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泥だらけの絆  作者: 楽泥
8/15

宏美の体操服デビューとエスカレーション

週末の午後、裏庭には湿った土の匂いが広がっていた。6月も終わりを迎え、空気が少し重たく感じられる。山元綾子は白い半袖体操服にエンジ色のブルマを合わせた姿で、指先で地面の泥を軽くつついていた。裾はブルマにきちんと入れられ、白いリブハイソックスが膝下で少し汚れている。隣では大橋浩二が、彼の「泥遊びスタイル」――白い半袖体操服に濃紺のショートパンツ、白いスクールソックス、白い通学靴――で膝まで泥に浸かり、楽しげに足を動かしていた。ブリーフとランニングシャツが下に隠れているが、すでに泥が染みて薄っすら透けている。


「ねえ、宏美まだかな。遅いよ」


綾子が少し焦れた声で言うと、浩二は穏やかに笑って応えた。


「宏美、今日は妙に準備に時間かけてるな。気合い入ってるのかも」


その言葉が終わるや否や、裏庭の木戸がガタッと開き、小さな声が響いた。


「お待たせしましたー!」


現れたのは山元宏美。いつもは動きやすいスカート姿の彼女が、今日はピース紺の半袖体操服に、同じ色のローレッグブルマを履いている。首元と袖のフライスがほんのり色褪せ、小学校の体育で使い込んだ跡が残るその衣装は、どこか懐かしい雰囲気を漂わせていた。白いリブハイソックスを膝まで上げ、綾子と同じ白い通学靴を履いた姿は、姉妹揃って泥に挑む準備が整ったようだ。


「どうかな? これならもっと汚せるよね!」


宏美は目を輝かせて両手を広げ、くるっと回ってみせる。綾子は一瞬言葉に詰まり、浩二は「おおっ」と小さく感嘆の声を漏らした。ブルマのサイドに走る白いラインが2本、動きやすそうなその姿は、浩二の趣味にぴったりすぎるほどだった。


「宏美、それ…いいな。動きやすそうだし、汚した時の感じが楽しみだよ」


浩二が少し照れながら言うと、宏美は「でしょ! お姉ちゃんには負けないんだから!」と得意げに笑う。綾子は眉を寄せ、「何? 私だって負けないよ」と言い返すと、勢いよく泥の溜まりに飛び込んだ。


ズブッ。膝まで沈む泥がブルマに跳ね上がり、エンジ色の生地に黒い染みが広がる。綾子は立ち上がって両手で泥をすくい、顔に塗りつけるようにしながら宏美を見た。


「ほら、私の方が先に汚れてるよ!」


その挑発に、宏美は目を輝かせて応戦する。


「ふーん、じゃあ私だって!」


彼女は泥の浅い場所に勢いよく座り込んだ。ズシャッと音が響き、ブルマの後ろが一気に泥まみれに。白いショーツが泥水で濡れて色濃く浮かび上がり、宏美は立ち上がると両手で泥水をすくい、頭からかぶるようにして笑った。


「これならショーツまでしっかり汚せるよ!」


綾子は宏美のショーツへのこだわりが強まっていることに気づき、負けじと大胆な行動に出る。


「じゃあ私だって!」


彼女は体操服のハーフジップを下ろし、白い半袖を脱ぎ捨てた。スリーマーとショーツだけの姿で、そのまま泥の中に寝転がる。冷たい泥が背中に張り付き、スリーマーの裾からじわっと染み込む感触に、綾子は「んっ」と小さく声を漏らした。ショーツのクロッチが湿り、いつもの黄色いシミが泥と混ざり合い、新たな感覚が彼女を刺激する。


泥水で濡れたスリーマーとショーツが体にぴったり張り付き、小柄な綾子の体のラインがくっきりと浮かび上がる。小さな胸がわずかに膨らみ、乳首が薄い布越しに主張するように浮かんでいた。


浩二はその姿に目を奪われた。興奮が抑えきれず、思わず息を呑む。綾子は浩二の視線に気づき、満足げに口の端を上げて笑った。一方の宏美は、少し悔しそうな「してやられた」表情で綾子を睨み、すぐに次の手を考えているようだった。


「お姉ちゃん、ずるいよ! 私だって…」


宏美はブルマの裾を軽く引っ張り、泥水をさらに染み込ませる。ショーツが濡れてべっとり張り付く感触に目を細め、彼女もまた自分の「汚れ」に満足げに笑った。


浩二は二人を交互に見つめ、「君たち、すごいな…」と呟く。綾子は泥まみれの顔を上げ、「浩二君だって楽しそうじゃない」と笑う。宏美も「ねえ、浩二君ももっと汚れてよ!」と泥を軽く投げつけた。浩二のショートパンツに黒い泥が飛び散り、彼は「わっ」と驚きつつも笑顔で応える。泥を手に取って体操服に塗りつけ、3人の笑い声が裏庭に響いた。


遊びが一段落した頃、3人は泥にまみれたまま地面に座り込んでいた。宏美がふと口を開く。


「ねえ、今日すっごく楽しかった。もっと何か汚したいな」


綾子も「うん、私も。いつもと同じじゃ物足りなくなってきたかも」と頷く。浩二は少し考えた後、目を輝かせて言った。


「それならさ、俺の部屋にいいものあるよ。一緒に見に行かない?」


裏庭からアパートへ移動し、浩二は部屋の片隅にあるクローゼットを開けた。そこには彼が大事に集めたコレクションが並んでいる。新品の白い体操服、色鮮やかなブルマ、小さなサイズのセーラー服――どれもまだ一度も汚れていない、まっさらな状態だ。綾子と宏美が「わあっ」と声を上げると、浩二は少し恥ずかしそうに笑った。


宏美が目を輝かせて言った。


「ねえ、これって全部新品だよね。浩二君の体操服はもうシミだらけなのにさ、まっさらなのがこんなに目の前にあるなんて、めっちゃ興奮するんじゃない?」


浩二は頷きながら答える。


「うん、まっさらなのが泥にまみれていくのを見るのが…たまらないんだよ」


綾子がふと目を細めて言った。


「でもさ、ここには下着はないね。私、まっさらな下着を汚すのも好きなんだよね。何度も汚して、泥シミが濃くなっていくのも楽しいし」


宏美も「うん、私も! シミだらけの下着とか体操服を着るだけでも、なんかドキドキするよね」と頷く。浩二は少し驚いた顔で二人を見た後、笑って提案した。


「そうか、今着てるのと同じのでいいよね? 今度何枚か買ってあげるよ。俺もそれ見てみたいな」


3人はその話で一気に盛り上がり始めた。綾子が「次はこれで遊ぼう」と動きやすそうな体操服を手に取り、宏美が「私はこのセーラー服!」と目を輝かせる。浩二は「最高だ…次が楽しみすぎる」と呟きながら、コレクションを眺めた。部屋中に泥の匂いが漂い、3人は新しい衣類を手に持ったまま笑い合った。個々の「変な部分」がぶつかり合いながらも、どこか調和していく瞬間だった。夕陽が窓から差し込む中、彼らは「次は何を汚そうか」と語り合い、絆をまた一つ深めていた。

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