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6.♡月♡日

⇢フルート侯爵邸を訪れた日から何かがおかしい。


あの日以来…アナベルと会っていないどころか見れてもいない…。


あの日…アナベルの意識が回復したことに心から安堵したがアナベルに会えずに帰宅した。


アナキスが帰宅した事もあり仕方なく連休明けにアナキスとアカデミーで会うまで何もせず我慢した。


連休明けにアカデミーでアナキスに会うなり不機嫌そうな顔をしたアナキスから俺へ何故あの日…フルート侯爵邸に俺がいたのかを問いただしてきた。


俺は善意でアナベルへアナキスが帰れない事を伝えに言ったとアナベルへ話した通りにアナキスへも言った。


アナキスは納得いっていない表情を浮かべていたがそんな事は関係なかった。

それに…アナキスを俺がアカデミーへ足止めさせた事をどれだけアナキスが疑おうが絶対に俺の仕業だということはアナキスには分からないから。


それよりもアナベルの事が知りたかった。


その後…アナベルの様子はどうなのか…体調は完全に回復したのか…後遺症などは残っていないのか…。


早くアナベルの現状を聞きたい俺は内心ヤキモキしながらもアナキスの前では心配している表情を作り浮かべてアナキスの現状を尋ねた。


するとアナキスは少し間を空けた後にアナベルの体調は回復傾向にあると言った。


だが俺はアナキスの様子に違和感を覚えた。


アナキスは何かを隠していると…。


俺はそんなアナキスにこれ以上聞いても無駄だと思い適当に話をしてアナベルの話を終わらせた。


そして…俺は直ぐ様カイザー公爵邸へ手紙を出した。


内容は…すぐにフルート侯爵家宛のお茶会の招待状を送って欲しいと。


アナベルに自然に会うにはこの方法が一番の良案だと思った。

お茶会を楽しみにしていたアナベルは必ずお茶会に参加すると踏んだからだ。


だが…俺の読みは最悪な形で外れた。


フルート侯爵からの返信にはアナベルの体調が万全ではなく現在療養の為にフルート侯爵家を離れているからお茶会はまたの機会にという内容だった。


俺はその内容を聞き頭が真っ白になりそうだった。


アナベルは療養をしなければならない程体調が思わしくないのか…

頭の打ちどころが悪かったのか…

まさか、アナベルが死んでしまうなどないよな…?

