5.☆月☆日
⇢今日は私の中で驚きと混乱の1日だった。
今日はお兄様がアカデミーから帰ってくる日で私はそれを楽しみにしていた。
だけど2日前にお兄様から急にアカデミーで用事が出来たから帰れなくなったと手紙をもらった。
私はお兄様の帰りが1日伸びる事が残念で仕方なかった。
お兄様が帰ってきたら久しぶりに一緒に領地の街へ遊びに行こうと思っていたけど仕方ないと部屋の中でゴロゴロしていた。
私が部屋にいると執事のパトリスが慌てて私の部屋へやってきた。
パトリスは慌てた様子で我が家にルシフェルお兄様が訪れていると私に伝えた。
私はパトリスの言葉に驚いた。
ルシフェルお兄様が何故ここに?!と…。
私はすぐに着替えを済ませて急いで玄関先へと向かった。
玄関先には本当にルシフェルお兄様がいた。
私は玄関先に立っているルシフェルお兄様を見て…
"まるで王子様がそこへ立っているみたい…。"
と思わず思ってしまった。
私は幼い頃から好き絵本の影響か王子様に憧れを持っていた。
だから輝くオーラを放ち優しい笑みを浮かべるルシフェルお兄様が思わず王子様に見えてしまった。
私はそんな考えを振り払ってルシフェルお兄様の元へ駆け寄った。
何故ルシフェルお兄様がいるのか突然の事で驚いたけれど…どうやらルシフェルお兄様はわざわざお兄様が帰れないということを伝えにきてくれたみいだった。
わざわざその事だけを伝えに来てくれたというのに手土産までも渡してくれた。
それも…手土産の中身は私の大好きなイチゴショートケーキ。
手土産を受け取っていいのか戸惑ったけれど…イチゴショートケーキの欲に負けてしまった。
ルシフェルお兄様はなんて優しい人なのだろうと思った。
だから…ルシフェルお兄様が帰ると言った時に思わずケーキを一緒に食べようと誘ってしまった。
お兄様以外の貴族の男性を自分から誘うなんてはしたないかな…とも思ったけれどせっかく美味しいケーキなら一人でだべるより二人で食べたほうがより美味しいと思った。
ルシフェルお兄様は快く私の誘いを受けてくれたので私のお気に入りの庭のテラスへ案内した。
自分から誘ったくせに私はルシフェルお兄様と何を話せばいいかわからなくきごちない空気になってしまった。
だけど…ルシフェルお兄様が気を使ってくれたのか話を振ってくれたから段々とぎこちなさがなくなった。
私は話の流れでルシフェルお兄様にお茶会に憧れている事を相談した。
お父様達やお兄様にお茶会の話をしても流されてしまう事も話した。
すると…ルシフェルお兄様は自分の家のお茶会に私を招待してくださると言ってくれた。
ルシフェルお兄様のお家ならお父様達の参加の許可をしてくれるだろうと…。
とても嬉しかった。
ルシフェルお兄様はとてもキラキラしていて優しくて…私は本当に王子様とお茶をしながら話をしている気分になった。
そんな雰囲気が少し照れくさかった。
そして…ルシフェルお兄様が私に聞きたいことがあると言った時…パトリスが慌ててやって来た。
私は何かあったのかと心配になったがパトリスはお兄様が帰ってきた事を伝えにきてくれた。
私はお兄様が帰ってきたと聞いて嬉しくてルシフェルお兄様がいるのにいても立ってもいられなくて玄関先へと急いで向かった。
だけど…私は急いだあまりに…足を捻りバランスを崩した。
"転ける…!"と思ったときにはもう遅く私は思い切り壁にぶつかった。
ぶつかったと同時に頭を強く打ってしまったのか目の前が急にぼやけてきて意識が遠のいていった。
そして…私はどの程度気を失っていたのかは分からないけれど目を覚ました。
侍女のカナエは半泣きになりながら私が目を覚ました事に安堵していた。
だけど…私は目を覚まして医者から命に別状がないと聞かされても安堵する余裕などなかった。
何故なら…私は頭を打った事で前世の記憶が蘇り自分が転生者だと知っからだった…
それも…私が前世で読んでいたドロドロ系絶望BL漫画
"君を誰にも渡さない…"
通称・君わた
の世界の誰よりも無惨に殺されるキャラに転生してしまったことを…。
私は前世の記憶が蘇り内心混乱した。
とにかく頭を整理したのもありカナエ伝えにお兄様とルシフェルお兄様には今は休みたいから会えないと伝えてもらった。
そして…私はカナエにも部屋を離れてもらい一人頭の中を整理した。
そして…整理して出た答えが…とにかく今は逃げるに越したことはないということだった。
私はその日から自分が殺されず生き残る為に行動すると決意した。⇠
☆
この日…私は当初この日に帰ってくる予定だったお兄様の帰宅が1日遅れる事になったので自室で適当な格好でゴロゴロ…ダラダラしていた。
「はぁ〜…本当なら今日はお兄様と街へ出かけてたのにな…。」
私はため息をつきながらベッドの上で横になり呟いた。
「でも…仕方ないわよね。アカデミーでの用事だしね…。」
私は自分でもわかるくらい残念そうな表情で呟いた。
「今日は1日何をしようかな…。新しい茶葉の調合でもする?う〜ん…それとも一人で街へ出かけようかな…。 」
私は一人でぶつぶつとそんな事を呟いた。
すると…
コンコンッ!
