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異世界に召喚されたので、好き勝手に無双しようと思います。〜人や精霊を救う?いいえ、ついでに女神様も助けちゃおうと思います!〜  作者: 月城 蓮桜音
第二章

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第91話 夢から覚めても精霊界 ★リオ SIDE

 ソラと私は同時に目覚めたらしい。そして同時に作戦会議をしようと言った様だ……


「リオちゃん、大丈夫?寝てたのに疲れてるわねぇ?」


 婆やは凄いわね。黒猫姿の私が疲れてる事を見抜いたわよ……確かにグッタリしてるけども。


「大丈夫です……思ってたより夢の中での会話も現実の会話も変わらないんだって理解しました……」


「あ〜、分かる〜。下手するとリアルの方が楽かも?」


「そうかも。あぁ、でも、リアルの方がお腹は減るわ」


「あぁ、リオちゃんの御手手じゃおにぎり作れないだろうと思って、作って置いたわよぉ?」

 

 目の前におにぎりが乗ったお皿が!沢庵まであるわ!コテツさん、奮闘してくれて本当にありがとう……


「わぁー!婆やありがとう!大好きよ!」


 婆や素敵!超お腹空いてたから、おにぎりに齧り付くわよ。色々あって、思ったより時間が経ってたのね。


「ふふっ。喜んでくれて良かったわぁ」


「あ、バーちゃん、ユーグに会ったよ〜。元気……にしてたと思うよ〜?」


「ふふっ、ソラちゃんったら疑問系ねぇ?」


「あぁ、そう言えば精霊は消滅しても気にしないのですか?フェレットの子も気にして無い様でしたし?」


「人の死とは少し違うみたいねぇ。輪廻転生は同じ考えなんだけど、記憶を持ったまま生まれて来る子もいるらしいわぁ」


「まぁ大体はそうなのだが、とても悪い事をした精霊は女神の裁きにかけられて、記憶を消されてしまうがな」


「違う精霊として生まれるって事?」


「精霊界の草木となる事が多いと聞くがなぁ?我々もそこまでは把握せんからな」


「なるほど……え?じゃあ、ユーグとかフェレットちゃんは、いつかはこちらに戻って来れると?」


「あぁ、タイミング次第だな。シアの精霊は消滅して随分経つからな。戻って来れる可能性は充分にある。精霊界への貢献度も高いしな」


「へぇ……そう言う感じなのね?生まれ変わって帰って来る可能性があるのね……」


「婆も知らなかったわぁ。もしかしたらまた会えるかも知れないのねぇ?嬉しいわぁ……」


 婆やが涙を堪えている。この騒動が落ち着いたら会わせてあげようと思ってたりしたんだけどなぁ?まぁ、その時に考えましょう。


「えっと、それでね?あの場にいたフェレットちゃんが言うには、ソラは『黒いモヤ』に飲み込まれそうになったと。そして私は『黒いモヤ』を弾けそうだと」


「正しくは〜、『黒いモヤ』がリオを避けた様に見えたんだけどね〜?」


「ふむ、本当に弾けるならやりようがあるなぁ……」


「リオちゃんがキーマンになるのは間違い無いとして、どうしたら良いのかしらねぇ?」


「あぁ、それなのですが……噴水には2つの魔道具が隠されているらしいです。予想通り、擬態魔法を解けない様にする魔道具と、ボーッと思考能力を落とす魔道具。この2つを壊したいと思うのですが……」


「どちらかに絞った方が良さそうだよな?」


「えぇ。擬態魔法の方は、私に取っても解けない方がありがたいので、壊さなくても良いかと。なので、次回教会の噴水に近付いたら、ボーッとする魔道具の方を壊そうと思います」