と悪い事が頭に浮かび上がるばかりだった。

アナキスに感じた違和感は本当はアナベルの体調が優れないのに回復傾向にあると嘘をついていたからか?とも思った。


アナベルに何かあるなんて絶対に駄目だ。


そう思った俺はもう一度カイザー公爵邸へアナベルの居所をフルート侯爵から聞き出して欲しいという内容の手紙を送った。


そして俺はアナベルの居所を突き止めた。


どうやらアナベルは現在フルート侯爵夫人の生家であるナックス伯爵邸にいるようだった。


俺は直ぐ様アナベルの姿を確認する為に馬を走らせナックス伯爵邸へと向かった。


俺がこうして行動を起こせたのは俺がフルート侯爵邸を訪れた日から2週間も経っていた。


首都から休まず馬を走らせること3時間…

ようやく到着した。


俺は馬を目立たない場所に起きナックス伯爵邸へと向かい警護の目をくぐり庭まわりの塀の近くにあった木へ物音を立てず登り気配を消す様に木の上から庭を覗いた。


覗いた先にはアナベルがいた。

アナベルは一人庭でお茶を飲んでいた。


見る限りアナベルは顔色も良く特にやつれたりしている訳でもなく元気そうだった。


俺はとにかくアナベルが元気そうな事に安堵した。


しかし…それと同時にいつまでアナベルに直接会えないのかという気持ち込み上げてきた。


その後もアナベルが庭にいる間ずっとアナベルを木の上から見ていた。


早くアナベルに会いたい…

アナベルの笑顔が見たい…

アナベルに触れたい…

アナベルを抱きしめたい…

アナベルを近くに感じたい…


俺はそんな事を考えていた。


そして、俺はいい事を思いついた。


アナベルと今は直接会えないから毎日ここへ来てアナベルの写真を撮ろうと…

アナベルをいつも近くに感じれる様に写真を撮ればいいと思った。


そして俺は翌日から行動を実行に移した。

アナベルはどうやら毎日ほぼ同じ時間に庭に出てお茶を飲んでいる様だった。

一人でお茶を飲む日もあればナックス伯爵夫婦と楽しそうにお茶を飲む日もあった。


俺はどのアナベルの表情も逃さずカメラにおさめた。

最高級のカメラを手に入れただけありとても軽く持ち運びしやすかった。

俺は毎日フィルムが切れるまでアナベルの色々な表情の写真を取り続けた。


現像した写真はアカデミーの寮に戻り大切にアルバムへと保管した。


俺は毎日アルバムを見てアナベル欲を満たしていた。


しかし…写真を撮り始めて1週間経つとやはり写真だけでは物足りなくなった。


しかし…俺がナックス伯爵邸に訪ねるのはあまりにも不自然で怪しく思われるだろうから直接会いにも行けない。


だが…俺はまたもいい案を思いついた。


俺が一人で訪問すれば怪しいが…カイザー公爵家総出で訪問すれば違和感などまったくないという事を…。


調べたとこによるとナックス伯爵は趣味の1つの農業を楽しんでいる様だった。

そんなナックス伯爵へカイザー公爵家から珍しい種を手に入れたと話を持ちかけたら必ず食いつくはずた。


それを口実に忙しい父上の代わりに俺がその後の様子をナックス伯爵邸に見に行く様にしたらその度にアナベルに会えると考えた。


我ながらさえている。


アナベルの為ならどんな手でも使ってやる…。


そして…俺は父上達に協力要請の手紙を送った。


そして…数日後ナックス伯爵の許可を得て父上と共にアナベルのいるナックス伯爵邸へ訪問した。


カイザー公爵親子の訪問ともありアナベルもナックス伯爵夫婦と共に父上と俺を出迎えてくれた。


しかし…アナベルは何故か俺を見た途端一瞬怯えた様な表情を浮かべた。


俺は何故アナベルが俺を見てそんな表情を浮かべたのか分からず混乱した。


その後…父上とナックス伯爵が話を進めた結果…俺の思考通りナックス伯爵は話に食いつき父上が持参した種をナックス伯爵が育てる事になった。


その後も父上達の話が弾んでいたので俺はアナベルに声をかけた。

アナベルは俺が声をかけると体を一瞬ビクりとさせた。


俺は何故アナベルが急にそんな風になってしまったのか意味が分からず一先ず本人に理由を聞くために庭を案内してもらうという口実でアナベルを庭へ連れ出した。


庭へ出てからもアナベルはどこか気まずそうにきごちなかった。


俺はアナベルが俺に対してそんな態度を取るのを見て意味が分からず気が狂いそうなのを必死で堪えて王子様スイッチを入れて優しくアナベルへ話しかけた。


そんな俺にアナベルは戸惑いを見せながらも俺が常に王子様な俺を演じてるうちに段々とアナベルの緊張がほぐれているのが分かった。


いい調子だ…

と思いながら俺はひたすら王子様は俺をを演じ続けた。


そして、最終的にカイザー公爵邸でのお茶会に応じて貰える様に説得することができた。


それに加えてアナベルは今後は自分自身の為にもアナキスに甘えるのは控えようと思うと言った。


俺はそんことをする必要はないのではないか?

アナキスが寂しがるぞ?

など言ったが内心は嬉しくて仕方なった。

いくら兄妹とはいえアナベルはアナキスにべったりすぎだと気に食わなかったからだ。

しかし、今後はそんな気分にならなくて済みそうだ。


結局…何故アナベルが俺を見てあんな態度になったのかの真意を聞きだす事はできなかったが結果的に怯える態度がなくなったので良しとした。


それに、久々にアナベルを身近に感じる事ができて俺の心は満たされた。

壊したい程愛おしくてたまらなかった…

早くアナベルを俺のものにしたい欲がより高まった。


アナベルに嫌われるなんて絶対にありえない事で…もし嫌われたら俺はどうなるかわからないとこの日改めて思ったのだった。⇠




あの日…俺がフルート侯爵邸へ行った日以来アナベルと会えるどころか顔すらも見ることが出来ていない…。


アナベルのその後の状況も気になっていたがアナキスが帰ってきた以上もう一度フルート侯爵邸を訪ねるわけにもいかない。


俺はアナベルのその後の状況が気になるも連休明けにアカデミーでアナキスに会うまでアナベルに会いに行けくのは我慢した。


そして…連休明けにアナキスが会うなり表情を険しくしながら俺に話しかけてきた。


「ルシフェル。一体あの日何故君が我が邸にいたんだ?!」


アナキスは険しい表情のまま俺へ言った。


「どうしてって。俺はただ…アナキスが家に予定通り帰れなくなった事をアナベルに伝える為だ。アナベルは連休にアナキスが帰ってくるのを楽しみにしていただろう?だから…アナベルに早くアナキスが帰れない事を伝えてやらないとと思ったからだ。」


