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穢鬼ノ記

作者:月神 皇夜
人の呪詛と嫌忌を一身に受けながらも、ただひたすらに“生きる”ことを願った鬼がいた。深い暗闇に身を置きながら、その願いを胸に長い時を生き続けていた。その鬼は一人の少女と出会う。差し伸べられたその手を掴んだこと、「世界は美しい」と語るその少女の姿に魅せられたこと、世界を知ったこと。それが全ての始まりだった――。今ここに、その出会いと一つの終焉を記そう。
序章
焔の中
2012/12/14 18:24
第一章 邂逅
一、穢れの鬼
2012/12/15 15:13
二、狩人
2012/12/16 21:49
三、笑い声
2012/12/17 16:30
四、差し伸べられた手
2012/12/18 14:46
五、招
2012/12/19 13:20
六、屋敷
2012/12/20 15:12
七、水鏡
2012/12/21 15:27
八、少女の名
2012/12/22 13:30
九、逗留
2012/12/23 11:59
十、梓
2012/12/24 17:07
幕間、茶飲み話
2012/12/25 00:00
第二章 その存在を示すもの
一、森
2012/12/26 13:14
三、信
2012/12/28 15:36
四、月
2012/12/29 15:19
六、月見酒
2012/12/31 13:43
九、待ちわびる
2013/01/07 16:19
十、使者来る
2013/01/09 15:39
十一、御影
2013/01/10 21:19
十三、嵐の後
2013/01/14 15:56
十四、其れは己の内に
2013/01/18 20:43
幕間、犬神
2013/01/21 09:14
第三章 己の在るべき場所
一、黒白
2013/01/24 19:55
二、残像
2013/01/30 18:31
三、赤い花
2013/02/05 14:56
四、言の葉
2013/02/15 22:55
五、能動
2013/02/20 18:59
六、輪郭
2013/03/01 19:41
九、月下の陽炎
2013/04/04 00:05
十、平穏
2013/06/02 14:51
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