第2章 23〜39話まで早読み
まもなく第3章が開始されます!
【追放された僕の下に女神が舞い降りたーepisode zeroー】
短編ですが、前日譚書きました!
↓↓↓
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それに伴って、早読みができるダイジェスト版を作りました!
もちろん、1話から読んでいただいた方がより没入できると思うのですが、ダイジェスト版でもある程度はストーリーの流れを追えるようにしてますので、こちらをご活用いただければと思います!
【第23話】 〉ギルド設立
アステルは王都アルヴァニア城の謁見の間に呼ばれ、闘技大会優勝の褒美として王から冒険者登録推薦状を受け取る。緊張する彼の後ろでミレイネスと精霊ウルが見守り、王の提案で自分達のギルドを開くことに。二人の提案や笑顔に背中を押され、アステルはギルド名「ミラクルズハプン」を決める。天国と地獄のような幸福なひと時を感じながら、彼は新たな冒険の一歩を踏み出す。
【第24話】 〉ミラクルズハプン初仕事
アステル達のギルド「ミラクルズハプン」がオープン。王宮建築士の尽力で1週間で完成し、仲間も増えた。初日は店内を見回し、美女3人衆と共に雰囲気を確認。すると、訪問客リューインからSS級討伐依頼が舞い込み、アステル、ミレイネス、ウルの3人でデルメシアへ向かうことに。仲間の協力を感じつつ、新たな挑戦の幕が開く。
【第25話】 〉デルメシアへの旅立ち
アステル、ミレイネス、ウルはギルドの初仕事として、SS級魔物討伐の依頼を受けデルメシアへ向かう。道中、アステルは3人のチームワークや互いの思いやりを再確認し、ギルド設立の意義を実感する。初めての本格的な依頼に緊張しつつも、3人は力を合わせて未知の地へ進む決意を固める。
【第26話】 〉ヘルブリンガー討伐と誤解
アステルは巨大なヘルブリンガーに挑むも、神気と高速移動で圧倒。霊波十字斬やオーバードライブを駆使し、見事討伐に成功する。ウルやミレイネスもその戦闘力に驚嘆し、感動の余韻に浸るが、突如現れたリザードマンが激怒。アステルが討伐したのは実はグレートシャークで、ヘルブリンガーは伝説の絶滅種だったことが判明する。
【第27話】 〉国王殺害の濡れ衣
修正
デルメシアから帰還したアステル達。しかし、討伐した魔物はグレートシャークで、ヘルブリンガーではなかったことが判明。ギルドに戻ると、国王が何者かに殺害されたとの報せが入り、アステルは国王殺害の濡れ衣を着せられ、指名手配に。兵士たちに包囲され、復讐を企むデリックが現れ、窮地に立たされる。
【第28話】 〉偽りの記憶
アステルは国王殺害の容疑で審議にかけられ、宙に再生された「王を刺す自分の記憶」を突きつけられる。ミレイネスやウルが無実を訴えるも、死人の記憶は改ざん不可能とされ、デリックが傍聴する中で死刑判決が下り、アステルは一週間後の執行を宣告され牢に入れられる。
【第29話】 〉黒フードの影
デリックは自らの悪行を満喫し、酒場で高級ワインを楽しむ中、幼女精霊レエナとやり取りをしている。レエナの自由奔放な行動や寝言に、デリックは新ジャンルの「精霊×幼女」に興奮し、心臓が高鳴る。一方、黒いフードを被った謎の人物がデリックの隣に座り、「アステル・ランドベルクに濡れ衣を着せた秘密」を知っていると告げる。デリックにとって不可解な影の出現が、新たな動きの始まりを示していた。
【第30話】〉リューインの影
アステルが投獄される中、仲間たちはミラクルズハプンで国王殺害と濡れ衣の真相を話し合う。デリックと関係があると噂されるリューインの行動や、変装によるアステルの暗殺演技の可能性を検証。幻惑魔術や記憶改ざんが不可能であることを確認しつつ、リューインの足取りを追えない現状を整理する。さらに、アステルが記憶を審議官から確認した結果、デリックがリューインと接触していた証拠を掴み、次の行動への手がかりを得る。
【第31話】 〉黒フードとの契約
黒いフードの男クロノはデリックに接触し、協力を持ちかける。リューインに与えた擬態能力でアステルに濡れ衣が着せられたことを示唆し、代わりにデリックには「神気」という神の力を授けると提案。見返りとして勇者・剣聖スキルと聖剣ギグドラーンを要求する。デリックはその力に魅せられ、契約を交わす決意を固める。