俺は念の為アナベルへ言ったことと同じ内容をアナキスにも言った。


(きっと俺がアナベルに会いたくてなんて言ったらアナキスは間違いなく俺を嫌悪するだろうしな。まぁ…アナキスのこの表情を見る限り俺がフルート侯爵邸へ行ったというこ自体気に食わなそうだがな。)


俺はそんな事を考えていた。


「何故わざわざそんな事を伝える為だけに我が邸を訪れる必要があるのだ?それにルシフェルがそこまでアナベルにする必要などないだろう?私が帰れない事は事前にアナベルに伝えていた事ぐらい聞かなくともわかるだろ?まさか…他に意図があったのではないだろうな…?」


アナキスは更に不機嫌そうな顔で言った。


(さすがはアナキス。鋭いな。)


俺は平然とした態度でそんな事を考えていた。


「だって…大切な友達であるアナキスの妹だしアナベルがとても楽しみにしていたのを知っていたから善意でしただけのことだ…。他に意図などあるわけないだろう?それに…アナキスがアナベルに手紙を出したのも侯爵邸へ訪れた時に知ったんだ。本当に俺はただ善意でした行動だった。しかし…それがアナキスを不快にさせてしまったのならすまなかった…。」


俺は本当に申し訳なさそうな表情で言った。


(アナキスがいくら不快になろうとも俺には関係ないし…アナキスも俺がアナキスをアカデミーに居座らせた事も絶対に俺の仕組んだものだというのも疑ったとしても証拠もなければそれをアナキスが知ることはないしな…。)


俺はそんな事を考えていた。


「…いや、私もつい言い方が悪かった。普段のルシフェルからは考えられない行動だったからついな。」


アナキスは俺の表情を見て少しバツが悪そうな表情で言った。


「…別に構わない。アナキスにとってアナベルは大切な妹なんだからそんな風に思うのも仕方ないだろ……。それより…アナベルの体調はその後どうなんだ?あれから大丈夫だったのか?頭を強く打っていた様だが後遺症などは大丈夫なのか?」


俺は一先ずこの話はどうでもよく早くこの話題を終わらせて本題であるアナベルの話へ話題を変えて言った。


(あれからアナベルがどうなったのか分からず気が気ではなかったからな。)


俺はそんな事を考えていた。


「あぁ。大丈夫だ、、。心配しなくても回復傾向に向かっているよ。」


アナキスは少し間を空けた後にどこかぎこちない笑みを浮かべて言った。


(回復傾向にあるのは間違いではないからな…。)


アナキスはそんな事を考えていた。


「そうか。それならば良かった。あの後大丈夫だったか心配していたんだ。」


俺は心配気な安心した様な表情を作り浮かべ言った。


(アナキスのやつきっと何か隠しているな。どう見てもあの笑顔は変だ。アナベルの事になると俺に突っかかってくる程妹思いのアナキスがアナベルの体調が回復傾向にあるのにあんな表情をする訳がないからな。しかし、これ以上問いただしても答えないだろうな。)


俺はアナキスの表情を見てそんな事を考えていた。


「あぁ。」


アナキスはぎこちない笑みを浮かべたまま小さく頷き言った。




俺はアナキスに感じた違和感が妙に気になりすぐに父上と母上宛に手紙を出した。

母上にフルート侯爵一家へお茶会の招待状を出して欲しいとお願いした。

俺はアナベルが楽しみにしていたお茶会の招待状を出せば必ず返事が来るだろうとふんだ。


そして…フルート侯爵からのお茶会の招待状の返信があったことを父上が直ぐ様俺へ手紙で知らせてくれた。


父上からの手紙にはお茶会の招待への返信内容が記載されていた。


手紙には…

"この度は、お茶会への招待誠にありがとうございます。

とてもありがたいお誘いですが…現在娘のアナベルの体調があまり思わしありません。

それにあたり娘のアナベルは現在フルート侯爵邸を離れ休養の為に妻の生家でもあるナックス伯爵邸へ行かせております。

大変心苦しいのですが今回のお茶会への参加は控えかせて頂きたいと思っております。

どうかご了承下さいませ。"


と書いてあった。


(なんだと…?アナベルの体調が思わしくないだと…?!)


俺は父上からの手紙を読み終えてあ然としながらそんな事を考えていた。


(アナキスはアナベルが回復傾向にあると言っていたぞ?!それなに…休養を要する程…体調が善くないだと?!本当はアナベルの体調が思わしくないから…だから…アナキスはあんな表情をしていたのか?!)


