統合失調症 山崎
目をつむっているだけでは眠れる気がしない、そんなあなたに。おやすみなさい。
バックグラウンド黒推奨
眠くなる話
私は35歳ですが私の出身の神奈川県ではたびたび私のことを気にかける女性が私に対して嫌がらせなどをしてきます。一度私は神奈川県の茅ヶ崎市のほうに出かけたことがありますがその時も電車の時間を狂わせるなど嫌がらせがありました。その女がなにを考えているのか私には検討もつきませんが私が茅ヶ崎市に行くことを嫌がっていたに違いありません。私の名前は山﨑真です。母がつけたこの名前は真っ直ぐな人になってほしいとの願いからです。ある女は私の中学時代の同級生で名前は確か中原でした。中原は中学時代には私のことを気にかけていなかったのですが数年前に一度ファミリーレストランで偶然にも会いました。私を見てそして笑かけてきました。その時に私に対しての好意があったのは確かです。なぜなら私の口を見ていました。私の顔はどちらかというと中性的だと思っていて唇が薄く目が大きいので小さいころはよく女の子と間違えられ母はそれを喜んでいました。中原は私の口を見ていましたので私に対して好意があることは明らかでした。中原はファミリーレストランでハンバーグのセットを食べていました。ランチにです。私の気を引こうと肉を食べていましたので私はどうしてこんなに積極的なのだろうと思い怖くなりその場を離れファミリーレストランから違い公園のベンチへ行きました。するとそこに中原が来たのです。小さな女の子をつれて私から近い砂場で遊び始めました。中原の子供に間違いありませんが中原はファミリーレストランで一人だったはずです。私がファミリーレストランから出て公園に来てまだ一時間と経っていませんので中原がファミリーレストランで私を見つけ気を引こうと自分の子供を連れてきたことは明らかでした。私はなんて自分勝手な女なんだと思いもう中原を恋愛の対象として見なくなりました。私が小さな女の子に釣られると思ったか!そんな自分勝手なやつは嫌いだ!と思い公園から自宅へ戻りました。中原とは今では全くといっていいほどあって居ませんが深夜に自宅の電話がワンコールだけ鳴ることがあるのでまだ私の出方を伺っているのでしょう。
自宅は一軒家で私が生まれた後父が建てたものですが父は私が27の歳の時に死にましてそれからは母と二人で住んでいますが最近母は私に時に冷たくあたるようになりました。理由をきくと私が一度も家にお金を入れず女も連れて来ずフラフラとしているからだと言いました。しかしそれは私のせいではありません。私は高校卒業し工場に就職しましたが周りの人間の私に対しての嫉妬による嫌がらせがあまりにひどく心を病んでしまったのです。工場の仕事をし始め半年とたったころには私のネームプレートがなくなるボールペンが出なくなるなど嫌がらせが始まりため息が出ました。そのネームプレートを見つけたのが津川という女性でした。津川は私の話を聞いて気にするなと言いネームプレートが落ちていた場所を教えました。その場所というのが事務所だと言うのです。そんなはずはありません。ネームプレートは事務所の黄色い小さな箱に入れてまとめて置いてあり朝そこから各自自分のネームプレートを探し胸元に付けるのですから嫌がらせの犯人がわざわざ見つかりやすい事務所の中に落とすはずがありません。津川が隠し私が困っているのを見て慌てて事務所に落ちていたなどと嘘をついたのです。私の気を引こうととんだ自演でした。しかし私は正直そのとき津川を嫌いになれませんでした。私の初恋の相手に似ていたからです。ネームプレートを付け仕事をはじめると雨が降り始めました。私の仕事に天気は関係ないですが皆が口々に帰りの傘の心配をし始めました。私は折りたたみ式の傘が常に鞄の中にありましたので皆が傘の心配をしている中悠々と仕事をしていました。しかし津川はそれが気に入らなかったようで私に対して山﨑さんは傘があるんでしょうからお話には混ぜませんよという風な顔をして私とは目も合わせませんでした。皆もそれを感じ取ったのかその日私に声をかけてきた人はいませんでした。私に対し嫉妬していたのです。私がいつも傘を持ち歩いていることはつまり私が頭脳明晰で雨に備え準備の良い人間だということなので傘を持ってきていない人間が私のような人間を妬むのは仕方のないことなのです。私は津川も愚かではないと思っていたのでもちろん傘を持っているだろうと思っていましたがやはり津川も愚かでした。私は津川に幻滅しました。むしろ私に対して嫉妬しネームプレートを隠し私に対して皆が無視をするようにしたのも津川でしたのでネームプレートを隠された時点で津川が愚かだと気付くべきでした。私は少しの間ながら津川を庇うようなことをしたことを後悔しました。初恋の相手に似ていたからといって津川が愚かなことには変わりがないのですからネームプレートを隠された時に津川を軽蔑すべきでした。そして津川に肩入れしている工場の人間もです。私は八ヶ月で工場をやめましたが今はもっと早くにやめるべきだったと思います。私はあんな女が働くところにいるべき人間ではないのです。津川はその後私に付きまとい私が大声で辞めるように言っても辞めないためにストーカー被害として警察に申し立てました。なので今後津川に付きまとい行為があり次第交番に行きます。付きまとい行為について詳しく言いますと1.毎日朝家の前を通り私の存在を確認し私がいると確認した場合は3時間ごとに違う服装で前を通る。2.私がコンビニエンスストアに飲み物を買う際に私の前にレジに並びわざと長く会計する。3.私が夜眠る際にわざと大きな音のする車で家の前を通る。4.私が母の働くスーパーにて惣菜コーナーにあるかき揚げが好きなことを知り私の行く時間(17時〜19時)までに売切れるように買い占める。