雑文エッセイ「なろうチアーズプログラムでウハウハの左団扇生活っ！への道は険しい・・」

さて、私は「なろうチアーズプログラム」に登録していないので詳細は判らないのだけど、聞くところによると支払い単位である『リワード』は作品ごとではなく、投稿した作品の合算値が作家さんへ支払われるらしい。

つまり１作品のリワード値が５０くらいでも１０作品にその値が付けば合計で５００となりアマゾンのギフトカードの最低払い戻し値を達成出来るらしいのだ。

そう、これぞまさに『チリ積』であろう。まっ、その１０作品を書くのに何時間かかったかによって『コスパ』は変わるけどね。

で、１リワードはＰＶの値だけで変換される訳ではないらしいのだが、仮に１リワード＝１０ＰＶと単純変換すれば５０0リワードは５千ｐｖである。

で、私はとある個人企画に作品を１５本ほど投稿しているのでこれらの合算ｐｖを調べてみたのだ。

まっ、私は「なろうチアーズプログラム」に登録していないので、これはあくまで絵に描いた餅でしかないのだが、まぁ夢見るくらいは別にいいだろう。

そしてそれら１５作品の獲得ｐｖ値は次のようなものだった。

４６２　朝起きたら私の横で夫が死体になっていた←これでも一応３５位です。

２１０　朝起きたらお金持ちお譲様『キャラ』になっていた←こちらは１０６位でした。

１８５　朝起きたら世界中で革命が勃発していた件

１８１　伊豆の踊り子～格助詞部分の変更に伴う物語の変化

１７９　忙しいんだから小説なんか書いてられるか

１７６　『朝起きたら企画』投稿数２００作品までのカウントダウン

１５２　朝起きたらＶＲゲームの

１３９　痛飲した翌日の朝、起きたら私は小鳥だった

　９５　朝起きたらＳＮＳ上に某個人企画で投稿１００作目を踏んだ

　６８　朝起きたら神様に企画へ投稿されていないジャンルが

　６１　かれは何ぞ？白玉か？～伊勢物語『芥川』を異世界風に改悪

　４２　朝起きたら零細出版社の編集者になっていた

　３９　朝起きたらカレーアイスになっていた

　３６　朝起きたら火星人になっていた

　３２　夜行列車に揺られ、トンネルをぬけるとアイドルになっていた←はははは、当然最下位だっ！

うむっ、見事なまでの読まれなさっぷりである。因みに１５作品の合計でもｐｖ値は２千５７ｐｖであった。

ははは、この値って企画で一番ｐｖ値を稼いでいた作品にすら届いていないよ。いや、二番目の作品にも負けていた。１５作品の合計値なのに・・。

因みに企画参加２１４作品の企画終了後２日時点での合計pv値は６万３７４４ｐｖでした。

はい、平均すると２９８ｐｖ／１作品ですね。ははは、私の作品は１作品しか平均を超えていない・・。

むーっ、なんかクラスの平均値をひとりで下げている駄目生徒になった気分だ。

で中央値を出す為にトップとドペケの作品をそれぞれ７作品づつ除いてサンプル数を２００にすると合計pv値は５万３１４２ｐｖとなり、平均値は２６６ｐｖまで落ちました。

はい、如何にトップ作品群がpv値を上乗せしていたのかが判るデータです。ははは、まるでこの投稿サイトのランキングみたい。

まっ、それでも本当の中央値は２００ｐｖくらいなんだけどね。これはグラフで表すと解り易いんだけど面倒だからやりません。

つまりここでも読まれている作品は読まれているけど、そうでもない作品も結構あると言う事です。

ただ、個人企画って読み合いの要素が高くなるからＰＶ値に対してｐｔ数は普通の数倍入る可能性があります。

なので過疎ジャンルでは企画中、参加作品がランキング上位を独占したりする珍事が発生します。

でもまぁ、それも良い意味での宣伝だからね。たまには過疎ジャンルもお祭りがないと寂しいからさ。

で、１千ｐｖ越え作品は７作品あったんだけど、その内５作品は主催者の作品が叩き出していた。いや～、人気者だねぇ。まっ、トップは別の方の作品だったんだけどね。

で、次にアクセス機器別の値ですが次のようになりました。

スマホ：３万１１９９ｐｖ

Ｐ　Ｃ：３万２５４５ｐｖ

はい、大体半々ですね。人気ジャンルならばスマホからのアクセスがＰＣの倍くらいが普通なはずなのですが、今回の参加者さんたちって何故かハイファンと異世界恋愛ジャンルを嫌っていたのでこうなりました。