俺はアナキスへ感じた違和感の正体をつきとめたかの様に考えていた。


(嘘だ…そんな…俺のアナベルが…。そんな…まさか…。まさか…このままアナベルが回復しないなんてことはないよな…?まさか…このまま一生アナベルに会えなくなるのか…?)


俺は頭が真っ白になりながら考えていた。


(そんな事はありえない…いや…あってはならない…。もう…俺はアナベルがいない世界なんて考えられない…。)


俺は最悪な事を想像しながら表情を歪め考えていた。


(ナックス伯爵邸…そこにアナベルがいるのなら…アナベルがどの様な状態なのか…自分自身の目で確認しなくては…。)


俺は段々と冷静を取り戻しながらそんな事を考えていた。


そして…俺は翌日アカデミーが終わると目立たない格好をしてすぐに馬を走らせてナックス伯爵邸へ向かった。


この日は…すでに俺がフルート侯爵邸を訪れた日から2週間が経過していたのだった。


俺は馬を休ませる事なく走らせた。


そして数時間…ナックス伯爵邸へと到着した。

俺はナックス伯爵邸から少し馬を見つからない場所に起き再度ナックス伯爵邸まで向かった。

ナックス伯爵邸の門前には警備をしてるいる騎士が二人ほどいた。

俺は騎士たちの目をかい潜り邸の壁に面して近くにあった木へ登り壁の向こう側を覗くことにした。


そして…俺は上手く木に登ることに成功した。

木に登った俺は気配を消す様にして庭の中を覗いた。


そして…俺は庭の中を見た瞬間心臓の鼓動が大きな音を鳴らした。


俺の目にアナベルが写ったからだ。


アナベルは庭で一人お茶を飲んでいた。


(あぁ…アナベルだ…。生のアナベル…。2週間ぶりのアナベルだ…。)


俺はアナベルを見て何かたかぶる気持ちが込み上げながらそんな事を考えていた。


(アナベル…体調が思わしくないと聞き気が気ではなかったが…見る限り…顔色も良さそうだしやつれた様子もなくお茶を外で飲めるならば体調は回復傾向にあるのだろう…。)


俺はアナベルの姿をじっくり見ながら考えていた。


(…良かった…。本当に良かった…。アナベルが元気そうで。)


俺は心から安堵しつつそんな事を考えていた。


(……しかし…アナベルが元気そうで良かったが…視界に入る場所にアナベルがいるというのにこっそりと見ているだけでアナベルに直接会えないのはあまりにも酷ではいか?)


俺は手に届く場所にアナベルがいるのに直接会えない事に不満を覚え考えていた。


早くアナベルに会いたい…

アナベルの笑顔が見たい…

アナベルに触れたい…

アナベルを抱きしめたい…

アナベルを近くに感じたい…


俺はアナベルを見てそんな思いがどんどん溢れてきてたまらなかった。


(ふっ……アナベルは…何か考え事をする時は右手の人差し指で唇を触る癖があるのだな…。かわいいな…。)


俺はアナベルを見つめ続けている際にアナベルの癖に気づきつい笑みを浮かべてそんな事を考えていた。


(アナベルの唇に俺も優しく触れて…真っ赤な顔をして照れるアナベルが見たいものだ…。)


俺は再びたかぶる気持ちになり考えていた。


俺はその後も木の上からアナベルをずっと見ていた。


(……療養中のアナベルに直接会うことは難しい…それなればアナベルの写真を撮りその写真を毎日見れば少しはアナベルを近くに感じるのではないか?!)


俺はじ~っとアナベルを見つめているうちにそんな事を思いつき考えていた。


(そうだ!そうしよう!一先ず毎日ここへ通いこの木の上からから庭に出てきたアナベルをカメラにおさめればいい。そうしたら毎日寮でもアナベルを見ることが出来る…。)


俺は名案を思いつきながら考えていた。


(よし…明日からアナベルの写真を撮るとしよう…。カメラは帰りに最高級の物を買うとしよう。)


俺はニヤつきながら考えていた。


そして俺はその後アナベルが庭を離れるまでアナベルを見つめていた。

アナベルが庭から離れるのと同時に俺はまた警備の目をかい潜り馬の元へと戻り急ぎ首都へ戻り最高級のカメラを購入して帰宅した。


翌日から毎日数日間…俺は名案通り毎日ナックス伯爵邸へ通い木の上からアナベルの写真を撮り始めた。

何日か経ちアナベルは毎日決まった時間に庭でお茶を飲んでいる様だった。

俺はフィルムがなくなるまで毎日アナベルの色々な表情を撮り続けた。


(あぁ…アナベル…。アナベル…。どの表情のアナベルも愛おしくてたまらないな…。)


