神々のいる探偵事務所
新シリーズ解禁
とはいえそこまでメインで投稿するわけではないので結構投稿までに時間はかかるかも
その代わり一度に一章分くらいは投稿するつもり
少女はその日、災厄と出会った。
「じゃあお前、ウチの探偵見習いってことでよろしく〜」
「…何がよろしくだよ」
雨の中、奴等に捕まり陵辱されたり嬲り殺されたりするくらいなら、寒空の下で朽ちていく方が良いと思っていたが、この男に拾われ、彼が営んでいるという探偵事務所にまで連れてこられたのだが、いきなりこんな事を言ってきた。
「まあまあ、ここは久留亜探偵事務所。探偵が痛いけな少女を拾ったら探偵助手にして全てを導いていくっていう展開があってね!それをやってみようとしたらちょうど良いのがいてさあ」
「それって『雨守り探偵と彼岸花』のことか?アレ出したやつが盗作してて元の作家の方が昨日証拠を遺しまくって自殺したって話しだけど」
「えマジで!?流石は執筆の神ハルミオノカミ」
「チッ、やっぱクラールァ・トゥルメルトにはバレるか」
「そっちも分かってんじゃ〜ん!」
今更だが、私と彼は神………というか神の化身だ。
最近神々が、自身の化身を人間界に寄越し、どんな冒険をするのか、又は冒険をする者たちをサポートするのかを見て楽しむ道楽が、流行っているらしい。
その一旦で生み出されたのが私や彼。
「でもでも〜他の神の信者として生まれる化身とか、なぜそんな事になっているのかすごい気になるけどね」
「信者として生まれたとか言ってる時点でおおよその目星はついているだろう。クァーラフォルンに騙されたんだ」
「だろうね!!!」
斬りてーコイツ。
「と、も、か、く、どうせ君やる事も居場所もないんだから、上の会に寝泊まりしつつ、ウチの事務所を手伝ってくれよ」
「ぐっ…」
それは正論がすぎる。
昨日私は、自身がハルミオノカミの化身だと思い出したのは良いのだが、思い出した私自身の立場が立場だったのだ。
私は、元々『空と夜の魔神:クァーラフォルン』の信者の家系であった。
そこの教団は、他の神やその信者への当たりが強い。
あとは想像に難くない。
追われる身となり、命からがらここまで来たというわけだ。
しかも、親が率先して殺しに来るとは、私の人生本気で詰んだと思ったよ。
「で?事務所で何を手伝えと?」
「ふっふーん!ここは久留亜探偵事務所。猫探しから事件解決まで何だってやる。そういうわけだから君も探偵見習いとして頑張ってみない?」
探偵かー。
「はあ…まあ良いけど。私は」
その時、チャイムが鳴った。
「ああコレはお客さん用だね。よし君が〜………そういや名前聞いてないし名乗ってなかったね」
そうだよそれ言おうとしたんだよ!
「じゃあ改めて、ウチは久留亜テルミ。私立探偵とかいろいろやっている」
「私は黒羽ヤミだ」
ヨシッと切り替えて久留亜がドアを開けた。
「お願いします!たこ焼きの化け物に呑み込まれそうなんです!!!」
辞めようかなこの仕事。
てことで神の化身が主役の探偵ものです
割と推理<戦闘なのでそこまで探偵ものか?ってなるけど一応形がそれってだけなので
因みにオリジナルの神話を形成してその化身を作ることにしているよ
理由は実際の神話だと性格面とかの違いとかに突っ込みくらいそうだから




