短期異世界転生
俺の名は雷人
俺は今、ある目的のため短期で異世界に転生？している。
町並みはもうテンプレのごとくまた親の顔より見たというような町並みだ。
この見慣れた町並みで歩を進める俺には目的があった。
最終目的は俺が天国に行くってことなのだがその話しは後でするとして。その目的のために俺は、この異世界である男を殺しに来た。
男の名前は【ビーチフィールド】何でこんな名前なのかはわからんが、とりあえず呼びにくいので【ビフ】と呼ぼう。
背丈は170数センチ、髪型はおかっぱのようで黒髪、日本人だな。目は余裕に満ちたような人を見下すような目をしている。特徴的なのは顎がしゃくれていることか
女神からの情報によると、テンションが高くゲームでは白熱し大声ではしゃぎ、何かと自慢をしてきてウザいらしい。女性の前だとナルシストになるというがまあ大体の男は、女性が近くにいると少し目がこわばると思うが、この男はその域ではないらしい。
陽キャがナンパするのとは違ってとにかく絡み方がウザいらしい。
現地に行けばすぐに見つかるだろうと女神は言っていた。
で、この男はこの世界で何をしでかしたのかと言うと、まあお察しのとおり女癖の悪さだ。
ビフは転生時に授かった特殊な能力で勇者としてこの世界に貢献をしてハーレムを作ろうとしていた。しかしビフは魔王に勝つには力が足りないと諦め、その能力を悪用？し財を築きハーレムを作り上げてしまったのだ。
異世界で財を成したのだからそれなりに貢献してるだろうって？
たしかに貢献はしたがその後の女癖か酷かった。まあ金の使い方は分かるだろうが、まあ町の娘という娘を買い漁ったのだ。
それによりこの町での出生率は下がり、生産性は落ち…とまあそんな感じで、住民の苦情が女神まで届いたので殺しの依頼が俺に回ってきた…とまあこんな感じかな。
で、まあ殺し何て物騒な言い方はしているが彼を物理的に破壊しろというわけではない。この銃のようなものを使う。
銃って思っくそ物理やんけ、と思うかもしれないがこのフォルムを見てくれ。
全体がピンクで覆われ、先端に銃口はなく換わりに大福ほどの大きさのピンクのハートが付いている。そのハートの尖った部分は撃ち抜く対象へ向けられて付いていて
グリップはそこらの銃と変わらないのだが、マガジンはなぜかダブルマガジンで自分から見て【∞】無限の形をしている。そしてこのマガジンはなぜか本来は撃鉄のある場所に付いているのだ。上から見たらなんともいえない形をしているのだが…いろいろパクっていそうで危険な香りがする銃だ。
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女神曰く
女神「恋のキューピットみたいで可愛いでしょ♥️キューピットの弓を現代の銃に置き換えてみました！いいセンスでしょ。これで対象のハートを撃ち抜いてね」
雷人「うるせー！全然うまくねぇんだよ！」
雷人「こんなん撃ってるの見られたら恥ずかしいわ」
女神「大丈夫、現地の人には見えなくなるステルス機能あるから」
雷人「なら安心だが…」
女神「まあ課金しないとアンロックされないけどね」
雷人「はっ！つっかえな、てかステルスの状態で撃ってたら霊丸撃ってるみたいに見えないか…いろいろと大丈夫かこの銃」
女神「まあ大丈夫大丈夫、ほらさっさと行ってきな」
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早く違うモデルに変えてほしい…
まあとにかく話を戻そう。このヘンテコな銃で対象を撃ち抜くとどうなるかというと、この異世界から瞬時に消し飛ぶのだという。
存在を魂ごと完全に消す、なんてわけではなく魂を地獄の部署へと転送するようなものである。肉体は消し飛ぶけどね。
でその送られた魂は地獄でシバかれ絞られ、キレイな魂になった後、またどこかに転生させるそうだ。