俺は写真を撮りながらそんな事を考えていた。


俺は毎日アナベルの写真を撮るたびに寮へ戻る前に写真の現像をしていた。

寮へ帰るとすぐにアナベルの写真を鍵付きのアルバムへと写真を収めていった。

俺は毎日増えていくアナベルの写真をアルバムに入れて見ながら満たされていた。


(日に日に増えていくアナベルの写真は俺の宝物の1つだ…。このアルバムの中に俺とアナベル…二人で撮った写真も収めたいものだな…。)


俺はアルバムを見ながらそんな事を考えていた。


俺はアナベルの写真を見ていると気持ちがたかぶり…

つい…アルバムの写真のアナベルを見ながら自慰行為をしたことすらあった。


(あれだけ…女のという生き物が気持ち悪く悍ましく嫌悪しかなかったのに…アナベルだけは…抑えきれないほどのたかぶりを引き起こす…。)


俺は自慰行為後にそんな事を考えていた。


(遠くから隠れて見たり…写真を撮るだけでは我慢ができなくなりそうだな…。アナベルに直接会いたくてたまらない。アナベルの声が聞きたい。アナベルの口から俺の名前を呼ぶ声が聞きたい…。)


俺はアナベルに会いたい気持ちが溢れながらそんな事を考えていた。


(しかし…俺が急にナックス伯爵邸を訪れるのはさすがにおかしいと思われるしな…。)


俺はどうにかしてアナベルに会えないかを考えていた。


(……一先ず…ナックス伯爵の事を調べてみるか。何か良い収穫が得られるかもしれないからな。)


俺はそんな事を考えていた。


そして俺は翌日…すぐにナックス伯爵について調べた。


その結果…ナックス伯爵は農業を趣味としている様で珍しい苗や種には目がないらしく我が国以外からも苗や種…土までも色々と仕入れているとの情報を得た。


(珍しい苗や種か……。)


俺はナックス伯爵の調査結果を見てそんな事を考えていた。


(…あぁ…。そういえば前に父上が珍しい種を手に入れたと言っていたな。カイザー公爵家は貿易の仕事も扱っているから取引先から珍しいものを貰うことが多いからな…。)


俺はある事を思い出しそんな事を考えていた。


(これは…使えそうだな。この種をだしに使えばきっとナックス伯爵はこの話に食い付くはずだ。そうなれば種の成長を多忙な父上に代わり息子の俺が視察するという口実を作ることができ…アナベルにも会える。)


俺はニヤリと笑みを浮かべ考えていた。


(そうと決まれば父上にお願いしてナックス伯爵へ手紙を出してもらう。ナックス伯爵からはすぐに返事が来るだろう…。使える権力はすべて使わないとな…。アナベルの為なら俺は権力を使う事など惜しまないからな…。)


俺はフッと笑みを浮かべ考えていた。


そして…俺は父上に手紙を出した。

俺の読みどおりナックス伯爵はカイザー公爵家が保持している珍しい種に食いつきナックス伯爵邸への訪問をあっさり許可してくれた。


(あぁ…これでようやくアナベルに会える…。)


俺は嬉しくてたまらなくなり考えていた。


そして…ついに父上と俺がナックス伯爵邸へ訪れる日が来た。


(あぁ…この日をどれ程楽しみにしていたか…。)


俺はナックス伯爵邸に着くなりニヤけながらそんな事を考えていた。


すると…


「ルシフェル…顔がニヤけているぞ…。」


父上が俺の表情を見て呆れつつ言った。


「これは…失礼しました…。アナベルに会えると思うと嬉しくなりつい…。」


俺は淡々と言った。


「ルシフェルがここまで手を回す程…アナベル嬢に落ちているのだな…。」


父上がふっと笑みを浮かべ言った。


「はい…。この世の何を犠牲にしても構わない程にアナベルを愛していますから…。」


俺はニコリと微笑み言った。


「まるで…昔の自分を見ていると様で複雑だな…。」


父上は苦笑いを浮かべながら言った。


「ふっ…。」


俺は笑みを浮かべた。


(代々カイザー公爵家の当主は一人の女性を生涯愛しぬくというのはやはり…遺伝するのだな…。)


俺はそんな事を考えていた。


そこへ…


「カイザー公爵…ルシフェル様…ようこそおいで下さいました。どうぞ…中へとお入り下さい。」


ナックス伯爵が優しい笑みを浮かべてやってきて俺たちへ言った。


「やぁ…ナックス伯爵。久しぶりだな…。ありがとう。では…お邪魔させてもらう。」


父上が言った。


「お出迎えありがとうございます。お邪魔します。」


俺は優しい笑みを浮かべて王子な俺になり言った。


「はい。本当にお久しぶりでございます。あぁ…公爵、ルシフェル様…こちらは妻と孫娘です。」


ナックス伯爵が父上へ伯爵夫人とアナベルを紹介した。


「公爵様…お久しぶりです。ようこそおいでくださいました。」


伯爵夫人が俺たち言った。


「ようこそ…おいでくださいました。」


アナベルが伯爵夫人の横から俺たちへ言った。


(アナベル…。)