部屋の扉が鳴った。
「アナベルお嬢様!」
扉を叩いたのは執事のパトリスでパトリスは何やら慌てた様子で言った。
私はパトリスの慌て様に何かあったのだと思い急ぎ部屋の扉を開けた。
「どうしたの?何かあったの?」
私は慌ててパトリスへ尋ねた。
「それが…カイザー公爵令息様がアナベルお嬢様へ伝言があると訪ねてこられているのです。」
パトリスは戸惑いながら言った。
「え?!ルシフェルお兄様が?!」
私はパトリスの言葉に驚きを隠せず言った。
(どうしてルシフェルお兄様がここへ?)
私は意味が分からずそんな事を考えていた。
「わかったわ…。着替えたらすぐに向かうからもう少しお待ち頂いていて。」
私はパトリスへそう言うとすぐにカナエにお願いして着替えをした。
私は着替えたらすぐに玄関先へと向かった。
階段をおりている途中で玄関先にいたルシフェルお兄様の姿が見えた。
私はルシフェルお兄様を見て一瞬息をするのを忘れそうになった。
(まるで…王子様がそこに立っているみたい…。)
私はルシフェルお兄様の姿を見て思わずそんな事を考えてしまった。
(ハッ…私ったら何を考えているのよ。いくら昔から王子様に憧れてるからって…。)
私はハッとなり雑念を振り払うかの様に考えていた。
そして…私はルシフェルお兄様の元へ到着した。
ルシフェルお兄様の突然の訪問に驚きと戸惑いがあったけれど…ルシフェルお兄様から訪問理由を聞いて理解した。
(わざわざ…お兄様が帰れない事をこんな場所まできて伝えにきて下さるなんて…。ルシフェルお兄様はとても優しい方なのね…。)
私はルシフェルお兄様の訪問理由を聞いてなんだが申し訳なくなりながらそんな事を考えていた。
ルシフェルお兄様はお兄様の事を伝えに来たくれただけでなくわざわざ…手土産まで用意してくれていた。
それも…私の大好物のイチゴショートケーキ。
それも首都で令嬢達にも人気だというお店のケーキ。
包装のリボンも私好みのかわいいリボンだった。
(こんなことまで気を使って下さるなんて…ルシフェルお兄様は本当王子様みたいだわ…。)
私はそんな事を考えていた。
私がそんな事を考えているとルシフェルお兄様が要件は伝えたから帰ると言った。
(わざわざ…こんな遠くまできてもらったのにこのまま帰らせてしまうのは申し訳ない気がするわ…。それにこの頂いたケーキ…大きそうな気がするから一人では食べ切れないわ…。一人で食べるより二人で食べた方が美味しい気がするわ…。)
私はそんな事を考えていた。
そして…私は迷ったけれどルシフェルお兄様に一緒にケーキを食べようと言った。
(あっ…私から誘ってしまった…。つい勢いに任せて誘ってしまったけどルシフェルお兄様嫌な気持ちになったかしら…。)
私は誘っておきながら不安になりそんな事を考えていた。
だけどルシフェルお兄様は嫌な顔1つせず自分もケーキが気になっていたと笑顔で言ってくれた。
私はそのルシフェルお兄様の笑顔にホッと安堵した。
安堵したのと同時にルシフェルお兄様の笑顔が王子様みたいにキラキラしていて胸がドキドキしていた。
その後、私は私のお気に入りの庭のテラスにルシフェルお兄様を案内して二人お茶を飲みながらケーキを食べた。
ケーキは首都で人気だけあってとても美味しかった。
今まで食べたイチゴショートケーキの中で一番美味しいと思うほどだった。
(う〜ん…私から誘っておいてこの微妙な雰囲気…私はお兄様以外のこれくらいの年齢の男性と話をする機会が少なすぎてこういう時に何を話せばいいか困るのよね…。どうしよう…。)
私は微妙な空気が流れる中ケーキを食べつつそんな考えていた。
だけど…私のそんな空気を察してくれたかの様にルシフェルお兄様が優しく笑顔で話を振ってくれたりしたお陰でいつの間にか微妙な空気がなくなり楽しく会話が出来ていた。
ルシフェルお兄様はその後も私の実は悩んでいたお茶会の話も親身になり聞いてくれた。
聞いてくれただけではなくルシフェルお兄様はカイザー公爵家のお茶会に私を招待してくれる約束までしてくれた。
(あんなに親身になって私の悩んでいた事を聞いて下さった上に気を使ってお茶会のお誘いまでしてくれるなんて…。ルシフェルお兄様はどこまで優しい方なのかしら。)
私はルシフェルお兄様の優しさを感じてそんな事を考えていた。
するとルシフェルお兄様が私に聞きたい事があると言った。
