表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
へたくそ  作者: MO
27/102

第27話 お前はどうなんだ?

「松島さん・・・」

大村くんは松島くんを見つめている。

金子くんは大村くんを突き放すように手を放し、ベンチに座った。


「お前はどうなんだ?」

上山くんが松島くんに向かって言った。

「お前がやりたいなら、俺は別にお前でも良いんだぞ」

松島くんは静かに答えた。

「俺はキャプテンに興味はねぇよ。お前がやりたいならやれば良い」

「そんな!松島さん!」

大村くんが間髪入れずに言った。

「ただし、お前が本当にやる気があるならだ」

松島くんは上山くんを真っ直ぐ見据え、

上山くんも松島くんを真っ直ぐ見据えている。


少しの沈黙の後、

「はぁ?なんだよそれ。やる気あるに決まってんだろ。なぁ」

上山くんの問いかけに、金子くんはニヤニヤ笑っている。

「じゃあ、問題ねぇな」

そう言うと、上山くんは立ち上がり、部室から出て行った。

金子くん、2年生部員たちも後に続き、1年生部員たちも出て行った。


部室に残ったのは僕と松島くん、大村くんと池崎くんの4人だった。

松島くんが歩き出し、部室を出ようとしたとき

「松島さん!」

大村くんが呼び止めた。

「どうしてですか?なんで上山さんの好きにさせておくんですか?」

松島くんは立ち止まったまま、何も言わなかった。

「松島さんだってわかってるはずです。

 このままじゃチームがバラバラになりますよ!」

松島くんはそれでも無言のままだった。

「松島さん、何とか言ってください!」

松島くんは無言のまま、部室を出て行った。

「松島さん・・・」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