俺は久々に目の前でアナベルを見て嬉しくなり考えていた。


しかし次の瞬間…俺はアナベルと目が合った。


すると…


アナベルは俺を怯える様な目で見るとすぐに目をそらした。


(は…?なんだ…?あのアナベルの怯える様な目は…?俺に怯えているというのか…?)


俺はそんなアナキスに対して意味が分からず混乱気味にそんな事を考えていた。


「夫人も久しぶりだな。アナベル嬢は初めて会うが息子とは会ったことがある様だな。」


父上か夫人とアナベルへ言った。


「……。はい…。カイザー公爵様にはお初にお目にかかります…。ルシフェル…様とは兄をきっかけにお会いしました…。」


アナベルがどこかよそよそしい感じで言った。


「そうか…。さぁ…立ち話も何だから早速部屋に移動して種を見せようではないか。」


微妙な空気を汲み取った父上が話を切り替え言ってくれた。


「はい。そうですね…。では…こちらへ。」


ナックス伯爵は父上の言葉に目を輝かせて言った。


そして俺たちは客間へ通された。


父上が種を見せるなりナックス伯爵は少し興奮気味に食いついた。

話を進めた結果…俺の思惑通り種はナックス伯爵が育てることとなった。


(それにしても…先程のアナベルの態度は一体どうしたというんだ?!俺が何かしてしまったのか?!あの後からも…俺を見ようともしない…。)


俺は父上達が話をしている間アナベルを意味がわからないと見ながらそんな事を考えていた。


(どうにかしてアナベルと二人きりにならなければ…。)


俺はそんな事を考えていた。


その後も父上と伯爵の話は盛り上がっていたのでタイミング的には今だと思い俺はアナベルを庭に誘うことにした。


「お話中のところ申し訳ありません。父上と伯爵は話が盛り上がっている様ですので私はアナベル嬢に庭の案内をしてもらってもよろしいですか?とても素敵なお庭なのでゆっくり拝見したいと思いまして。」


俺は王子様スイッチを入れて伯爵へ言った。


「アナベル嬢も…どうかな?案内してもらえるか?」


俺は王子様スイッチを入れたままアナベルへも言った。


すると…アナベルは怯えるかの様に少し体をビクりとさせ表情が固くなった。


(一体何故なんだ?!アナベル…。何故…急に…。)


俺は混乱と悔しさで気が狂いそうになのを必死に堪えながら考えていた。


「庭が素敵ですか?そう言って頂けると嬉しい限りです。ここの庭は私と妻が二人で1から手掛けて…毎日手入れをしているのです。アナベル…私共はまだ話があるからルシフェル様を案内してさしあげてくれ。」


ナックス伯爵は俺の言葉を聞き嬉しそうに言った。


(事前に伯爵の事を調べておいて正解だったな。調査結果には伯爵夫婦は邸の庭をとても大切にしているとも記載してあったからな…。)


俺はそんな事を考えていた。


「……はい…。お祖父様…。では…こちらへどうぞ…。」


アナベルはナックス伯爵に言われて一瞬表情を歪め複雑そうな表情で言った。


「ありがとうございます………。」


俺はアナベルの表情に思うこともあったが一先ずグッと堪えて王子様モードのまま言いアナベルについていった。


アナベルは庭へ行くまで喋ることなく歩いた。


庭に着いてもアナベルはどこかよそよそしくぎこちなかった。


俺はそんなアナベルにヤキモキして気が狂いそうなのを抑えてアナベルへ声をかけた。


「……アナベル…少しそこに座ろうか?」


俺は王子様モードのまま近くにあったベンチを指さして優しくアナベルへ言った。


「……はい…。」


アナベルは戸惑いながら言った。


そして俺とアナベルはベンチへ座った。


「まさか……アナベルが伯爵の家にいたなんて…驚いたよ…。あれから体調は大丈夫だったかい…?あの日…アナベルの顔を見ることなく帰ってしまったからとても…アナベルの体調が気になっていたんだ…。」


