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泥だらけの絆  作者: 楽泥
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秘密の共有

6月中旬の午後、綾子は浩二のアパートのドアの前で、体操服のシミを隠すように手を握っていた。白い半袖体操服の胸の所に、泥のシミが残ってる。襟付きのハーフジップを軽く開け、裾はエンジ色のブルマにきちんと入れ、その上にエンジ色のジャージズボンを重ね履きしていた。靴下も通学靴も、少し泥で汚れてる。告白の言葉を口にした瞬間、心臓がバクバクしてた。「私、浩二君が好きだよ。あの泥も…私も好きになっちゃった」。浩二の目が丸くなって、綾子は顔が熱くなるのを感じた。


「え…?綾子、何?」浩二はドア枠に寄りかかったまま、声が震えてる。白いTシャツにジーンズで、髪が少し乱れてる。綾子はドキッとして、目を伏せた。でも、言わなきゃ。


「浩二君の…あのブリーフ、見ちゃったから。泥のシミ、私も…好きになっちゃったんだ」綾子は体操服のシミを指で触って、顔を上げた。浩二の顔が真っ赤になる。


「あ、あれは…その、ごめん、変なとこ見られてさ」浩二は目を逸らして、頭をかく。綾子はドキドキしながら、「ううん、私も変だよ。泥、気持ちいいって思っちゃって」と呟く。浩二が「え?」と顔を上げて、綾子を見る。その目が、あのブリーフを見た時と同じ熱っぽさに変わる。綾子の胸が締まる。あのシミを見つめる目だ。


「綾子…ほんと?」浩二が一歩近づいて、綾子の体操服のシミを見つめる。綾子はドキッとして、「うん、裏庭で…自分でやってみたの」と答える。浩二の目が細まって、手が少し震える。「俺も…そういうの、気持ちいいって…」と呟きかけて、言葉を止める。綾子はドキンとして、「浩二君、私…一緒にやりたい」と勇気を振り絞った。浩二が「え?」と驚いて、「一緒に…泥で?」と聞き返す。綾子は頷いて、「うん、私も汚したい。浩二君と、同じ気持ちになりたい」と言う。浩二の顔がさらに赤くなって、「綾子…変だよ、でも…嬉しい」と笑う。綾子の胸が温かくなる。浩二君、私のこと、嫌いじゃないんだ。


その時、階段を上がる足音が聞こえて、宏美が「浩二君!お姉ちゃん!」と駆け寄ってきた。ピンクのスカートが揺れて、白いTシャツが少し汗ばんでる。「何!?お姉ちゃん、来てたの?」と笑う。綾子はドキッとして、「う、うん、ちょっとね」とごまかす。浩二が「宏美も…来たんだ」と呟く。


「ねえ、何か面白いのない?」宏美が部屋に入って、ソファに座る。浩二と綾子は顔を見合わせて、気まずく笑う。綾子は体操服のシミを隠すみたいに手を握るけど、宏美が「ねえ、お姉ちゃん、そのシミ何!?」と指差す。綾子はドキッとして、「あ、これは…泥で…」と言いかけた。


「綾子が…俺と同じでさ」浩二が慌てて言うけど、言葉を濁す。綾子が「うん、私、浩二君の見てたら…泥、好きになっちゃって」と補う。宏美が「え?泥?浩二君も?」と目を丸くする。綾子はドキドキして、「うん、浩二君の…ブリーフ、見ちゃってから」と呟く。宏美が「何!?ブリーフ!?」と驚いて、浩二を見る。浩二が「ご、ごめん、変な趣味で…」と顔を赤くする。宏美が「変だね…でも、面白そう!」と笑う。綾子の胸が軽くなる。宏美、嫌がらないんだ。


「ねえ、それってどんな感じなの?」宏美が目を輝かせて、綾子に近づく。「泥って、気持ちいいの?」と聞く。綾子はドキッとして、「うん、冷たくて…気持ちよくて」と答える。宏美が「ふーん…私もやってみたいかも」と呟く。「浩二君の変な趣味、面白そうだよ」と笑う。浩二が「宏美まで!?」と驚くけど、目が熱っぽい。綾子はドキンとして、「じゃあ…明日、うちの裏庭でやろうよ」と提案した。宏美が「いいね!」と笑う。浩二が「変だよ、みんな」と笑うけど、嬉しそうだ。「じゃあ、俺も…準備してくるよ」と言う。


翌日、綾子と宏美の家の裏庭で、浩二がやって来た。白いTシャツにジーンズで、ビニール袋を手に持ってる。「これ、着替えと帰り用」と笑う。裏庭の隅で、浩二は袋から白い半袖体操服、濃紺のショートパンツ、白いスクールソックス、白い通学靴を取り出し、白いブリーフと白いランニングシャツに着替えてから重ね着した。綾子はドキッとして、あのブリーフを思い出す。胸がバクバクする。宏美が「何!?浩二君、準備いいね!」と笑う。


裏庭のぬかるみが、陽光に反射してる。綾子はジャージズボンを脱ぎ、ブルマと体操服で立つ。宏美が「私も!」とスカートをまくって、綿の白いショーツを露出させた。泥を手にすくって、ショーツに塗る。白い生地に泥水が染み込んで、ぐっしょり汚れる。「気持ちいい!」と宏美が笑う。浩二の目が熱っぽくなり、ショートパンツ越しにブリーフを触る。綾子はドキッとして、対抗心が湧く。私だって、もっとすごいよ!綾子は泥を両手にすくって、ブルマと体操服の胸の所に塗りたくった。ショーツに泥水が染み込み、ぐちゃぐちゃになる。勢いで浩二に抱き着くと、泥が浩二の体操服にべっとりついた。「浩二君、私の方がすごいでしょ!」と笑う。浩二が「うわっ、綾子!?」と驚くけど、目が熱っぽい。


浩二がショートパンツに泥を塗って、「気持ちいい…」と呟く。ブリーフとランニングシャツに泥水が染み込んで、白い生地が茶色に染まる。綾子は泥に座って、ブルマにべっとり泥をつけた。ショーツがぐちゃっと濡れて、体操服の胸の所が泥だらけに。宏美が「ねえ、浩二君、体操服の方が汚れやすいよ!」と笑う。浩二が「そ、そうかな?」と返す。綾子はドキンとして、次は宏美にも勧めようと思う。


3人は笑いながら泥にまみれた。浩二のショートパンツとブリーフが茶色に染まり、スクールソックスがぐっしょり濡れる。綾子のブルマとショーツがぐちゃぐちゃで、宏美のショーツが泥だらけに。「浩二君、変態だね!」と宏美が笑う。浩二が「宏美もだろ!」と返す。綾子はドキドキしながら、「浩二君、私…嬉しいよ」と呟く。浩二が「俺も…綾子と一緒で、嬉しい」と笑う。宏美が「何!?お姉ちゃん、浩二君、仲良いね!」と笑う。綾子の胸が温かくなる。私たち、変だけど、一緒だ。


夕陽が裏庭を染める頃、3人は泥だらけで笑い合った。浩二が「またやろうね」と言う。綾子は頷いて、「うん、浩二君と」と呟く。宏美が「私もね!」と笑う。浩二がビニール袋に衣類を入れて、「これで帰れるよ」と笑う。綾子の体操服のシミが、夕陽に映えた。変だよ、私たち。でも、これが私たちの絆だ。

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