【第32話】 〉大天使ミカエルの声
神界を治める大天使ミカエルは、人間界で発生した異常な力の目覚めを察知し、かつて秩序を乱した天使ファーシルの影を疑う。
しかし神界の規律上、直接干渉が難しいため、神導アステルに危険を伝えるべくテレパシーを送る。
アルヴァニアの地下牢に囚われているアステルは、審議官に提出する証拠を整えながら、ミレイネスたちにデルメシアへ向かわせていた。そこへ届くミカエルからの緊急の連絡。ファーシルの可能性と神気の危険性を告げられた後、最後に思わぬ一言が。
《わ、私……あの……す、すす……好きっ》
交信は途切れ、暗闇の中アステルはその言葉を反芻しつつ、再審に望みを託すのだった。
【第33話】 〉ゴダルガ村への手がかり
デルメシアで聞き込みを続けるミレイネスたちだったが、リューインに関する情報は一切得られず、疲弊と焦燥から口論が絶えなくなっていた。
そんな中、宿に現れた年老いたリザードマンが「ゴダルガ村のディルナの息子ではないか」と衝撃の証言をする。
さらに、その息子はつい最近亡くなったという信じがたい情報まで飛び出し、一同は言葉を失う。
リューイン本人かもしれないとの疑念を抱きつつ、真相を確かめるため一行は急ぎゴダルガ村へ向かう決断を下すのだった。
【第34話】 〉リューインの真実と神格デリック
ゴダルガ村で無事にディルナと出会ったミレイネスたちは、リューインがデリックと関わりを持っていたことを知る。しかし、リューインは不自然な死を遂げ、真相は謎のまま。突如、神格化したデリックが仲間たちに襲いかかるが、絶妙なタイミングでアステルが神威フォームで現れ、仲間を救う。
【第35話】 〉神気との対決
神格化したデリックと対峙するアステル。勇者や剣聖の気配が消えたデリックは神気で暴れ、仲間を脅す。アステルはレベル2の神気「オーバードライブ」を発動し、霊破流影刃で力脈を断ち、デリックの異常な力を封じる。
【第36話】 〉暗黒闘気の覚醒
戦いでデリックが異形の「暗黒闘気」を顕現。黒い塊でリースを喰らいその能力を奪うと圧倒的強化を果たす。仲間は必死に対抗し、アステルは仲間達を守りつつ反撃の構えを取る。
【第37話】 〉天聖の一閃と黒玉
ミレイネスが天聖の一撃でデリックを斬り裂くも再生され、デリックは黒い塊を生み仲間へ飛ばす。アステルは激昂してオーバードライブで黒玉を次々斬破し、リースの魔力を感じ取り奪還を決める。
【第38話】〉生と裁きの再審
リースを救えた安堵の余韻も束の間、アステルはデリックの暗黒闘気を完全に封じ、無力化。リースを安全な場所に避難させた後、デリックは生きたまま罪を償わせるために生かされることとなる。
1週間後、アルヴァニア城の再審で、デリックの共犯者リューインの能力や遺骨から抽出された記憶が証拠として提出される。証拠は改ざん不可能であり、デリックの死刑が宣告されるが、デリックは必死に無実を訴える。アステルは傍聴席から声を飛ばし、裁きの行方を見守る。
【第39話】〉蜃気楼の監獄島への追放
みんなが驚いた表情でアステルを見つめた。死刑宣告の場で、彼がストップをかけたのだから当然だろう。アステルは審議官に告げた。死刑は一瞬で終わる痛みでしかない。もっと長く苦しみ、罪を償わせるべきだと。ウルが立ち上がり、精霊の力を示して審議官を圧倒し、アステルの言葉に耳を傾けさせた。思い出したのは、キングスナイト時代に聞いた“蜃気楼の監獄島”の話。そこに追放された者は死ぬことも許されず、永遠に苦しみ続けるという地獄のような島だ。
審議官は迷ったが、ウルとアステルの説得で最終決定権を譲った。アステルは決めた。デリック・ヴィルドールを蜃気楼の監獄島へ、永久禁錮の刑にする。彼は必死に取り繕い、嘆願するも、アステルの怒りは止まらなかった。過去の甘えがリースを危険に晒した罪を背負い、これからは永遠に後悔と苦悩を味わうのだ。
部屋を後にするアステルの足音が、正義と決断の重さを響かせる。デリックはこれから、終わりなき地獄で生き続けるしかない。
ちなみに、ダイジェスト版の話数の横のタイトルは、あらすじタイトルとなっており、エピソードのタイトルとは異なっております。