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厄日にはこうするんだ

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

最近は使わなくなりました。

あー!! バベルが来た!!(꒪꒫꒪⌯)


今日はずっと雨が降っていて、スマホの画面を切り忘れて充電が赤マークで、帰宅時に待っていた物が届いて残業して……。そんな日だった。

だから今日は、自分にとてつもなく甘くする事にした。コンビニで何か買ってもいい、休日の予定を奮発してもいい、やりたくない事はやらなくていい。そんな夜にしようと思った。


家路に着くと、彼が迎えてくれた。少し不機嫌そうなのは、帰宅の連絡を入れなかったからだと思う。悪気はないんだ。だって充電が切れてしまったから。

「ごめんね。私の不注意で、スマホを放電してしまったんだ。だから多分、君からの連絡はガン無視してると思うよ」

「あぁ」

すると、ほんの少しだ吊り上がった目が垂れ下がる。どうやらお許し頂けたら様だ。

荷物を振りかざしながら、廊下を歩いていいると、彼の方から声が飛んできた。

「今日は残業したけれど、『くたばれ!! バベル!!』って叫ばないんだな」

「頑張れ!! 二時間残業コース!! じゃなかったから。あと、帰りに摘み食いしてきたから」

前の所ではよく使った常套句だった『くたばれ!! バベル!!』。今はもう、使う事は無くなった。なんせ扱う物が変わったのだから当然である。次の常套句は何にしようか考えておこう。

帰宅時の買い食いというのは、精神を安定させる為に必要である。背徳感が心を満たして、他の事を考えられなくなるから。

適当に荷物を部屋の中に放り込むと、彼の腕が私の腰に回った。すっぽりと抱き込むと、肩口に顔を埋める。

「何はともあれ、無事で良かった。帰る前には必ず連絡届いていたから」

「電池ないとね、やっぱり返せるものも返せないよ」

そう言って暫く抱き締め合った。嫌な日も、憂鬱な日も、忙しい日も、こうすると全て忘れてしまう。ハグとは素晴らしい文化である。

「今週さ、ケーキ、食べに行こうよ。昔懐かし藤田の。食べ放題は元が取れないから、セットの奴」

「それ見て飛ばしたのか……」

「うん。だから自分の落とし前、付けに行く」



オマケ 二時間

「あー……。何故人間は学ばないのか。驕りによって立てられた塔は崩壊するというのに……。お陰様で私がぶち壊したくなるよ……。くたばれ、バベル。落ちよ、雷……」

「チョコバー食べるか?」

多分、後書きをお読みの方々は私の事をよくお分かりかと思うんですよ。ナチュラルに口が悪いです。はい。


昔はよく使っていました。『バベル』。

今はあんまり使わなくなったので、別の言葉を考え中です。


充電が少ないことが何よりも不満なので、ゲームはしません。好きなことだけします。


まぁ、嫌な事があった日は、自分を甘やかす事が大事だと思うんですよ。

皆様もたまにはそんな日があっても良いと思うんです。

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