とは言え、ｐｖ上位作品は軒並みスマホからのアクセスの方がＰＣよりも多かったので、やっぱりｐｖを稼ぐにはスマホユーザーの頭をぎゅっと掴まないと難しいって事なのでしょう。

で、話を読まれ具合上位作品に戻しますが、３位の方の作品は６話の連載なのでｐｖ的には水増しされています。それでも平均値としても読まれているのには変わりないんですけどね。

うん、私も集計時点で５話の連載を投稿していたけど、こっちは１８１ｐｖだったからな。１話の平均にすると３６ｐｖだ・・。

因みにこの企画で１ｐｔも加点されていない作品は集計時点で７作品あったんだけど、６作品が私の投稿だった・・。むーっ、調べない方が精神的に良かったかも知れない・・。

まっ、ポイントの事は今回はいいや。今回話題にしたいのはｐｖの方だしね。

で、先にも言ったがこの企画に参加してきた２１４作品の企画終了後２日時点での合計ｐｖ値は６万３７４４ｐｖでした。

これを仮に１リワード＝１０ｐｖで換算すると６千３７４円となる。むーっ、１ケ月かけて２１４作品を投稿してもそんなもんなのかぁ。

因みに２１４作品の合計文字数は４３万オーバーです。１時間で２千文字書いたとすると２１５時間かかっています。なので時給に換算すると２５．５円／時です。

ははは、小学生のお手伝いの駄賃より少ないんじゃないのか？

でもひとりで平均値を下げているであろう私を除外すると投稿数は１９９作品で総ｐｖ数は６万１６８７ｐｖとなり、総文字数も３８万５１５文字となるので、執筆時間は１９０時間だから時給は３２．５円に跳ね上がります。

いや、全然跳ね上がってないよ・・。と言うかｐｖトップの作品単体でも４千９００文字でｐｖ値は２２９９だったから時給換算だと９２円だよ・・。

更にこれはあくまで執筆時間で、この作品を書くのには構想も含めると３時間以上かかっているはずだからそれも換算いると７６円／時くらいかねぇ。

と言う事で作品が当たるかどうかなんて博打みたいなものではあるが、なろうチアーズプログラムでウハウハの左団扇生活っ！を夢見ている子にはあまりお勧めできないな。

でもハイファンの連載でバスるとｐｖは爆上がりするから夢としては魅力がある。あるんだけど、商業作者って根無し草の自由業だからコケると収入がなくなる事も覚悟しておいてね。

なので『なろうチアーズプログラム』は自由時間が結構取れる学生か、または働いている人も余暇時間に書いてお小遣いが得られたら良しとするくらいの人でないと人生計画が破綻するはずです。

もっとも今まではいくら書いても『無給』だったんだから、わすがとは言え対価が得られるのはモチベーションの維持に寄与するかも知れない。

まっ、そこら辺は入ってくる金額を多いとみるか、これっぽっちかよっ！とみるかで変わるんだろうけどね。

しかし１５作品、３万２５４１文字を書いてトータルｐｖ値が２千５７ｐｖ。１リワード＝１０ｐｖ換算だと２０５円。

むーっ、『なろうチアーズプログラム』って書籍化以外で作者へ報酬が得る道を開いたと思ったんだけど、それはあくまで作品が読まれている人限定のドリームなんだね。

そもそも私はお使いにいくとマミーから１回１００円のお駄賃が貰えるからな。なので金額的にはそっちの方が断然効率がいい。

でも投稿作品には『バズる』かも知れないという夢があるからねぇ。よしっ！ならばやっぱりＳＦを書いて投稿しようっ！

でもその前に『なろうチアーズプログラム』ってどうやって登録するんだろう？というか私ってスマホを持っていないからアマゾンのギフトカードを貰っても使えるのか？むーっ、微妙だ・・。

-お後がよろしいようで。-