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勇者なんて面倒事はごめんだ  作者: ガッデム
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1章 3話 

初めランプのような物を持っているのだと思った


だが、よく見ると指の先にビー玉ぐらいの大きさの光を放つ球のようなものが浮かんでいた


完全に独立したその光の球は俺の記憶の中にも科学でも証明できないものだ


俺は他にも手から水をだし食器を洗っている光景も見えた


『魔法』そんな言葉が頭をよぎる


地球で生きた者ならば皆は一度は心の中で思ったことだろう、魔法を使ってみたいと


俺もその一人だ、自分も魔法が使えると考えただけ気持ちが高揚するのを感じる


魔法を行使するには何が必要なのかを観察した


わかったことは1つ、まだ何を言っているのかはわからないが魔法が発動する前には魔法に対応した呪文を唱えていたのだ


俺は何度も手からの水を出す魔法の呪文を聞き覚えた


そして俺の記憶の中にある魔法について思い出す、魔法を発動するには魔力、MPといったエネルギーが必要となるという考えがゲームやマンガでは普通だ


俺はこの2つを意識して魔法を練習した


呪文に関しては聞くのと詠唱の反復練習


聞くに関しては発音やイントネーションなど一言一句間違いないように覚えたが詠唱に関しては赤ちゃんなので上手く口が動かないので体の成長待ちになっている


魔力に関しては他の人に聞けない以上、同じ境遇である異世界転生ものの小説や自分の考察など思いあたるものを片っ端から試していくしかない


どれが正しいのかわからないので気が遠くなることは間違いないのだが、今の俺には時間だけはあるし魔法が使えるかと思うとそんなことなど些細なことなのだ


魔法を使える自分を想像しながら練習に励むのだった




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