俺は王子様モードで切なそうな心配そうな表情を作り浮かべて言った。


「……療養も兼ねて…お祖父様達のところへ当分の間…お邪魔させてもらうことになったのです……。お兄様から…お聞きになりませんでしたか…?」


アナベルはぎこちなさを残したまま少し俯き気味に言った。


「……あぁ…。連休明けにアカデミーでアナキスにアナベルの様子を聞いたのだけど回復傾向にあると聞いたんだよ…。それなに…まさか療養しなければならない程だったとは…。」


俺はとても心配気な寂しそうな表情を作り浮かべ言った。


(アナベルは…アナキスが馬鹿正直に俺に言うと思っていたのか…。アナベルはまさかアナキスが俺に凄い剣幕であの日フルート侯爵邸を訪れた理由を問いただしてきたなんて知りもしないだろうな…。)


俺はそんな事を考えていた。


「え…?お兄様はお話にならなかったのですね…。てっきり私は…。」


アナベルは俺の話を聞き驚いた表情で言った。


「療養とはいっていますが…体調はほぼ回復したといってもいいと…思います。特に後遺症などもありませんし念のためにと言ったほうがいいかもしれません。あの日は…ルシフェルお兄様にもご迷惑かけてしまい申し訳ありませんでした…。」


アナベルは先程までのよそよそしさは抜けた様に申し訳なさそうに言った。


「そうか。回復しているのならば良かった。あの日、私が近くにいながらアナベルを助ける事ができず…申し訳ないと思いずっと気にしていたんだ。あの時はアナベルの意識がない姿を見て本当に血の気が引いたよ。アナベルを抱えて部屋まで運ぶ間も意識が戻らず…ただ…早くアナベルの意識が戻ることを願うことくらいしか出来なかった自分が悔しくてね。」


俺はあの日の事を思い出して自然と声を震わせながら言った。


「えっ?ルシフェルお兄様が私を運んで下さったのですか?」


アナベルは驚いた表情で言った。


「あぁ。アナキスから聞いてないのかい?」


俺は優しい表情を作り言った。


「はい。お兄様からはそんな話は聞いていませんでした。」


アナベルは小さく頷きながら言った。


(アナキスの奴。だが…心なしかアナベルのぎこちなさが緩和された様に感じる。いい感じだな。)


俺はそんな事を考えていた。


「そうなんだね。まぁ、わざわざアナベルに話すことでもない事だからアナキスも話さなかったのさ。」


俺は優しく作り笑い浮かべ言った。


「そうかもしれませんけど…私を部屋まで運んで頂きありがとうございました。」


アナベルは少し戸惑いつつ言った。


「そんな事気にしなくてもいいさ。とにかく…アナベルが元気そうで…本当に良かったよ。こうしてアナベルの元気そうな顔が見れて心からホッとしてるよ。」


俺はとろける様な優しい笑みを作り言った。


「はっ、はい。」


アナベルは少し困惑気味に言った。


「あっ、そうだ!父上から聞いたのだが母上がフルート侯爵家宛にお茶会の招待状を送ったみたいだね。今回は不参加との返信があった様だけど。」


俺はさも思い出したかの様な表情を作り言った。


「はい。お父様からからカイザー公爵夫人からのお茶会の招待状への件聞きました。せっかくお誘い頂いたのにお断りする形になり申し訳ありません。お父様も私の体調を考慮しての返信だったと思いますので。」


アナベルは申し訳なさそうに言った。


(まぁ…お茶会の招待状の件は俺が父上達に協力してもらった事だし…フルート侯爵からの返信内容も把握済みだったが…。アナベルはこの事を知る必要ないからな。)


俺はそんな事を考えていた。


「断りの理由はアナベルの体調を考慮してだったんだね…。てっきり前に私がお茶会の話をした時のアナベルの返事は社交辞令だったのかと少し寂しく思ってたんだよ…。」


俺は困り笑みを作り言った。


「そ…そんな…!社交辞令だなんて…。あの時のルシフェルお兄様からのお茶会の話は本当に嬉しかったのです…。」


アナベルは慌てて言った。


「本当に…?では…アナベルの体調が本調子になったら今度こそ我が家のお茶会へ来てくれるかい?」


俺は捨てたられた子犬の様な表情を作り言った。


「…っ!!……はい…。次は必ず参加させて頂きます。」


アナベルはグッという表情を浮かべながら言った。


「ハハ…絶対にだよ?アナベルの大好きな苺ショートケーキもたくさん用意しておくからね!母上も喜ぶよ!」


俺は満面の笑みを浮かべ言った。


(よし…。次こそは必ずアナベルが来るだろう…。アナベルが俺の家に来ると思うだけで興奮が止まらないな。)


