表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者なんて面倒事はごめんだ  作者: ガッデム
8/89

1章 7話 

母上の元に通い始め6ヶ月ほどたった


この世界の文字は30字があり、その30字を組み合わせ単語を作るものでこれは英語にほとんど一緒だ、ただ文法が前から順に書く日本語と同じだった


自分の記憶にあるものは日本のものが多くある事から以前は日本人だったのだと思う、その為か文法に関しては全く違和感なく文字も30字ですぐに覚える事ができた


ただ本を読むレベルまで単語を覚えるのに6ヶ月かかった


だが、これで自分の読みたい本が読め情報収集が捗るというもの


さて俺が向かっているのはこの家にある図書室だ


図書室とはいうがそれほど大きくはないが辺境にある男爵家にしては大きいとは思う


それも母上が本を読むことが好きなのと教育面で使う為に子爵家から多くを持ってきたとのこと


母上に本を読んでもらっている時教えてもらった


母上に読んでもらった本である程度この世界ことや情勢がわかってきた


この地には多くの国が隣接していた


まずは俺が今住んでいる王家の血を最も尊き者とするリアリスト王国が北東を、魔法を封印で関わりあるリューニカ聖国は南に、実力主義を掲げる軍事国家であるバルタニア帝国は北西を、魔法や魔道具の研究、開発が盛んなマドディッド魔法国は南西、国の始まりが商人が集まってできたという少し変わった商人の国フィオーレ連合国家が南東を統治している


それぞれ特色のある国々は昔は戦争を繰り返し領地の拡大に努めてきたが、魔王が出現以降は人類同士の戦争はなくなった


平和になった世の中で俺はとある職業を注目した


それは冒険者だ


魔王の眷属として召喚された魔物達か魔王討伐以降もその存在が消えることはなく、この地に適し繁殖してしまったのだ


冒険者は魔物の討伐が主な仕事で、他には薬草などの採取、過去の遺跡やダンジョンの探索など多岐にわたる


冒険者とは自由の象徴だ、自分に実力があればそれに見合った地位と名誉が手に入る、それに以前の世界の記憶が身である俺にとっては冒険者という職業は憧れがある


冒険者があると聞いた瞬間心の中で冒険者になることを決めたのだ





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