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俺、この戦いが終わったら魔法少女になるんだ  作者: 虹ぱぱ
二章:癒し手の魔法少女
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32話:魔力と間欠泉と特異点1

「大暮先生。四葉は?」


「四葉は先に行っています。放課後は結界強化とか色々作業がありますので」


「……そろそろ、教えてくれないか? その、色々を」


「……そうですね。私は、地上に逃げてから各地を点々としていました。そして最終的にここで生活することにしました。理由は……ここが間欠泉だからです。」


「間欠泉?」


 俺の疑問にカルマが答える。

「魔力のだよ。ここは多分、地下からの魔力が、自然的に吹き出す場所なんだろうね。」


「ええ。そうです。ですからこの地を住まいとしました。」


「なるほどねー。だから、ゆうきちゃんの魔力は高いのか……」


「……ゆうきちゃん……」

 大暮先生が、カルマの呟きに嬉しそうに答える。


「つまり、どうゆうことだ?」


「地上には魔力が薄いでしょ? だから、魔力って伸びにくいんだ。地底人の一般の平均魔力値は500前後だ。6000オーバーは破格だよ。」


「魔力値というのはわかりませんが……。確かに、私は平均より少し強い程度でした。それを、魔力の間欠泉を利用することで魔力を上げました。………………いつか、戻れるなら、カルマ君にあの時のお礼をしたかったから……」


「ふむ。……そうか。魔力が吹き出すのが放課後なのか?」


「ええ。そうです。ただ、吹き出すだけなら問題ないのですが……。いくつか、問題があって……」


「それが、四葉ちゃんみたいな特異点かな? あとは地下の魔物とか、魔力の変異体とかが一緒に吹き出てくるんじゃない?」


「はい。そうです! 魔物を退治する必要と、生徒を近づけさせない目的がありました。」


 その中で気になる単語を聞いてみる。

「特異点?」


「ん? ああ。鳩子ちゃん風にいうなら特別(スペシャル)だよ。魔力が一気に吹き出すんだ。元々の素養もあるけど、変異しやすいんだ。四葉ちゃんもそうゆう影響を受けた一人だろうね。」


「流石ですね……。そこまで、分かるなんて……。」

 大暮先生が呟く。


「そうです。私は、ここで間欠泉を見つけて、魔力を上げることにしました。その為に、教師になりました。そこで出会ったのが四葉です。」


 そう言って、四葉との経緯を話し出す。



 

 


短い;


次回『33話:魔力と間欠泉と特異点2』

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