表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
へたくそ  作者: MO
79/102

第79話 だったらお前が

ざわついていた球場が一瞬静寂に包まれた。

そしてまたざわざわと騒ぎ始めた。


僕は声のした方を見た。

ライト側の内野スタンド上段に、上山くんの姿があった。


「あの野郎!」

高坂くんが上山くんを睨みつけている。


「相変わらずへたくそだなぁ。

 これじゃあ何のために練習してきたのかわかんねぇな。

 一緒に練習してくれた奴らにも申し訳ねぇだろ」

「うるせぇぞ!上山!」

高坂くんが言った。


上山くんはマウンドの方を見て

「大村は一生懸命投げてんのにな」

今度はベンチの方を見て

「池崎は怪我までしてチームのために頑張って」

高坂くんを見て

「高坂と松島がせっかく点数取ったのにな」

「上山・・・」

高坂くんは複雑な表情で上山くんを見ている。

「それ全部台無しにするつもりか!」

僕は何も言えずにうつむいていた。


「顔上げろ!」

上山くんの言葉に、僕が顔を上げると

「お前は野球をやりたいんだろ!試合に出たいんだろ!

 だったらこの場をもっと楽しめよ!自信持ってやれよ!」

「上山くん・・・」

「お前以上に練習してきた奴いるのか?いねぇだろ!

 だったらお前が一番だ!

 練習は絶対に裏切らねぇ!自分のしてきたことを信じろ!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