私が何だろうと思っていたらパトリスがやって来てお兄様が家に帰ってきたと報告してきた。
私はてっきりお兄様はこの日は帰ってこれないものだと諦めていたからお兄様が帰ってきたと聞いてつい嬉しくてルシフェルお兄様がいるのにお兄様のいる玄関先へと向かってしまった。
私は嬉しさのあまり急いだせいで途中足を挫きバランスを崩してしまった。
(まずい…。ぶつかるわ…。)
私はバランス崩した拍子に近くの壁にぶつかると思い考えた。
案の定…私は思い切り壁に頭を打ち付けてそのせいで気を失ってしまった。
私は…その後時間がそうかからず目を覚ました。
カナエは私が目を覚ました事に涙を浮かべながら安堵していた。
だけど…目を覚ました私は目を覚ました事に安堵など出来ず…むしろ…混乱していた。
頭を思い切りぶつけて気を失った際に…私は前世の記憶を思い出した。
そして…私は自分自身がいわゆる転生者だという事をこの日知ってしまった。
それも…前世で流行っていた小説の様に"気づいたら小説の世界に転生してました"的なあれだ…。
それも…私が前世で読んだことのある小説の世界へ……。
前世の私は…
中田なおという調剤薬局に勤める24歳の薬剤師だった。
小さな頃から色々な物を混ぜたりして何かを作るのが大好きだった私はある日、母と病院の帰りに調剤薬局に寄った際にガラス越しに薬を調剤している薬剤師を見て自分も薬剤師になりたいとう夢を持った。
薬剤師になるのはとても大変だと聞いたので私は中学の時から将来薬剤師になる為に猛勉強して晴れて国家試験にも受かり大学を卒業して薬剤師となった。
自分の夢だった薬剤師になれた事が嬉しくて薬剤師としての仕事をするのが楽しみでしかたなかった。
だけど…現実はなかなか厳しいもので私の勤めていた調剤薬局は稀に見るブラックさだった。
まだ新人ポジションの私は上司からこき使われまくりで休日返上なども珍しくなかった。
せっかく夢が叶ったのに毎日の激務で心身共に疲労の限界間近だった。
そんな時に大学の同期から気晴らしにと渡された小説が…
ドロドロ系恋愛絶望BL小説
《君を誰にも渡さない…》
通称・"君わた"
だった。
私は勉強漬けで漫画はおろか小説などもあまり読んでこなかったのでせっかく借りたのだからと"君わた"を読んでみた。
だが…初めて小説を読む私にはかなりハードな内容だった。
タイトルからして最終的にはハッピーエンドなのだろうと簡単に考えていたいた自分が甘かった。
"君わた"はハッピーエンドとはお世辞にも言えない程のバッドエンドまっしぐらのBL小説だった。
巷ではBL漫画や小説などが流行っているとSNSでも目にする事があったのBLという単語に抵抗はなかったもののとにかく内容が恐ろしかった。
とにかく主人公の執着さが狂気すぎたのだ。
好きになった相手の為なら手段は選ばない主人公。
一体この話中で何人人が死んだのだろうと思うほどだった。
見える先には絶望だらけだった。
絶望系の小説なのに謎に主要キャラはすべて美形だった。
特に悲劇的だったのは…
主人公が好きになった相手の妹だった。
兄が大好きな妹は兄が大好きな上にいつも兄にべったりだった。
主人公はそんな妹が癪に障り邪魔で仕方なくいつしかその妹に激しい憎意が生まれ最終的に主人公は愛する人を手に入れるのに邪魔な存在だったその妹を誘拐し極限まで痛めつけてから体をバラバラに切り刻みながら惨殺したのだった。
そんな悲劇的な内容を読んでしまったからか睡眠不足に陥ってしまった。
そんな心身疲労と睡眠不足の私へ追い打ちをかける様に小説を読んだ翌日の夜残業をしていた時に薬局の局長の奥様に局長の不倫相手だと勘違いされて刺されてしまい呆気なく死んでしまった。
そして…そんな私はどうやらこうして転生してしまった様だった。
それも…
小説・"君わた"に出でくる主人公が愛した相手の妹のアナベルとして…。
(よりにもよって…"君わた"の世界の…それも…無惨に惨殺されるアナベルに転生してしまうなんて…。)
私は前世の記憶を思い出しベッドの上でがっくしと肩を落として考えていた。
(神様も酷すぎる…。前世ではブラックな勤務先に加えてただの勘違いで刺されて死んでしまったというのに…転生先もブラックな世界だなんて…。私が一体何をしたっていうのよ…。前世ではまだ…恋愛もしてなかったのに…。仕事が落ち着いたら恋愛して結婚して家族を作って…ってまだやりたい事が沢山あったのに…。せっかく転生しても待つのは無惨に惨殺される結末だけ…。)