5.私が家から出れないのは自分の付きまとい行為のせいだというのに郵便受けにチラシを大きな音で入れ出てこいと言う。6.傘のことをまだ気にしているのか雨の日は私の目の前に黒い傘の人が増える。7.母といることを知っているのにわざわざ見えるように手を振る。8.私が好きな色の黄色を使った鞄しか持たない。などあげて行けばきりのなくなるような量です。津川がこんなにストーカーな女だということは工場で一緒に働いていた頃には想像も出来ませんでした。ストーカーな女に好かれるということほど疲れることはないと思いました。津川の付きまとい行為のせいで私は就職活動が出来なくなり生活が苦しくなっているのですから津川には私が就職活動をし就職していたと想定した際の給料を請求したいと思っています。津川が傘を持ってきていなかったばっかりに私は家から出れないのですからいい迷惑です。私は傘だけでなく手袋や薬や予備の財布やゴム草履など沢山のものを持ってあるいているというのに津川には傘もなかったのです。私はよくそんな荷物の少なさで不安にならないのかと考えましたが所詮愚かな人間の気持ちは分かりませんでした。そんなことでは私の妻として認められるはずもなくストーカー行為をしたところで私の気持ちが変わるはずもないので津川の付きまといは全くの無意味だと私は何度も津川に言いましたしある日は家の前での見張りが明らかにいつものものと違い大人数だと感じたので工場の奴らだと思い直接工場へと足を運び私はもうあなた達のしていることを警察へ言ってありますので私が津川に対しての恋愛感情を諦めてストーカー行為を辞めなさいと言いましたがついに奴らは警察をも買収したのかなんと私が怒られるはめになりました。許されざる行為です。自分たちが傘を持ってこなかったというのに私を追い詰め津川の私に対する感情を使い嫌がらせやストーカー行為をしたというのに咎められるのは私なんてそんなことは絶対に許せるはずがありません。この件については今でもはっきりとストーカー行為が確認されます。工場が警察をも買収したために警察も取り合ってくれないので公然と工場の人間や工場の人間の親戚や知り合いなどのストーカー行為が行われています。私が家から出れないのはこのためです。
私の初恋の相手ですが中学の頃私は書道部に入っておりましてその部の中の深山という同級生です。深山は色の白く髪の綺麗な女性でした。書道部には皆揃って書く字と自分の好きな字を書くのとに日によって分かれていて深山はいつも自由な字を書く際に私の書く字と似た字を書きました。私が滝とかけば深山は海とかいたりです。深山は私の字が好きでしたしもちろん私も深山の字が好きでした。
深山には二つ違いの兄がいてその兄は頭脳明晰のスポーツマンでした。私が頭脳明晰で判断力があるのは深山の兄に憧れていたからに他なりませんが深山の兄が学校からの帰りにマクドナルドに寄っていたことを知り深山の兄がファーストフードなどを食べているということにショックを受け憧れるのをやめました。それについて深山の兄は私に対して申し訳なく思っていたようで深山が私に優しくなったのはそのためだと感じました。深山は私がテストでいい点を取ると書道で素敵な字を書いてくれました。やはり深山も深山の兄がファーストフードなどを食べていることがショックだったようです。やはり同じ深山の名前のつく人間なのだから家で栄養価の高いものを食べるのが当たり前だと思っていたように感じました。私はもちろんファーストフードなどは食べた事がありませんが一度だけケンタッキーフライドチキンというお店に行ったことがあります。母と二人でケンタッキーフライドチキンに行った時に食べたのはオリジナルチキンというものですが味が濃く塩気を多く感じました。やはりファーストフードは味気が濃く塩気が多いのですから深山の兄が食べていいものではないのです。私は深山の兄に憧れるのをやめました。しかしある日私が学校の休みの日に散歩へ出掛けると深山が深山と同じクラスの男と歩いている所を見つけました。深山はその男と手をつなぎ私を見て明らかに動揺していました。私があまりに深山に対して心にもなく無視したり恥ずかしくて顔を見られないことが多く深山はついに私の気を引くために他の男と出掛けたのです。私は深山のために後を追いました。深山に対し私も深山の事が好きなのだから他の男といて私の気を引く必要はないよと言わなくてはならないと思ったのです。深山はその男と手をつなぎながら楽しそうに歩いていました。私に見せつけるように。私は内心その男に同情をしていました。深山は私のことが好きだと言うのにお前はなんて可哀想なやつなんだと思い声をかける時を密かに模索していました。しかし深山とその男は深山の兄が行っていたファーストフード店に入っていったのです。私は目を疑いました。私の気を引くためとはいえ深山が嫌いなはずのファーストフード店に入るのはありえないと思いました。私は意を決してそのファーストフード店に入りました。中ではカウンター越しに注文を取るような下品な物々交換が行われていてまさか深山がここにと思いましたが深山はそのカウンターの一番右から二番目のところに並んでいましたので私は注意深く見ていました。深山はチーズバーガーのセットを深山の隣の男はフィッシュバーガーのセットを注文しました。私は深山が本当にファーストフードを食べるのか気が気でなくなり深山と男が二階へ向かうのを小走りでついて行きました。深山は私に気が付いていましたが無視をしていたようで相変わらず男と楽しそうに話しています。結論から言うと深山はファーストフードを食べました。あまりのショックに考えていた言葉がいなくなり頭が真っ白になりまして走って家に帰りなぜ深山は私の前でファーストフードを食べたのかを長く考えていました。
よい夢を。