理せず、軽く覗く程度にしておこうか。」




「無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理!」

「なんだあれ!?いきなり1階層目の最初の広場からサイクロプスの巣窟とか意味わかんないんだけど!!!しかも、なんだあの構造は?あれ完全に俺らを殺しにきてんだろ!!!広場と広場が目視できるように繋がってるとか意味わからん。倒しても倒しても切りないじゃん!!!」


「私、去年死んだおばあちゃんが、悲しそうな顔でこっちを見て、全力で顔を振りながら、両腕でバッテンつくっている幻覚が見えました……。」


「あたしは数か月前に隠したお魚の缶詰の場所を唐突に思い出したニャ、あれが噂に聞く走馬灯というヤツニャ……。」


「わらわは何も見てない、何も知らない、あれはババ様じゃない、ババ様じゃない……。」


「あぁ、シャクヤクさんが壊れた……。」


 俺達は命からがら脱出することに成功したが、次同じように脱出出来るとはかぎらないので、もう二度と、このダンジョンに潜りたいとは思わない。

 ていうか、誰だこんなダンジョンを設置したの。

 ていうか、ダンジョンて、確か迷宮核を使ってクリエイトダンジョンというと、倒した魔物の魔素が集まって形成されるんだよな。

 ということは、つまり、少なくともあの数の魔物をリポップするまでの時間で倒し切ったヤツがいるってことだと思うが、そんなことが可能な人間なんているわけが無い。

 いくら今の神様が規格外の力を持っていたとしても、これは無理だろう。

 だって、あの数が、まだ1層目の最初の広場だよ?


 [告:マスターの持つ魔法を駆使すれば、踏破可能なダンジョンです。]


「うわっ!びっくりした……。」


「フィンどうかしたのか?」


「大丈夫ですか?」


「ニャニャ???」


「あぁ、ゴメンゴメン、大丈夫だ。」


『ライブラさんどうした?』


 [回:マスターがこのダンジョンの踏破に懐疑的だったので、マスターが一人で挑む場合であれば、踏破可能であることを告知しました。]


『そうか、ありがとう。でもね、あんなところ、踏破可能でも行きたくないよ……』


 [告:このダンジョンには、有効なアイテムや武器防具が多数埋蔵されているので、機会があるなら挑戦する価値はあります。]


『ライブラさん、こんなダンジョンには、もう二度と、潜りたくはないし、潜らないよ……。』


 [回:………………………。]


『わかってくれたなら良いよ……。』


最後まで読んでいただきありがとうございます。

感謝の言葉しかありません。

よければ次のお話も読んでいただけるとありがたいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

このお話が面白いと思っていただけたなら、評価やコメントなどいただけるとありがたいです。

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風邪魔法ってなんか嫌です。病みそう。
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