私は内心自分の置かれている立場に泣きそうになりつつそんな事を考えていた。
(しかも…"君わた"の小説の内容を変える事すら出来ない状況になってから前世の記憶を思い出すなんて…。)
私は更に考えていた。
そう…。
私がたとえ"君わた"の世界のアナベルに転生したとしても主人公や主な主要キャラに遭遇しなければバッドエンドの結末を変える事が出来たかもしれないけど…時すでに遅しの状況だった。
私は既に主人公にも主要キャラに遭遇してしまっていた…
"君わた"
の主人公はルシフェル・カイザー
カイザー公爵家の一人息子である。
つまり…ルシフェルお兄様の事。
主人公が愛する相手
のアナキス・フルート
フルート侯爵家の一人息子である。
つまり…私のお兄様。
主要キャラとして主人公の友達
のキール・バースト。
バースト侯爵家の一人息子である。
そしてもう一人は
ロザン・ドワ・ベルサール。
この国の皇太子である。
(終わった…。最悪…。本当に最悪以外に何もない…。まさかの主人公から主要キャラに全遭遇…。アナベルである私は準主要キャラってとこよね。)
私は泣きたくなるのを堪えつつそんな事を考えていた。
主人公であるルシフェルは幼少期にある事件に巻き込まれて女性不信になる。
ルシフェルは女性不信のまま青年になった。
そんなルシフェルがアカデミーへ入学して出会ったのがアナキスだった。
ルシフェルは見た目は怖いほど整っているのに常に冷たい表情で話し方も淡々としていた。
だけど…アナキスと出会ってからはアナキスにだけは表情を和らげ心を許していた。
アナキスは常に冷静でクールだった。
妹であるアナベルがブラコン全開でアナキスにベタベタするもそれに応える訳でもなく断る事もなく淡々としていた。
そのクールさはルシフェルに対しても変わることはなかった。
キールは貴族の息子にしてはとてもフレンドリーな性格でクールなアナキスにもガツガツと絡んでいた。
キールは密かにルシフェルを想っていた。
ロザンは皇太子であり皇太子妃を迎えなければならない存在にも関わらずロザンは自分とはまったく違う性格で交友的なキールに密かに思いを寄せていた。
(改めて考えると…"君わた"の主要キャラ達は恋をこじらせてるのよね…。)
私は"君わた"の内容をざっくり思い出しながら考えていた。
(だけど…主人公であるルシフェルは冷たい表情を浮かべて冷たいはずだったけど…私が実際にルシフェルに会った印象とは違う気がしたのよね…。冷たいとはほど遠い感じだったけどな…。誰が見ても王子様みたいな感じだったけど…。って…いやいや。でも…何にせよルシフェルにとって私は邪魔な存在であることに違いないわ…。今日ここへ訪れてきたのだって…もしかしたら私がどんな女か確かめてあわよくば殺す機会を伺う為だったとしたら?)
私はそんな事をゾッとしながら考えていた。
(とにかく…既に主要キャラに遭遇してしまった事実は変えることは出来ない…。だから…私が今後できる事は…お兄様には今までの様に甘えたりせずルシフェル…キール…ロザンの3人とこれ以上関わらない様にすることね。お兄様と過ごす時間が少なくなるのは寂しいけどブラコン全開で無惨に死ぬ結末を迎えない為には我慢しないといけないもんね…。)
私はそんな事を考えていた。
そして…
私は考えた末に出した結果は…
とにかく殺されず生き残る為に今はまず主要キャラ達から少しでも遠ざかり今後の事を改めて考ようということだった。
その為にまず私はカナエに部屋の外にいるであろうお兄様とルシフェルお兄様に体調がまだ優れないという理由で会えない事を伝えてもらった。
そして…私はこの日の夜に帰宅した両親に体調がどことなく優れないから休養の為にしばらくの間…今は領地を離れて暮らしている祖父母の家に滞在したいと願い出た。
私を心配した両親は私の願いを受け入れてくれたのだった。
そして…私は翌日からフルート侯爵邸を離れてお母様の生家でもあるナックス伯爵邸で過ごすことになった。
主要キャラたちと少しでも離れなければと思う私のこの行動が逆に主要キャラ達を刺激してしまう事になってしまった事などこの時の私は考える余裕もなかったのだった………
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