俺はそんな事を考えていた。


「早く体調が万全になるといいね。アナキスもだいぶ心配している様だからね。」


俺は心配気な表情を作り言った。


「………。」


アナベルが急に黙った。


「アナベル…どうしたの?もしかして体調でも悪いの?」


俺は心配そうに言った。


「いえ…。大丈夫です。」


アナベルが言った。


「では…どうしたの?」


俺は心配そうに言った。


「……。実は…私…これからはお兄様に甘えてばかりなのを控えようと思っているのです…。」


アナベルが言いにくそうな表情で言った。


「え…?急にどうして?!」


俺は驚いた表情で言った。


「……。よく考えてみたら小さい頃からお兄様はいつも私にたくさん愛情を注いで可愛がってくれました。それは今でもずっと変わりません…。ですが…いつまでもお兄様に甘えてばかりじゃ良くないのでは…?このままだといつかお兄様の負担になってしまうのでは?と考える様になったのです…。」


アナベルは少し寂しそうな切なそうな表情を浮かべて言った。


(ハッ…!まさかこんな願ったり叶ったりの事が起きるとはな…。俺はいくら兄妹だとはいえ二人の距離が近い事が気に食わなかった。どうやってアナキスと…いやアナキスよりもアナベルとの距離を縮められるだろうと考えていた…。しかし…常にアナキスの存在があるから困っていたが…まさかアナベル本人からこんな事を言ってくれるなんて…。)


俺は顔は出さなかったが喜びを感じつつそんな事を考えていた。


(これからはアナベルにより近づく事ができそうだな…。喜びを表に出したいとこだが…。)


俺はそんな事を考えていた。


「でも…アナベルはそれでいいの?

きっとアナキスはアナベルに甘えられる事が負担になるなど思っていないと思うよ?アナキスとはアカデミーに入ってから知り合ったが…いつもアナベルの話をする時は優しい兄の顔をしていたんだよ?そんなに急いで決めなくてもいいんじゃないの?」


俺は真剣かつ心配そうな表情を作り言った。


俺はあえてアナベルとアナキスの仲を心配する様に言った。

その方が本当に俺が二人の事を考えていてくれると相手に思い込ます事ができるからだ。


「……しかし…。」


アナキスは少し驚いた表情で言った。


「一先ずは…アナベル自身が体調を万全にしてからまた考えてみたらどうかな?」


俺は優しい笑みを作り言った。


「……。はい…。分かりました。もう少しゆっくり考えてみます…。ルシフェルお兄様…ありがとうございます。」


アナベルは小さく頷きながら言うとその後笑みを少し浮かべて言った。


(あぁ…やはりアナベルに向けられる笑顔が一番だ。先程の様に怯えた様な目を向けられるのは耐えられないな…。)


俺はそんな事を考えていた。


「あぁ。」


俺は優しく笑みを作り言った。


その後…俺とアナベルはナックス伯爵邸の庭を見て回った。

アナベルが色々と説明してくれいつの間にかぎこちなさも完全に抜けいつものアナベルに戻っていた。


俺はアナベルとの二人きりの時間を心から楽しんだ。


ずっと会いたいのに会えなかったアナベルが俺の直ぐ側にいるという事実が俺を幸せな気持ちにした。


外が暗くなり始めた頃に父上達の話は終わり帰宅する時間がきた。

俺はアナベルと離れる名残惜しさに耐えながら父上と共にナックス伯爵邸を後にした。


(結局…何故アナベルが俺に対してあんな怯えた様な目をしたりまるで俺を避ける様な態度をとったのか聞けなかったな…。)


俺は馬車の中でふとそんな事を考えていた。


(まぁ…でも…最終的にアナベルの俺に対してのそんな雰囲気はなくなっていたからいいか…。今後はこれまでよりアナベルに会えるのだから…。)


俺はそんな事を考えていた。


父上は俺の計画通りナックス伯爵に種の成長過程の視察と称して忙しい自分に代わり俺がナックス伯爵邸を訪れる事をナックス伯爵へ伝えてくれた。

ナックス伯爵は快く受け入れてくれた。


(一先ず…アナベルがナックス伯爵邸へいる間だけでいいからな。その後はまた上手くやればいいだろう…。)


俺はそんな事を考えていた。


(しかし…アナベルに会い思ったが…俺はやはりアナベルなしでは生きていけないな…。アナベルの言葉や行動1つで感情が揺さぶられるからな。あぁ…今後は本気でアナベルを俺のものにするとしよう。改めてアナベルの存在の大きさを身をもって知ったな。)


俺はそんな事を考えていた。


俺はその日…アカデミーに帰ってからアルバムの中のアナベルの写真を見て改めてアナベルに会ったことの喜びを一人噛み締めたのだった………。


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