「どちらがボーッとする魔道具なのか分かるのか?」


「ボーッとする方は、『黒いモヤ』を出してるみたいですよ?」


「それは間違え無さそうだな……」


「それで、私が見つけた『黒いモヤ』の集まっている、木の近くにある建物の2階にあるバルコニーも確認したいと思うんです」


「さっきはその様な話題は出なかったであろう?」


「意図的に消されてた可能性が高いですね。私も忘れてた事を忘れてたので……その時の状況を皆んなと浚っていたら思い出した感じですね」


「ほぉ……それは心配だなぁ?異世界人であるリオにも影響があるとは。この世界の者達とは多少違うだろうから、効かない魔法もあると思ったんだがなぁ……」


「それが、『黒いモヤ』を弾ける可能性なのかも知れませんし?取り敢えず、話しを進めましょうか」


「そうだな……次回教会へ行く時は、噴水のモヤがある方の魔道具を壊し、『不自然な木』の近くの『黒いモヤが集まる場所』を危なくない程度、調べて来ると……」


「今から行って来ようと思うのですが?」


「あちらは夜かも知れないわよぉ?」


「精霊には時間って関係無いのでは?逆に夜の方が動きやすそうだと思っちゃったわ……」


「うん、恐らくリオの言う通りだね〜。ニンゲンが寝てる夜の方が調べやすいかも〜?」


「ソラ、精霊ってダンジョンとか潜る?」


「夜は間違い無く潜らないよ〜……」


「チッ……」


「精霊は昼でも潜らないものだぞ……」


「この騒動が落ち着いたら、ダンジョンに潜りたい」


「どうしてそう思ったのぉ?」


「コテツさんの日記帳に材料が色々書いてあったのを思い出したのよ。」

 

「要らん事まで思い出したな……」


「まぁ、取り敢えずは解決してからだね〜。ちゃんとカミルには報告しないと怒られると思うよ〜」


「うっ!そこだけは現実を見せて来るわね……」


「いや、そっちの方が楽だとは思うが?まぁ、教会には直ぐに行くのか?」


「ソラは眠い?」


「オイラ、目が覚めたよ〜……」


「じゃあ行こうか」


「そんなに気軽で良いのかなぁ〜?」


「考えたって仕方ないわよ。行ってみなきゃ分からないんだし?取り敢えず当たって砕けろよ」


「砕けちゃ駄目だよ〜。リオ、徹夜のテンションになってない?」


「確かに、ちとテンション高めだな?」


「え?本当に?それはマズいわね……失敗は許されないわ。ソラも居るんだしね」


「ん〜、じゃあユーグ達に報告しに行こうか〜?」


「アドバイスでも貰えたら良いんだけどね……」


「あぁ、リオ眠くなって来た〜?」


「普通にちゃんと寝たい気もするけどね」


「早めに話題を切り上げて、しっかり寝れる様にしようね〜。後は、疲労回復魔法かけてから夢に入ろ〜?」


「あ、それ良いわね!回復魔法かけるわね」


 ⭐︎⭐︎⭐︎


『ん……?あぁ、夢の中かしら?』


『やぁ、お嬢さん。先程振りだね』


『お姉ちゃん、こんばんはー!』


『あら、フェレットちゃんは元気になったのね?』


『うん!伝えなきゃって重荷が降りたからねー』


『その割には途中で忘れてる所が精霊だよね……』


『そうだね〜。それはもう仕方ないよね〜』


『ソラ!良かった合流出来たわね』


『うん。合流も上手にできる様になったかも〜?リオが寝れば、いつでも夢に会いに行けそうだよ〜』


『へぇー。ソラは出来る事が増えて凄いわね』


 ソラの頭を撫で撫でする。今の所、夢の中でしか人の形に戻れないから、今のうちに柔らかな毛並みに癒されたいわね。


『それで、どうなったのかな?』


『また教会へ行って、噴水のボーッとする魔道具を壊す事と、『怪しい建物』に潜入する事になったわ』


『この後は少し睡眠を取ってから行くのかい?』


『えぇ。私のテンションがハイ過ぎてヤバそうだったから寝ようと思うわ……』


『ふふふ。シアも若い頃はテンションが高過ぎると、爺さんを振り回してたよ』


『えー!イメージ出来ないわ……どちらかと言えば、爺やが婆やを振り回してるイメージよ?』


『まぁ、恐らくお嬢さんと一緒で、たまにだったからねぇ?爺さんも喜んで振り回されてたよ』


『なるほど〜。ここにカミルが居れば、リオに振り回されてたんだね〜?ハハハハ』


『まぁ、そうなるわね……私に喜んで振り回されてくれるのはカミルだけだしね。さて、そろそろ寝るわよ?』


『相変わらず自分を過小評価するね〜。まぁ、良いけど〜。寝るのにはオイラも賛成だからね〜』


『僕が少し深い睡眠に誘ってあげようね。2人とも、ゆっくりおやすみ……』


 あぁ、心地良い……眠い時にグラッてする感覚だわ。横になってるのに倒れそうになる感覚っていうの?意外とこの感覚好きなのよね。まぁ、そんなに長い時間グラッグラしてる訳では無いからだろうけど……スヤァ……

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