信仰のカタチ
信仰とは。
人々が教えを基に、神や聖人という支柱を立てることで日々を生き抜けるようにするという形の現れである。
だが、コレは人々にとっての信仰である。
では、信仰の対象となる神にとって『信仰』とはなにか。
ソレは、現世において神々の存在の価値をより強固なものへとするもの。
人間の世界での影響力を、より高めるものでもある。
そうすることで、人間の世界でより力を発揮できるのだ。
そのため、神々はいつしか自身の分身とも言える化身を作り出し、信仰のために人間の世界へ放って行った。
だが、今の世で祈り、行動するという信仰だけでは足りなくなる。
ソレは、現代に生まれたての神々にとっての1番の難題であった。
故に、新たな形の信仰方向を模索した。
ソレこそが、ネットを通じて自分たちのやり方やあり方を用いた方法で影響力を広めていくという形である。
では、『執筆の魔神:ハルミオノカミ』が考案した信仰の集め方とは。
「自身の描いた絵や物語への高評価及び製作者本人へのフォローや支援か」
スマホ越しに増え続けるイラスト投稿サイトの、ヤミが投稿した絵が高評価され続ける光景を見ながら、テルミは呟く。
「ん?ハルミオノカミって執筆の魔神ですよね?絵もアリなんですか?」
「そこは単純に呼びやすい名称で通っているってだけだからね。ハルミオノカミ自体は書くこと全般の芸術を司る神さ。物語ってだけじゃあなくて絵でも結構通じれる」
ハルミオノカミは、かつて小説家だったとある人間が、旅路の果てに至った魔神である。
その過程で必要なものとして、絵も取り扱っており、一部の絵は偶像の対象として取り扱われている。
「そうなんだ。自身をモデルにした絵を描いて信仰心を得れるのです?」
「いやただ描いて投稿するってだけなら無理だよ。でも宗教とかって思われているほどよりかはアバウトだから、ココを宗教としてソレを崇めよっていう風になれば、割と成り立っちゃうんだよね。ソレこそポップアイドルとか意外とその側面出ているし」
そう言ったものでも、信仰たり得るのだ。
「貯まって来たぜ!」
未だ斬るには至っていないが、マトモな傷を付けられる程度には、コチラが強くなっている。
向こうもまだまだ黒くなれる。
「さて、あとは追いついて超えるだけだ!」
信仰はまだまだ貯まり続けている。
お陰で、相手の動きがよく見えるようになってきた。
そして、避けながら斬りかかる。
相手も負けじと、黒くなることで傷を入れられる、入れられないを繰り返しているが。
「完全に黒くなったね」
黒くなる以上、光を吸収する完全な黒という限界がある。
つまり、黒さ≒硬さとなるヤツは、自身の硬度に限界がある。
だが、
「信仰は祈る者たちがいる限り限界などない!」
ここからがクライマックスだ!
そのことに気づき、触手を全てガードに用いるが、もう遅い。
絵や言葉で紹介する時、特徴とするべき部分を強調して伝えると、信仰が入ったとき充填的に力が貯まると言っていた久留亜の助言を基に、思考能力と速度方面に力を入れた絵と
説明文を投稿しただけに、よく見えるし、よく動ける。
「はっ!」
同じ箇所に斬撃を加えて触手を斬っていく。
6発、5発、4発、3発、2発と徐々に斬る回数が減っていき、ついに1発で斬れるようになる。
更に突き進み、残りは本体。
「ココ!」
確かタコの神経締めは目と目の間。
そこに、一閃を投じるとそこから光が溢れ、前が見えなくなる。
「はっ!」
目が覚めると、目の前に小さいたこ焼きみたいなカラーリングのタコがいた。
「倒せたってところか。このタコめ!」
すぐさま、目の前のタコを捕まえる。
目を回しているが、先ほどまで戦っていたタコルルーリーのようだ。
「コレで依頼達成と………」
いや普通の依頼がしたい!
毎回こんなのやってたら持たないよ!
てことで信仰についての神々視点の解釈公開
説明とかで設定保管するって場面は
例としては
ポセイドンは槍使いだ→いやギリシャ神話バリバリの武闘派ぞろいだからグラップリングの方が強いだろってな考えが浸透すると
現代でのポセイドンは拳で殴った方が強くなるってな感じ




